「今日中にデビットカードを使いたい」「審査に落ちて時間を無駄にしたくない」という方に向けて、実際に即日・即時でデビットカードを発行できる方法を整理しました。結論からいうと、アプリでバーチャルカードを即時発行する方法と、銀行の店頭窓口で物理カードを即日交付してもらう方法の2パターンがあります。それぞれの条件や手順、審査の有無まで詳しく解説します。
デビットカードを即日発行できる銀行はある?結論と全体像
結論から言うと、デビットカードを「今日中に」使い始める方法は実在します。ただし「即日発行」と一口に言っても、実は2つの意味が混同されがちなので、まずここを整理しておきましょう。
1つ目は「アプリで即時発行」パターンです。スマートフォンから申し込むと、その場でバーチャルカード(カード番号)が発行され、ネットショッピングやApple Pay・Google Payでのタッチ決済にすぐ使えるようになります。物理的なカードは後日郵送されますが、番号だけならすぐに手に入る仕組みです。
2つ目は「店頭で即日交付」パターンです。銀行の窓口に出向いて手続きをすると、その場で物理カードを受け取れます。ただし対応している銀行や店舗は限られているので、事前確認が欠かせません。
実は「新しいカードを作らない」選択肢もあります
すでに銀行口座を持っている方なら、「J-Debit(ジェイデビット)」という仕組みを使う方法もあります。多くの銀行のキャッシュカードは、新しく申し込まなくてもJ-Debit対応店舗でそのまま買い物の支払いに使えます。デビットカードを新規発行する時間すら惜しい方は、レジで「デビットカードは使えますか」と聞いてみる価値があります。ただし国際ブランドのVisa・JCBデビットとは異なる仕組みで、使える店舗が限られる点には注意しましょう。
| 発行方法 | 代表的な銀行 | 発行スピード | 審査 |
|---|---|---|---|
| アプリでバーチャル即時発行 | じぶん銀行スマホデビット | 最短30秒 | なし |
| 口座開設と同時にバーチャル発行 | みんなの銀行 | 口座開設完了と同時 | なし(発行審査に時間がかかる場合あり) |
| 店頭窓口で即日交付 | りそな銀行・埼玉りそな銀行 | 即日(対応店舗のみ) | なし |
| 郵送(通常発行) | 上記以外の多くの銀行 | 最短5日〜3週間程度 | 原則なし |
それぞれの銀行の詳しい申込み手順を、次の見出しから解説していきます。デビットカードそのものの基本的な作り方(条件・申込み方法の全体像)を先に知りたい方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
【最短30秒】アプリでバーチャルデビットを即時発行する方法
とにかく今すぐネットショッピングやタッチ決済に使いたい、という方には、アプリ完結型のデビットカードがおすすめです。ここでは代表的な2つのサービスを紹介します。
じぶん銀行スマホデビットの申込み手順
auじぶん銀行が提供する「じぶん銀行スマホデビット」は、最短30秒で発行できると案内されているサービスです(通信状況によっては30秒以上かかる場合もあります)。審査はなく、円普通預金口座を保有する16歳以上であれば申し込めます。
すでに口座を持っている方はそのまま次のステップへ。口座がない場合は先に開設が必要です。
じぶん銀行アプリ内の申込みフォームに沿って手続きします。審査がないため待ち時間がほぼありません。
発行が完了すると、JCB加盟店でのネットショッピングにすぐ使えます。Apple PayやGoogle Payに設定すれば、QUICPay+加盟店でのタッチ決済も可能です。
みんなの銀行のバーチャルデビットの申込み手順
スマホ専業銀行の「みんなの銀行」は、口座開設と同時にバーチャルデビットが発行され、すぐに利用できるのが特徴です。口座開設自体もスマホで完結し、満15歳以上なら親権者の同意なしで申し込めるため、学生の方にも使いやすいサービスといえるでしょう。
ただし公式サイトには「発行審査にお時間がかかる場合があり、発行をお断りする場合がある」という注記もあります。原則は口座開設と同時発行ですが、100%即時が保証されているわけではない点は覚えておきましょう。
バーチャルカードと物理カードの違い
ここで一度、バーチャルカードと物理カードの違いを整理しておきましょう。バーチャルカードはあくまで「カード番号」のデータだけの発行で、ネットショッピングやスマホのタッチ決済には使えますが、レジでカードを差し出す必要がある店舗や、スマホのタッチ決済に対応していない場所では使えません。
みんなの銀行の場合、タッチ決済が使えない店舗や海外でのショッピングに対応したい場合は、別途「リアルカード」を申し込む仕組みになっています。「とりあえず今すぐ使いたい」ならバーチャル、「普段使いのメインカードにしたい」なら追加でリアルカードも申し込む、という使い分けがおすすめです。
【店頭で即日交付】りそな銀行など窓口で即日発行する方法
「アプリの操作が不安」「物理カードをすぐ手元に置きたい」という方には、店頭窓口での即日交付という選択肢もあります。
りそな銀行デビットカードの即日発行の条件・持ち物
りそな銀行・埼玉りそな銀行では、グループの店頭であれば即日発行が可能と案内されています。条件は他のデビットカードと同様に原則満15歳以上で審査は不要、必要なものは運転免許証などの顔写真付き本人確認書類のみです。口座を持っていない方も、口座開設とあわせて手続きできます。
店舗によって対応が異なるので要注意
りそな銀行の「カード即時発行サービス」は、案内開始時点で全店舗が対象ではなく一部店舗からスタートし、順次拡大している状況です。「思っていたのに窓口では即日対応していなかった」という事態を避けるため、来店前に最寄り店舗が対応しているか電話等で確認しておくと安心です。
デビットカードの審査はある?審査落ちする可能性は?
