クレジットカードのポイントをもっとお得に貯めたい——そう感じているなら、「ポイント二重取り」を試してみてください。クレカとコード決済・電子マネーを正しく組み合わせるだけで、毎月の買い物ポイントが最大2.0%以上に引き上げられます。この記事では、二重取りの仕組みから最強の組み合わせ、失敗しないコツまで、プライシー編集部がわかりやすく解説します。
クレジットカードをコード決済・電子マネーと組み合わせると、支払いのたびに2種類のポイントが同時に貯まります。以下が主要な組み合わせと還元率の早見表です。
| 組み合わせ | 合計還元率 | 向いている人 |
|---|---|---|
| dカード × d払い + dポイントカード提示 | 最大2.0% | ドコモ/dポイントユーザー |
| リクルートカード × 楽天Edy | 最大1.7% | 高還元率を重視する方 |
| 楽天カード × 楽天ペイ(楽天キャッシュ) | 最大1.5% | 楽天経済圏ユーザー |
| イオンカードセレクト × WAON | 最大1.5% | イオン系列ヘビーユーザー |
| ビックカメラSuicaカード × Suica | 最大11.5% | ビックカメラでよく買い物する方 |
※ dカード×d払いの2.0%はdポイントカード提示を含む三重取り時。ビックカメラSuicaカードの11.5%はビックカメラ店舗でのSuica払い時。各還元率は条件によって異なります。
クレジットカードのポイント二重取りとは?仕組みをわかりやすく解説
「ポイント二重取り」とは、クレジットカードのポイントと、コード決済・電子マネーのポイントを同じ支払いで同時に獲得する方法です。通常、クレカだけで支払うと1種類のポイントしか貯まりませんが、二重取りを活用すれば同じ金額の支払いで2種類のポイントが貯まります。
二重取りには、大きく分けて3つのパターンがあります。自分の使い方に合うパターンを選ぶのが、長続きさせるコツです。
① チャージポイント付与
↓
電子マネーで支払い
② 支払いポイント付与
↓
コード決済で支払い
① クレカポイント付与
② コード決済ポイント付与
① クレカポイント付与
+
ポイントカードを提示
② ポイントカード付与
チャージ型:クレカでチャージ → 電子マネーで支払う方法
チャージ型は、クレジットカードで電子マネー(楽天Edy、WAONなど)に残高をチャージした際と、その電子マネーで支払った際の2回ポイントが付く仕組みです。
たとえば「楽天カード → 楽天キャッシュ(楽天ペイ)」の場合、楽天キャッシュへのチャージ分でポイントが付き、さらに楽天ペイで支払う際にもポイントが貯まります。事前にチャージしておく手間はありますが、還元率が高くなりやすいのがチャージ型の特徴です。
紐付け型:クレカをコード決済に登録して支払う方法
紐付け型は、クレジットカードをd払いなどのコード決済アプリに「支払い方法」として登録し、コード決済で買い物する方法です。支払いはクレカから引き落とされるため、クレカのポイントが付くと同時に、コード決済側のポイントも貯まります。
初期設定(アプリへのカード登録)が一度で済み、あとは普段通りコード決済を使うだけなのが魅力です。dカード×d払いの組み合わせが代表例で、手間なく始められます。
提示型:クレカ払い + ポイントカードを提示する方法
提示型は、レジでクレカ払いをしつつ、楽天ポイントカードやdポイントカードなどの共通ポイントカードを提示する方法です。クレカのポイントとポイントカードのポイントが同時に貯まります。スマホアプリのバーコードを提示するだけなので、財布が増えないのも便利ですよ。
【還元率別】ポイント二重取りの最強の組み合わせ
ここでは、プライシー編集部が厳選した5つの組み合わせを還元率の高い順にご紹介します。自分がよく使うサービスや日常の買い物スタイルに合わせて選んでみてください。
dカード × d払い + dポイントカード(最大2.0%)
さらに対象店舗でdポイントカードを提示(+1.0%)= 三重取り最大2.0%
年会費: dカード 永年無料
設定方法: d払いアプリの「お支払い方法」でdカードを選択するだけ
dカードをd払いに設定するだけで、d払いのポイント(0.5%)+ dカード支払い特典(+0.5%)= 合計1.0%の二重取りが自動で始まります。さらに対象店舗でdポイントカードを提示すれば+1.0%が加わり、合計2.0%の三重取りも可能です。年会費が永年無料なので、コストを気にせず始められる点も魅力です。
リクルートカード × 楽天Edy(最大1.7%)
注意①: VISAまたはMastercardのみ有効。JCBブランドでは楽天Edyチャージのポイント対象外
