メルスプランは約20年間据え置かれていた月額費用を、2024年1月と2025年6月の2回にわたって改定しました。いずれも原材料・物流コストの上昇が理由です。現在(2025年6月以降)の最低月額は2,310円〜(1ヶ月交換レンズ・コンタクトのみ・両眼)、人気の1DAYプレミオは月額6,270円(両眼)です。
メルスプランの値上げは2回|時系列まとめ
メルスプランはメニコンが提供するコンタクトレンズの定額制サービスです。1997年のサービス開始以来、約20年間にわたり月額費用を据え置き続けてきましたが、昨今のコスト増加に対応するため、2024年と2025年の2回にわたって値上げが実施されました。
2026年5月時点の情報:本記事は2026年5月時点の情報をもとに作成しています。今後さらなる改定が行われる可能性があります。最新情報はメニコン公式サイトでご確認ください。
2025年6月の値上げ内容(2回目・最新)
2025年4月21日、メニコンは2025年6月21日よりメルスプランの月額費用等を改定することを発表しました。発表によると、「原材料等の調達コストや物流コスト、人件費等の増加、並びに製品の安定供給とサービス提供を維持するため」の改定とされています。
改定前・改定後の料金一覧(2025年6月)
以下の表は、メニコン公式発表に基づく改定前後の月額費用の比較です(すべて税込)。
| 対象レンズ | 改定前(両眼) | 改定後(両眼) | 値上げ幅 | 改定前(片眼) | 改定後(片眼) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1DAYメニコン プレミオ | 5,940円 | 6,270円 | +330円 | 3,960円 | 4,180円 |
| 1DAYメニコン プレミオ トーリック / マルチフォーカル |
5,940円 | 6,490円 | +550円 | 3,960円 | 4,290円 |
| メニコンティニュー メニフォーカルZ |
2,640円 | 2,970円 | +330円 | 1,760円 | 1,980円 |
| メニコンソフトS、メニコンソフト72 メニコンZ(ZE-1含む)など |
2,310円 | 2,640円 | +330円 | 1,540円 | 1,760円 |
出典:メニコン公式「価格改定のお知らせ」(2025年4月21日)
年間費用への影響:2025年6月の値上げによる年間費用の増加額は、レンズ種類によって異なります。1DAYプレミオ(両眼)は月330円増 → 年間3,960円増、トーリック/マルチフォーカル(両眼)は月550円増 → 年間6,600円増となります。
今回の値上げで対象外のレンズ・コースは?
2025年6月の値上げは一部のレンズに限られており、以下は今回の改定対象外となっています。
- 上表以外のメルスプラン対象レンズ(1DAYメニコン MelsME、Magic、フォーシーズン、2WEEKシリーズなど)
- ケアプラスコース(ケア用品付きオプション)
1DAYプラスについて:1DAYプラス(プレミオシリーズ対象)も2025年6月21日より価格改定が行われています。詳細はメニコン公式サイトにてご確認ください。
2024年1月の値上げ内容(1回目・約20年ぶり)
メルスプランは1997年のサービス開始以来、約20年間にわたって月額費用を据え置いてきました。しかし、昨今の調達コストの大幅な上昇や物流費高騰等に対応するため、2023年11月10日に初の値上げが発表されました。
メニコンは公式に「企業努力のみでは現在の価格を維持することが困難となった」とコメントしており、2024年1月21日より月額費用等の改定が順次実施されました。
各コース別の改定時期(2024年)
| コース | 改定実施日 | 備考 |
|---|---|---|
| メルスプラン本体(主要レンズ) | 2024年1月21日 | 1DAYプレミオ:約5,500円→5,940円(+約440円)※ |
| 1DAYプラス(プレミオ・Reiシリーズ) | 2024年2月21日 | — |
| 1DAYプラス(Magicシリーズ) | 2024年3月21日 | — |
| ケアプラスコース | 2024年4月21日 | — |
| メニコン1DAYシリーズ、フォーシーズンシリーズ | 対象外 | 2024年の改定対象外 |
※2024年改定前の料金は参考値(複数の第三者情報源より)。詳細な全レンズ種別の2024年改定前後料金は、メニコン公式の価格改定表をご確認ください。
出典:メニコン公式「価格改定のお知らせ」(2023年11月10日)
メルスプランが値上がりした理由
メニコンが公式発表で挙げている値上げの理由は、2024年・2025年いずれも以下の要因です。
- 原材料・調達コストの大幅な上昇:コンタクトレンズ製造に使用する素材のコストが上昇
- 物流費の高騰:燃料費・輸送コストの増加
- 人件費の増加(2025年の改定で追加言及)
- 製品の安定供給とサービス維持:品質を保つための投資
特に2024年の発表では「開始当初より約20年間、変わらぬ月額費用を維持してきたが、企業努力のみでは困難になった」と説明されており、メニコンとしては長期間値上げを抑えてきた背景が強調されています。
参考:コンタクトレンズ業界全体でも、2023〜2025年にかけて製造コストの上昇を受けた価格改定が相次いでいます。メルスプランの値上げはメニコン単独の動きではなく、業界的なコスト転嫁の流れによるものです。
値上げ後のコスパを検証|月6,270円は高い?
