「楽天ウォレットの評判ってどうなの?」「スプレッドが高いって聞くけど本当?」と気になっている方に向けて、良い評判・悪い評判の両方を整理しました。特に評判の分かれ目になりやすいスプレッド(実質的な取引コスト)について、他社との比較や実質コストの考え方まで詳しく解説します。

結論
楽天ウォレットの評判は、正直どうなの?
楽天経済圏ユーザー 楽天ポイントで気軽に始められる手軽さは高評価。少額から試すにはぴったりです
コスト重視派 スプレッドが実質的な取引コストとして重く感じられやすく、頻繁に売買する人には不向きな面も
はじめての暗号資産 セキュリティ体制や楽天グループの安心感はメリット。まずは少額でお試しを

楽天ウォレットの評判は?結論と総合評価まとめ

楽天ウォレットの評判を複数の口コミ・レビューサイトを横断して確認すると、大きく2つの傾向に分かれることがわかります。ひとつは「楽天ポイントで気軽に始められる」「楽天経済圏との連携が便利」といった手軽さへの高評価。もうひとつは「スプレッドが広くて実質コストが高い」「取扱銘柄が少ない」といったコスト・機能面への不満です。

顧客満足度を調査したオリコンのランキング(2026年、18〜60代以上6,526名が回答)でも、楽天ウォレットの総合評価は100点満点中66.2点となっており、項目別では「口座開設のしやすさ」が73.8点と最も高い一方、「キャンペーン」は60.3点にとどまっています。この結果からも、「始めやすいが、コスト面では見劣りする」という評判の実態がうかがえます。

この記事はプライシー編集部が、楽天ウォレット公式・楽天グループの発表情報、複数の暗号資産専門メディアの記事を横断して調査し、数値の食い違いがある部分は「食い違いがある」こと自体を正直にお伝えする方針で作成しています。

暗号資産(仮想通貨)は価格変動が大きく、投資判断は自己責任となります。この記事は楽天ウォレットの評判を客観的に整理するものであり、特定の取引所や投資行動を推奨するものではありません。

楽天ウォレットとは|基本情報

楽天ウォレット株式会社は、楽天グループの子会社として暗号資産(仮想通貨)交換業を営む取引所です。前身は「みんなのビットコイン株式会社」で、2018年10月に楽天カードが全株式を取得して子会社化し、2019年3月に仮想通貨交換業者への登録を完了しています。

項目内容
運営会社楽天ウォレット株式会社(楽天グループの子会社)
登録関東財務局長に暗号資産交換業者として登録済み
現物取引の取扱銘柄数14種類
証拠金(レバレッジ)取引の取扱銘柄数9種類
取引形式販売所形式のみ(取引所形式はなし)
対応環境スマホアプリ中心(PCからの取引には対応していません)

取扱銘柄と取引形式(販売所のみ)

楽天ウォレットの現物取引の取扱銘柄は、2026年4月15日にXRP・DOGE・XLM・SHIB・TONの5銘柄が追加され、合計14種類に拡大しました。他の大手取引所と比べると銘柄数は少なめで、ビットコインやイーサリアムなど主要な銘柄を中心に取引したい方向けの品ぞろえといえます。

また、楽天ウォレットは「販売所」形式のみを採用しており、ユーザー同士が直接売買する「取引所」形式は提供していません。この販売所形式であることが、次に説明するスプレッドの話と深く関わってきます。

楽天ウォレットの良い評判・口コミ

複数の口コミサイトやレビュー記事を確認すると、良い評判としては次のような声が目立ちます。

  • 楽天ポイントで手軽に始められる:現金を用意しなくても、手持ちの楽天ポイントで暗号資産に触れられる点が支持されています
  • 楽天経済圏との相性の良さ:楽天IDでログインでき、楽天市場・楽天ペイなど他の楽天サービスとまとめて管理しやすい
  • アプリの使いやすさ:スマホアプリのUIがシンプルで、暗号資産の取引が初めての人でも操作しやすいという声
  • セキュリティへの安心感:楽天グループが運営していることによる信頼感、二要素認証などのセキュリティ対策への評価

特に「まず少額で暗号資産がどんなものか試してみたい」という初心者層からの評価が高い傾向にあります。

楽天ウォレットの悪い評判・口コミ|スプレッドは本当に高いのか

一方で悪い評判として最も多く見られるのが、「スプレッドが高い」「手数料無料のはずなのに実質コストがかかる」という声です。ほかにも「取扱銘柄が少ない」「出金手数料がかかる」「メンテナンスが多い」といった不満も見られます。ここでは特に評判を左右しているスプレッドについて詳しく見ていきましょう。

