PayPay銀行の口座を使っていて「暗証番号がわからない」「ATMで暗証番号を求められたけど、どれのことかわからない」と戸惑った経験はありませんか。PayPay銀行には暗証番号のほかにログインパスワードやVisaデビット暗証番号(PIN)など似た名前の認証情報が複数あり、混同しやすいのが実情です。この記事では、暗証番号の役割から忘れたときの対処法、変更方法、安全な決め方までプライシー編集部がまとめて解説します。
PayPay銀行の「暗証番号」とは?4桁の数字とその役割
PayPay銀行における「暗証番号」とは、国内ATMでキャッシュカードを使うときや、電話でお問い合わせをするときの本人確認に使う4桁の数字のことです。公式ヘルプでも4桁の数字と案内されています。ATMで入出金や振込をする際に画面から入力を求められるのがこの暗証番号なので、まずは「暗証番号=ATM用の4桁の数字」と覚えておけば迷わずに済みます。
設定できる数字にはルールがあり、生年月日や「1111」のような連続番号はセキュリティ対策として設定できません。口座開設時に自分で設定するものなので、他人に推測されにくい組み合わせを選ぶことが大切です。
PayPay銀行には「暗証番号」以外にも似た名前の認証情報が複数存在します。次の章でそれぞれの違いを整理しているので、「どの番号のことを聞かれているのかわからない」という方はあわせてチェックしてみてください。
暗証番号・ログインパスワード・Visaデビット暗証番号(PIN)・トークンの違いは?
PayPay銀行のサポートページを見ていると、「暗証番号」「ログインパスワード」「Visaデビット暗証番号(PIN)」「トークン」という4つの言葉が別々のページに出てきて、どれが何なのか混乱してしまう方も多いのではないでしょうか。それぞれ用途がまったく違うので、一度整理しておきましょう。
| 種類 | 桁数 | 主な用途 | 設定タイミング |
|---|---|---|---|
| 暗証番号(キャッシュカード用) | 4桁の数字 | 国内ATMでの入出金・振込、電話でのお問い合わせ時の本人確認 | 口座開設時 |
| ログインパスワード | 英数字6〜32文字 | Web・アプリへのログイン | 口座開設時 |
| Visaデビット暗証番号(PIN) | 4桁の数字 | 店頭や海外ATMでのVisaデビット利用 | ICチップ付きカード所有者のみ設定可 |
| トークン(ワンタイムパスワード) | 6桁の数字(都度変化) | 振込、登録情報の変更、パスワード・暗証番号の再設定などの本人認証 | トークンアプリ登録時 |
特に間違えやすいのが「暗証番号」と「Visaデビット暗証番号(PIN)」です。どちらも4桁の数字ですが、ICチップ付きのVisaデビット付キャッシュカードを持っている方のみVisaデビット暗証番号を設定でき、ICチップがないカードの場合は店頭でVisaデビットを使うときも国内ATM用の暗証番号を入力する仕組みになっています。自分のカードにICチップが付いているかどうかで、入力すべき番号が変わる点は覚えておきたいポイントです。
もう一つ迷いやすいのが「トークン」です。トークンは暗証番号やパスワードとは別物で、振込や登録情報の変更、パスワード再設定などの重要な手続きの際に使う使い捨ての6桁の数字です。スマホのトークンアプリ、またはカード型トークン(法人・個人事業主、および2020年10月28日以前に口座開設した個人が対象)のどちらかで表示されます。暗証番号を忘れたときの再設定にもこのトークンが必要になるので、次の章で詳しく解説します。
暗証番号を忘れた・わからなくなった時の対処法
PayPay銀行の暗証番号がわからなくなった場合、基本的には「仮暗証番号」を発行し、それを使って新しい暗証番号を再設定するという流れになります。公式FAQでも仮暗証番号発行のうえでの再設定が案内されています。状況別に手順を見ていきましょう。
トークン(スマホアプリ)がある場合の手順
ログイン画面から仮暗証番号発行ページへアクセス
PayPay銀行のログイン画面から、仮暗証番号発行の手続きに進みます。
ログインパスワードとトークンを入力
本人確認のため、ログインパスワードとトークンアプリに表示される6桁の数字を入力します。
仮暗証番号を使って新しい暗証番号を設定
発行された仮暗証番号でログインし、新しい暗証番号を設定して完了です。
LINEでログインしている場合
LINEアカウントでPayPay銀行にログインしている方は、少し手順が異なります。「Welcome Page」から「各種手続」→「仮暗証番号発行」の順に進むことで、同じように仮暗証番号を発行できます。
ログインパスワードも忘れている場合
「暗証番号もログインパスワードもわからない」という場合は少し注意が必要です。トークンアプリの登録にはログインパスワードが必要なため、まずログインパスワードの再設定から着手する必要があります。公式では「手続き早わかりナビ」で状況に応じた手続き方法を案内しているので、迷ったらそちらで自分の状況を選んで進めるのが確実です。
トークンが使えない場合(郵送での再発行依頼)
トークンアプリが使えない、カード型トークンを紛失したなどの理由でWeb上の手続きができない場合は、郵送での対応になります。公式サイトから「仮パスワード・仮暗証番号の再発行依頼書」をダウンロードし、必要事項を記入のうえ郵送する手続きです。登録済みのメールアドレスを変更する場合は、その手続きを先に済ませておく必要がある点にも注意しましょう。
郵送での再発行にかかる日数や手数料については、公式サイトに具体的な記載がありませんでした。急ぎの場合はWeb上の仮暗証番号発行を優先し、不明な点はPayPay銀行のお問い合わせ窓口で確認することをおすすめします。
暗証番号の変更方法は?