値上げを受けて「メルスプランを継続すべきか」と悩んでいる人も多いでしょう。実際にバラ買い(通販)との費用を比較してみます。
バラ買い(通販)との比較
最も人気の高い「1DAYメニコン プレミオ」を例に、メルスプランとバラ買いの年間費用を比較します。
| 項目 | メルスプラン(月6,270円) | 通販バラ買い(目安) |
|---|---|---|
| 月額費用(両眼) | 6,270円 | 3,000〜5,000円程度※ |
| 年間費用(12ヶ月) | 75,240円 | 36,000〜60,000円程度※ |
| レンズ無料交換 | ✓ あり(度数変更含む) | ✗ なし |
| 眼科定期検査 | ✓ 加盟施設で対応 | ✗ 別途費用 |
| 破損・紛失サポート | ✓ あり(一部負担あり) | ✗ なし |
| 定期配送(ムータン) | ✓ 無料 | 配送料かかる場合あり |
※通販バラ買いの価格はショップ・セール状況により大きく変動します。
※メルスプランには入会時に入会金3,300円(税込)と月額費用2ヶ月分が初回にかかります。
純粋なレンズ代だけを比べると、通販バラ買いの方が安くなるケースが多い傾向があります。ただし、メルスプランには眼科での検査・レンズ無料交換・破損サポートが含まれている点で、単純な価格比較では見えない価値があります。
継続がお得な人・見直しを検討すべき人
- 毎日コンタクトをフルに使う
- 度数が変わりやすい・不安定な人
- レンズの破損・紛失が多い(特にハードレンズ)
- 眼科での定期検査をセットで受けたい
- コンタクトを使い始めたばかりで種類を試したい
- 週に数日しかコンタクトを使わない
- 度数が安定していてレンズ交換の必要がない
- 通販でまとめ買いしてコストを抑えたい
- すでに定期的に眼科へ通っている
- 2回の値上げで年間費用の増加が気になる
参考:Amazonでの1DAYメニコン プレミオ価格推移
メルスプランを検討・継続する際の参考として、Amazonで販売されている1DAYメニコン プレミオの価格推移をご確認ください。定額制のメルスプランと通販バラ買いの価格差の参考になります。
※上記はAmazonでのバラ売り価格です。メルスプランの月額費用とは異なります。Amazonの価格は日々変動するため、購入前に必ずご確認ください。
よくある質問
2026年5月時点で、メニコンから追加の値上げに関する公式発表はありません。ただし、原材料費・物流費・人件費のコスト動向によっては、将来的な改定が行われる可能性はゼロではありません。最新情報はメニコン公式サイトのニュースページでご確認ください。
はい、既存会員にも適用されます。2025年6月の改定では、既存会員向けに改定内容の案内文書が別途配布されました。改定日以降に支払いが発生する分から新料金が適用されます。詳細な適用タイミングはメルスプランの公式FAQまたは加盟施設にお問い合わせください。
メルスプランは入会から1年間は解約できないルールがあります。1年経過後は、退会希望日の前月20日までに加盟施設での申し出が必要です。なお、退会の手続きは店舗(加盟施設)への来店が必要となります。
2025年6月21日の改定対象外となっているのは、1DAYメニコン プレミオ・トーリック・マルチフォーカル、メニコンティニュー/メニフォーカルZ、メニコンソフトS/72/Z/アイスト/EX以外のレンズ(Magic、フォーシーズン、MelsMEシリーズ、2WEEKシリーズなど)およびケアプラスコースです。詳細はメニコン公式の価格改定表でご確認ください。
この記事のまとめ
- メルスプランは2024年1月と2025年6月の2回値上げされた
- 1DAYプレミオ(両眼):5,500円→5,940円→6,270円と段階的に上昇
- 値上げ理由は調達コスト・物流費・人件費の上昇(公式発表)
- 現在の最低月額は2,310円〜(1MONTHメニコン MelsME・コンタクトのみ・両眼)
- 毎日フルに使う人・レンズ交換が多い人は継続が有利な場合が多い
- 週数日しか使わない人・度数が安定した人は通販バラ買いも選択肢