スプレッドとは?手数料無料なのになぜコストがかかるのか

楽天ウォレットは「取引手数料無料」とうたっていますが、これは売買のたびに発生する手数料がかからないという意味であり、コストがゼロになるわけではありません。楽天ウォレットのような販売所形式では、運営会社が提示する「買値(ユーザーが購入する価格)」と「売値(ユーザーが売却する価格)」の間に差があり、この差額が実質的なコスト=スプレッドになります。

スプレッドは相場の変動や時間帯によって常に変わる仕組みのため、「今日は○%」と固定された数値があるわけではありません。この変動制であることが、次に説明する「情報源によって数値が食い違う」原因にもなっています。

楽天ウォレットのスプレッドを他社と比較

楽天ウォレットは公式にスプレッドの具体的な数値を公開していません。専門メディアの記事を複数確認したところ、示されている目安にはかなり幅がありました。

取引所取引形式コストの目安備考
楽天ウォレット販売所情報源により0.5%〜5%程度と幅あり公式非公開・変動制
Coincheck販売所手数料表記は無料だがスプレッドあり具体的な数値は非公開
bitFlyer(取引所部分)取引所0.01%前後〜0.15%程度板の薄い時間帯は変動しやすい
GMOコイン(取引所部分)取引所Maker・Takerとも0.05%前後取引所形式のため実質コストは抑えやすい

数値のばらつきについて:楽天ウォレットのスプレッドは、専門メディアによって「4%前後」とする記事もあれば「0.5〜1%程度」とする記事もあり、算出時点や算出方法(高値・安値の比較かリアルタイム値かなど)が異なるため、単一の確定した数値としてお伝えすることはできません。実際に取引する際は、注文画面に表示される買値・売値の差をご自身の目で確認することが一番確実です。

スプレッドの実質コストをシミュレーション(購入金額別)

スプレッドが何%であっても、購入金額が大きくなるほど実質コストの負担額も大きくなります。仮にスプレッドを1%・3%・5%と置いた場合、実質コストの目安は次のようになります。

購入金額スプレッド1%の場合スプレッド3%の場合スプレッド5%の場合
1万円約100円約300円約500円
10万円約1,000円約3,000円約5,000円
30万円約3,000円約9,000円約15,000円

あくまで仮定の数値によるシミュレーションですが、まとまった金額を一度に購入するほど、スプレッドの影響は無視できなくなることがわかります。少額から分割して購入する、購入前に買値・売値を確認する、といった対策で影響を抑えやすくなります。

「楽天ウォレットは最悪」と言われる理由を検証

検索すると「楽天ウォレット 最悪」というワードも目にします。口コミ・レビュー記事を確認すると、主な理由は次の4つに整理できそうです。

  • 二段階認証の手間:セキュリティを高めるための二要素認証(2FA)が、ログインや取引のたびに求められることを「面倒」と感じる利用者がいます
  • 出金・送金まわりの不満:出金手数料がかかることや、送金処理に時間がかかったという声
  • 対応銘柄の少なさ:主要銘柄中心のラインナップのため、マイナー銘柄を取引したい人には物足りないという指摘
  • システムの安定性:アプリの不具合やメンテナンスに関する不満の声

裏を返せば、これらはセキュリティを重視した結果としての手間や、主要銘柄に絞った運営方針から来ている面もあります。「最悪」という強い言葉だけで判断せず、自分にとってその点がデメリットになるかどうかで考えるのがおすすめです。

楽天ウォレットのメリット

  • 楽天ポイントで購入できる:100ポイントから1ポイント単位で暗号資産の購入に利用できます
  • 楽天キャッシュへのチャージが可能:保有する暗号資産を楽天キャッシュに交換し、楽天市場や楽天ペイでの支払いに充てられます
  • SPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象月間3万円相当額以上の暗号資産を購入すると、楽天市場での買い物ポイントが+0.5倍になります(上限あり。詳細は公式サイトでご確認ください)
  • セキュリティ対策:二要素認証(2FA)など、不正アクセス対策が用意されています

楽天市場でのお買い物をよくする方であれば、暗号資産の値上がり分を楽天キャッシュ経由で日常の買い物に充てられる点は、他の取引所にはない楽天ウォレットならではの強みといえそうです。