「即日発行したいけど審査に落ちたらどうしよう」と不安な方も多いのではないでしょうか。ここは安心していただいて大丈夫です。
デビットカードに与信審査がない理由
デビットカードは、支払いのたびに銀行口座の残高から直接引き落とされる仕組みです。クレジットカードのように「後払いした分を返済してもらえるか」という与信を審査する必要がないため、口座残高の範囲内で即時決済する仕組み上、与信審査そのものが発生しないのです。今回紹介したじぶん銀行スマホデビット、みんなの銀行、りそな銀行のいずれも審査なしで発行されます。
本人確認で断られるケースとは
審査はなくても、本人確認の手続き自体で発行を断られるケースはあります。即日発行を目指す前に、以下のポイントに当てはまらないか確認しておきましょう。
- 本人確認書類の有効期限が切れている
- 申込内容の氏名・住所と本人確認書類の記載が一致していない(旧姓のまま、引っ越し後の住所未更新など)
- 顔写真付きの本人確認書類を1点も持っていない(学生証や保険証のみだと店頭即日交付では不足する場合がある)
- 口座の登録情報に不備があり、口座開設自体が完了していない
特に店頭での即日交付を狙う場合は、運転免許証やマイナンバーカードなど有効期限内の顔写真付き本人確認書類を必ず持参しましょう。
高校生・学生・無職でも即日発行できる?
年齢条件を満たしていれば、学生や無職の方でも基本的に発行できます。今回紹介した銀行の年齢条件は、じぶん銀行スマホデビットが16歳以上、みんなの銀行・りそな銀行が原則15歳以上です(いずれも中学生を除く)。収入や職業を審査されることがないのが、デビットカードならではのメリットといえるでしょう。
即日発行できない場合、最短で届くデビットカードは?(発行日数ランキング)
今すぐ使うならアプリでのバーチャル発行が一番ですが、「ポイント還元率で選びたい」「特定の銀行の口座で使いたい」など、即日発行にこだわらない方向けに、主要銀行の発行日数の目安をまとめました。
| 銀行 | 発行日数の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| PayPay銀行 Visaデビットカード | 最短5日 | 年会費・発行手数料無料 |
| 楽天銀行デビットカード | 1週間〜10日程度 | 楽天ポイントが貯まる |
| 三菱UFJ銀行デビット | 1週間〜10日程度 | 国際ブランドで還元方式が異なる |
| ゆうちょ銀行(mijica) | 10日程度 | デビット・プリペイド両対応 |
| みずほJCBデビット | 2〜3週間 | 簡易書留での送付 |
| 三井住友銀行(Olive) | 1〜3週間程度が目安 | デビット機能はOliveアカウント経由 |
三井住友銀行では、単体の「SMBCデビット」は2023年11月に新規申込受付を終了しており、現在はOliveフレキシブルペイの中でデビット機能を利用する形になっています。楽天銀行やゆうちょ銀行、PayPay銀行のデビットカードは、それぞれポイント還元や手数料の面で特徴があるので、発行スピードだけでなく普段使いのしやすさもあわせて検討してみてください。
即日発行のデビットカードを選ぶ際の注意点
バーチャルカードだけでは使えない店舗がある
先ほども触れた通り、バーチャルカードはネットショッピングとスマホのタッチ決済が中心です。現金しか使えない店舗や、スマホのタッチ決済に対応していないレジでは支払いができません。旅行や出張などで物理カードが必要になりそうな場合は、バーチャル発行後に忘れずリアルカードも申し込んでおきましょう。
セキュリティ・不正利用対策
デビットカードは口座に直結しているからこそ、不正利用対策も意識しておきたいところです。多くの銀行アプリでは利用通知をオンにできるほか、カードの利用停止もアプリからすぐに行えます。心配な方は、あらかじめ不正利用時の補償内容も確認しておくと安心です。
よくある質問
年齢条件を満たしていれば可能です。りそな銀行・みんなの銀行は原則満15歳以上、じぶん銀行スマホデビットは16歳以上が条件で、いずれも与信審査はありません。中学生は対象外となる点にご注意ください。
デビットカードは口座残高の範囲内で決済する仕組みのため、クレジットカードのような与信審査はありません。ただし本人確認書類の不備や情報の不一致があると、発行を断られる場合があります。
バーチャルデビットはカード番号のみの発行で、ネットショッピングやスマホのタッチ決済に使えます。物理カードが必要な店舗や海外での利用には対応していないため、必要に応じてリアルカードも申し込みましょう。
りそな銀行は店頭で口座開設とあわせて即日発行が可能です。みんなの銀行やじぶん銀行スマホデビットも、口座を持っていない場合はまず口座開設が必要ですが、いずれもスマホで手続きが完結します。
アプリで発行したバーチャルカードは全国どこでもネット決済やタッチ決済に使えます。一方、りそな銀行の店頭即日交付は対応店舗が限られているため、来店前に最寄り店舗の対応状況を確認しておくのが確実です。
まとめ
デビットカードを即日で使うためのチェックリスト
- ✓とにかく早く使いたいなら、じぶん銀行スマホデビット(最短30秒・審査なし)を検討する
- ✓口座開設からまとめて済ませたいなら、みんなの銀行(口座開設と同時発行)も選択肢に入れる
- ✓物理カードをその場で受け取りたいなら、りそな銀行・埼玉りそな銀行の店頭窓口へ(事前に対応状況を確認)
- ✓本人確認書類は有効期限内のものを準備しておく
- ✓バーチャルカードだけでは使えない場面もあるため、必要に応じてリアルカードも申し込む
デビットカードは審査がないぶん、条件さえ整えば最短即日で使い始められる支払い手段です。ご自身の状況に合った方法で、無理なく手続きを進めてみてください。
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