注意②: チャージポイントの付与は毎月16日〜翌月15日の合計3万円まで(nanaco/モバイルSuica/楽天Edy/SMART ICOCAの合算)
リクルートカードはチャージ時の還元率が1.2%と業界水準を上回るのが強みです。楽天Edyの支払い分0.5%と合わせると合計1.7%になります。特定の経済圏に縛られず使えるのが魅力ですが、JCBブランドは対象外である点と月3万円の上限は事前に確認しておきましょう。
楽天カード × 楽天ペイ(最大1.5%)
1.5%の達成条件: カウント期間(前々月16日〜前月15日)中にアプリで楽天ポイントカードを2回以上提示
注意: 楽天キャッシュにチャージできるのは楽天カードのみ(他社クレカは不可)
楽天ユーザーにとってなじみやすい組み合わせですね。ただし最大1.5%を得るには楽天ポイントカードの提示条件が必要です。条件を達成できない場合は合計1.0%になりますので、楽天ペイのポイントプログラムをあらかじめ確認しておくと安心です。ルール変更の予定が一時アナウンスされていましたが現在は「見合わせ」となっています。最新情報は楽天ペイ公式サイトでご確認ください。
イオンカードセレクト × WAON(最大1.5%)
毎月10日「ありが10デー」: WAON払いが5倍となり、チャージ分と合わせて約3.0%相当に
設定方法: イオンカードセレクトのWAONオートチャージ機能をONにするだけ
イオン系列店での買い物が多い方に特におすすめです。イオンカードセレクトのWAONオートチャージ機能を設定しておけば、残高不足を気にせず自動で二重取りが続きます。毎月10日の「ありが10デー」は5倍ポイントでお得度が大きく上がりますよ。
ビックカメラSuicaカード × Suica(最大11.5%)
ビックカメラ以外: JRE POINT 0.5〜1.0%程度(一般的な加盟店)
注意: チャージでの1.5%還元はモバイルSuicaまたはオートチャージ限定。券売機チャージは0.5%
ビックカメラで家電や日用品を購入する方にとっては圧倒的な還元率です。11.5%はビックカメラ店舗でのSuica払い時のみですが、それ以外の場所でも通勤・通学時のSuicaチャージでJRE POINTが1.5%貯まります。日常的に電車を使う方なら、ポイントが自然と積み上がる組み合わせといえます。
自分に合う組み合わせの選び方【フローチャートで判断】
「どの組み合わせが自分に合うかわからない」という方は、普段よく使うサービスを起点に選ぶのが一番シンプルです。以下のフローチャートを参考に、あなたに合う組み合わせを見つけてみてください。
編集部からひとこと: 迷ったときは「よく行く店・よく使うサービス」で決めると長続きしやすいですよ。どのサービスも初期設定は5〜10分ほどで完了します。まず1つ試してみることをおすすめします。
クレジットカードのポイント三重取りする方法
二重取りに慣れたら、さらに「三重取り」を狙う方法もあります。三重取りは、コード決済で支払う際にポイントカードも同時に提示することで実現できます。
- ① クレカのポイント(チャージ時または紐付け時)
- ② コード決済のポイント(支払い時)
- ③ ポイントカードのポイント(提示時)
三重取りの具体例①:dカード活用
dカードをd払いに設定してd払いで支払い(d払い0.5% + dカード特典0.5% = 1.0%)しながら、対象店舗でdポイントカードを提示(+1.0%)すると、合計最大2.0%の三重取りになります。
三重取りの具体例②:楽天活用
楽天カードで楽天キャッシュにチャージ(+0.5%)→ 楽天ペイでコード払い(+1.0%、条件達成時)+ 楽天ポイントカード提示(+1.0%)で、合計最大2.5%の三重取りができます。楽天ペイの1.0%はポイントプログラム条件を達成した場合です。
三重取りに対応している主なコード決済は、d払い・楽天ペイ・au PAYなどです。ポイントカードを提示できる加盟店かどうかは店舗によって異なりますので、利用前に確認しておきましょう。
ポイント二重取りの注意点と失敗しないコツ
ポイント二重取りは非常にお得な仕組みですが、事前に注意点を把握しておかないと「二重取りになっていなかった」ということも起こります。よくある落とし穴を確認しておきましょう。
組み合わせによっては二重取りできないケースがある
最も多い落とし穴が「PayPay」です。2025年1月以降、PayPayに紐付けられるクレジットカードはPayPayカードのみとなり、他社のクレカは登録できなくなりました。さらに、PayPayカード→PayPay残高チャージにはポイントが付与されないため、PayPayでの二重取りは実質的に難しい状況です。
2026年6月2日以降の変更点