楽天ウォレットのデメリット・注意点

デメリット内容
スプレッドが実質コストになる前述の通り、取引手数料は無料でも売値・買値の差はコストとして発生します
取扱銘柄が少なめ現物取引は14種類。主要銘柄以外を取引したい方には物足りない可能性があります
出金手数料がかかる銀行口座への出金は300円(楽天キャッシュへのチャージなら無料)
PCから取引できない取引はスマホアプリが中心で、PC版のトレード画面は用意されていません

特に「PCでじっくりチャートを見ながら取引したい」という方には不向きな点は見落とされがちなので、注意しておきたいポイントです。パソコン・Web版での取引対応については、公式のよくある質問でも案内されています。

楽天ウォレットがおすすめな人・おすすめできない人

向いている人
  • 楽天ポイントを使って少額から暗号資産を試したい人
  • 楽天市場や楽天ペイなど楽天経済圏をよく使う人
  • スマホだけで手軽に管理したい人
  • まずは主要銘柄(ビットコイン・イーサリアム等)だけで十分な人
向いていない人
  • 頻繁に売買してコストを最小限に抑えたい人
  • マイナー銘柄まで幅広く取引したい人
  • PCの大画面でチャート分析をしながら取引したい人
  • 取引所形式で板を見ながら注文したい人

楽天経済圏でまとめて資産形成を考えたい方は、楽天ウォレットだけでなく積立NISAなど他の制度もあわせて検討すると、選択肢の幅が広がります。

楽天ウォレットの始め方(口座開設の流れ)

1

楽天ウォレットの公式サイトまたはアプリから口座開設を申し込む(楽天会員IDが必要です)

2

メールアドレスや基本情報を登録する

3

スマホでの「らくらく本人確認(eKYC)」など、案内に沿って本人確認を行う

4

審査完了後、口座開設完了の通知を受け取る(本人確認の方法によって数日ほどかかる場合があります)

5

日本円または楽天ポイントを入金し、暗号資産を購入する

口座開設時には、楽天証券などグループサービスと連携したキャンペーンが実施されることもあります。最新のキャンペーン内容は変動するため、申し込み前に公式サイトで確認しておくと安心です。

よくある質問(FAQ)

楽天ウォレットのスプレッドは何%くらいですか?

公式には数値を公開しておらず、相場によって常に変動する仕組みです。専門メディアの情報でも0.5%〜5%程度と幅があり、確定した数値としてはお伝えできません。購入・売却の直前に、画面上の買値・売値の差をご自身で確認することをおすすめします。

楽天ウォレットは最悪って本当ですか?

「最悪」という評判の背景には、二段階認証の手間、出金手数料や送金の遅延、対応銘柄の少なさなどへの不満があります。一方で楽天ポイントを使った手軽さやセキュリティ体制を評価する声も多く、感じ方は利用目的によって分かれる、というのが実態に近いです。

楽天ウォレットと楽天ポイントビットコインはどう違いますか?

楽天ウォレットは実際にビットコインなどの暗号資産を保有する現物取引サービスで、口座開設が必要です。楽天ポイントビットコインは楽天ウォレットの取引価格に連動してポイントの価値が変動する運用体験サービスで、暗号資産そのものを保有するわけではありません。

楽天ウォレットはどんな人におすすめですか?

楽天ポイントを使って少額から暗号資産に触れてみたい方や、楽天経済圏のサービスとまとめて管理したい方に向いています。逆に、頻繁に売買してコストを抑えたい方には他の取引所もあわせて比較することをおすすめします。

楽天ウォレットの出金手数料はいくらですか?

銀行口座への出金は300円です。楽天キャッシュへのチャージであれば手数料はかかりません(2026年7月時点)。

ポイント運用型の投資サービスに関心がある方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

まとめ

楽天ウォレットの評判|ポイントまとめ

  • 楽天ポイントで気軽に始められる手軽さは高評価。楽天経済圏ユーザーとの相性も良い
  • 一方でスプレッドの高さが実質コストとして重く感じられやすく、悪い評判の中心になっている
  • スプレッドの具体的な数値は情報源によって幅があり、公式非公開のため、購入前に画面で確認するのが確実
  • 「最悪」という評判の多くは二段階認証や出金まわりの手間に起因しており、セキュリティ重視の裏返しでもある
  • 少額から試したい人・楽天経済圏を活用したい人には向いているが、頻繁な売買でコストを抑えたい人には他社との比較も検討したい

暗号資産は価格変動が大きい資産です。この記事の情報を参考にしつつ、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。日々のお買い物の値下がりタイミングやセール情報を手軽にチェックしたい方は、プライシーアプリもあわせてご活用ください。

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