現在の暗証番号がわかっている場合は、忘れたときよりもシンプルな手順で変更できます。
ログイン後「各種手続」メニューを開く
PayPay銀行にログインし、「各種手続」から「暗証番号変更」を選択します。
トークンで本人確認
トークンアプリまたはカード型トークンの数字を入力し、本人確認を行います。
現在の暗証番号と新しい暗証番号を入力
現在の暗証番号を入力したあと、新しい4桁の暗証番号を設定します。
公式FAQでもこの流れが案内されています。なお、Visaデビット暗証番号(PIN)を変更したい場合は暗証番号とは別の手続きで、Visaデビット付キャッシュカードの無料再発行が必要になる点も覚えておきましょう。
暗証番号を間違えてロックされたときの対処法
ATMで暗証番号を複数回連続して間違えると、セキュリティ上の理由で一時的に利用できなくなることがあります。PayPay銀行の公式サイトでは具体的な試行回数までは明記されていませんが、他の金融機関と同様に、何度も間違えると取引が制限される仕組みになっていると考えておくのが安全です。
もし暗証番号での取引ができなくなってしまった場合は、無理に何度も入力を試みず、Web上で仮暗証番号を発行して再設定するか、PayPay銀行のカスタマーサポートに問い合わせましょう。
スマホATMなら暗証番号なしで入出金できる
「暗証番号を思い出せないけど、今すぐ現金を引き出したい」というときに知っておきたいのが、PayPayアプリの「スマホATM(カードレスATM)」機能です。PayPayアプリを使えば、キャッシュカードも暗証番号も使わずにATMで入出金できると公式に案内されています。
使い方はシンプルで、ATM側の画面で「スマートフォン」等のメニューを選び、PayPayアプリに表示されるQRコードやバーコードを読み取って操作を進めます。暗証番号を入力する必要がないので、暗証番号を忘れてしまったときの一時的な代替手段としても便利です。ただし、初回の利用登録時にはトークン(ワンタイムパスワード)による本人確認が必要になるので、事前にPayPayアプリ側での設定を済ませておくことをおすすめします。
対応するATMにはセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMなどがあります。対応状況は変わる可能性があるので、利用前にPayPayアプリ内の案内で最新情報を確認しておくと安心です。
安全な暗証番号の決め方・注意点
暗証番号は一度設定して終わりではなく、日常的に使うものだからこそ「忘れにくく、かつ他人に推測されにくい」バランスが大切です。PayPay銀行の公式サイトを参考に、押さえておきたいポイントをまとめました。
- 生年月日や電話番号の一部など、他人が推測しやすい数字は設定できません
- 「1111」「1234」のような連続・同一番号も設定できません
- ログインパスワードは電話やメールでの共有が厳禁とされています。暗証番号も同様に、家族であっても口頭で伝えるのは避けましょう
- 他のサービスと同じ暗証番号を使い回すと、万が一情報が漏れた際のリスクが高まります
よくある質問
4桁の数字です。国内ATMでの入出金・振込や、電話でのお問い合わせ時の本人確認に使用します。
暗証番号はATM利用時などに使う4桁の数字、ログインパスワードはWebサイトやアプリへのログインに使う英数字6〜32文字のパスワードです。用途がまったく異なるので、それぞれ別々に管理する必要があります。
別のものです。Visaデビット暗証番号(PIN)は、ICチップ付きのVisaデビット付キャッシュカードを店頭や海外ATMで使うときに入力する4桁の数字です。ICチップのないカードの場合は、店頭でも国内ATM用の暗証番号を入力します。
複数回連続して間違えると、セキュリティ上の理由で一時的に取引ができなくなることがあります。具体的な試行回数は公式に明記されていませんが、間違えすぎないよう注意し、わからなくなった場合はWeb上で仮暗証番号を発行して再設定しましょう。
トークンアプリやカード型トークンが使えない場合は、公式サイトから「仮パスワード・仮暗証番号の再発行依頼書」をダウンロードし、必要事項を記入して郵送する手続きが必要です。
基本的な考え方は同じですが、法人・個人事業主向けには専用のFAQページが用意されています。手続きの詳細が個人向けと異なる場合があるため、法人・個人事業主の方は公式サイトの「法人・個人事業主のお客さま」向けページも確認しておくと安心です。
まとめ
- PayPay銀行の暗証番号は、ATMや電話でのお問い合わせ時に使う4桁の数字です
- ログインパスワード・Visaデビット暗証番号(PIN)・トークンとは、それぞれ用途も桁数も異なります
- 暗証番号を忘れた場合は、トークンを使ってWeb上で仮暗証番号を発行し、再設定するのが基本の流れです
- トークンがない場合は郵送での再発行依頼書の提出が必要になります
- 今すぐ現金が必要なときは、PayPayアプリのスマホATM機能なら暗証番号なしで入出金できます
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