PayPayカードからモバイルSuica・PASMO・他社プリペイドへのチャージでもポイント付与が0%になる予定です。PayPayに関するルールは変更が続いていますので、最新情報はPayPay公式サイトでご確認ください。
チャージ上限・対象外ルールを事前に確認する
リクルートカードの電子マネーチャージポイントには、毎月16日〜翌月15日の期間で合計3万円という上限があります。この上限はnanaco・モバイルSuica・楽天Edy・SMART ICOCAの合算で適用されます。複数の電子マネーを使っている場合は合計額に注意が必要です。
またリクルートカードはVISAまたはMastercardのみ楽天Edyチャージのポイント対象です。JCBブランドのリクルートカードでは楽天Edyへのチャージでポイントが貯まりませんのでご注意ください。
ポイントが分散することがある
複数のコード決済・電子マネーを使い始めると、楽天ポイント・dポイント・JRE POINTなど複数のポイントが分散して、それぞれの残高が把握しにくくなることがあります。使いやすいサービスを1〜2つに絞って運用するのが、長続きするコツです。プライシーのような価格チェックアプリも活用しながら、毎日の買い物をスマートに管理してみてください。
分割払い・リボ払いには手数料がかかる
ポイント二重取りでお得になっても、分割払いやリボ払いを利用すると実質年率15〜18%の手数料がかかります。いくらポイントを貯めても手数料で帳消しになってしまいます。二重取りは必ず1回払い(一括払い)で利用することが大前提です。
よくある質問(FAQ)
-
クレジットカードのポイント二重取りは違反ではない?
違反ではありません。ポイント二重取りは、各クレジットカード・コード決済・電子マネーサービスの利用規約の範囲内で正規に行われる方法です。各社もこうした組み合わせ利用を想定したうえでサービスを設計しています。特別な申し込みや手続きも不要で、誰でも利用できます。
-
楽天カード以外は楽天ペイに登録できない?
他社クレカも楽天ペイの「クレジットカード払い」として登録することは可能です。ただし、楽天キャッシュへのチャージができるのは楽天カードのみです。他社クレカを楽天ペイに登録した場合、チャージ分のポイントは付かず、楽天ペイ側のポイントのみの獲得となります。楽天ペイでの二重取り(楽天キャッシュチャージ経由)は楽天カードが必須です。
-
PayPayでポイント二重取りはできる?
2025年1月以降、PayPayに紐付けられるクレジットカードはPayPayカードのみとなりました。さらに、PayPayカードでPayPay残高にチャージしてもポイントは付与されません。そのため、PayPayで「クレカポイント + PayPayポイント」の二重取りは現在難しい状況です。ポイント二重取りを目的とする場合は、d払い・楽天ペイ・WAONなど別のサービスの利用をおすすめします。
-
年会費があるカードでも二重取りは元が取れる?
年会費と二重取りで得られる追加ポイントを比較して判断しましょう。たとえばdカードは年会費永年無料なので元取りの心配は不要です。年会費が有料のカードは「毎月の利用額 × 追加還元率 × 12ヶ月」で得られるポイント増加分を試算してみてください。月5万円の支払いで追加0.5%なら年間で3,000円分のポイントが増え、年会費1,000円程度のカードなら十分元が取れます。
-
ポイントはいつ付与される?
付与タイミングはサービスによって異なります。クレジットカードのポイントは一般的に請求確定後(利用月の翌月以降)に付与されます。コード決済・電子マネーのポイントは翌日〜翌月末付与が多く、たとえばd払いのdポイントは利用翌月末、楽天ペイの楽天ポイントは利用翌日〜翌月15日ごろが目安です。各サービスの公式サイトで最新のポイント付与タイミングをご確認ください。
まとめ:ポイント二重取りで覚えておきたいこと
- 二重取りは「チャージ型」「紐付け型」「提示型」の3パターン。自分の使い方に合うものを選ぼう
- 還元率の高さならdカード×d払い+dポイントカード提示の三重取り2.0%がトップ。ドコモユーザーは迷わずこれを
- 楽天ペイの最大1.5%には楽天ポイントカードの提示条件あり。条件未達成時は合計1.0%になる
- PayPayは他社クレカとの二重取りが事実上不可。ポイントを増やしたいなら別サービスで二重取りを
- 分割払い・リボ払いの手数料で帳消しにならないよう、必ず一括払いで使うこと
- 複数のポイントに分散しすぎず、1〜2サービスに絞って使うのが長続きのコツ
毎日の買い物でポイントがどれだけ変わる?プライシーで確認してみよう
プライシーは商品の価格推移やお得なタイミングがわかるアプリです(iOS / Android対応)。クレカ・コード決済と組み合わせて、毎日の節約をもっとスマートに。
プライシーを無料で使う