「PayPalにチャージしたいけど、どうやるの?」と調べているあなたへ。実は、日本ではPayPalへのチャージ(残高への入金)はできません。ただし、クレジットカードや銀行口座を登録すれば、チャージなしでスムーズに使えます。この記事では、日本でPayPalを使うための支払い方法の登録手順と、コンビニ経由で使う裏技(Vプリカ)まで、わかりやすく解説します。
PayPalは日本では残高へのチャージができない仕様です(PayPal公式より)。ただし、以下の3つの支払い方法を登録すれば、チャージなしでそのまま使えます。
① クレジットカード・デビットカード(Visa/Mastercard/JCB/AmEx/Discover対応)
② 銀行口座振替(みずほ・三井住友・三菱UFJなど主要行+Bank Pay経由で300以上の金融機関)
③ Vプリカ(コンビニで購入できるプリペイドカード → PayPalに登録して使用)
PayPalへのチャージ(残高入金)は日本では利用できない
日本版のPayPalでは、アカウント残高へのチャージ機能は提供されていません。PayPal公式ヘルプページには、次のように明記されています。
PayPayやSuicaのように「先にチャージしてから使う」というイメージで調べると、チャージする方法が見つからず困ってしまいますよね。でもご安心ください。PayPalはチャージ不要で使える仕組みになっています。支払い時に、登録済みの銀行口座やクレジットカードから自動で引き落とされるので、事前に残高を用意する必要はないんです。
PayPalは「財布」ではなく「決済の仲介役」と考えるとわかりやすいです。クレジットカードや銀行口座の情報をPayPalに登録しておけば、買い物のたびに相手に直接カード情報を渡さずに支払えます。
PayPalで使える支払い方法(比較)
日本でPayPalを使うには、以下の3つの支払い方法から登録します。自分に合った方法を選んでみてください。
| 支払い方法 | 対応範囲 | コンビニで準備できる? | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| クレカ・デビットカード | オンライン決済(商用) | — | 一番手軽に始めたい人 |
| 銀行口座振替 | オンライン決済+個人間送金 | — | クレカを使いたくない人 |
| Vプリカ | オンライン決済(商用) | ✅ 購入可 | クレカも特定の銀行口座もない人 |
① クレジットカード・デビットカード
PayPalに登録できるカードブランドは、Visa・Mastercard・JCB・American Express・Discoverの5種類です。日本発行のカードであれば、クレジットカードもデビットカードも登録できます(海外発行のカードは不可)。確認手続き完了後は最大24枚まで登録可能です。
注意点として、クレジットカードはオンラインショッピング(商用支払い)のみ対応で、友人・家族への個人間送金には使えません。個人間送金には銀行口座が必要です。
② 銀行口座振替
銀行口座を登録すれば、オンラインショッピングだけでなく個人間の送金・受け取りにも対応できます。1つのアカウントに最大8口座まで登録可能です。
以前は都市銀行6行(みずほ・三井住友・三菱UFJ・ゆうちょ・りそな・埼玉りそな)のみ対応でしたが、2024年6月のアップデートで「Bank Pay(日本電子決済推進機構)」との連携により、地方銀行を含む300以上の金融機関の口座が登録できるようになりました。メインバンクが地方銀行の方も、一度確認してみてください。
③ Vプリカ(コンビニで購入可)
Vプリカは、ライフカード株式会社が提供するVisaプリペイドカードです。審査不要・18歳以上なら誰でも利用でき、コンビニのマルチメディア端末で購入したコードをアカウントに入力するだけで使えます。PayPalにはクレジットカードとして登録する形になります。
「クレカを持っていない」「メインバンクがPayPal非対応」という方でも、コンビニでVプリカを買えばPayPalが使えるようになります。
クレジットカード・デビットカードをPayPalに登録する手順
クレカ・デビカの登録は、PayPalにログインして以下の手順で進めます。登録後に200円の仮請求が発生しますが、確認完了後に返金されます。
PayPal公式サイトにアクセスしてログインし、画面上部の「ウォレット」をクリックします。
ウォレット画面で「クレジットカード・デビットカードを登録」をクリックします。
カード番号・有効期限・セキュリティコード・カード名義(本名)を入力して「カードの登録」をクリックします。
登録後、PayPalがカードに200円を仮請求します(後で返金)。2〜4営業日後に、カードの利用明細に「PP*○○○○CODE」形式で4桁のコードが表示されます。そのコードをPayPalの確認画面に入力すれば登録完了です。
仮請求の200円は、カード確認後(または75日間確認しなかった場合)に自動で返金されます。明細に表示されるまで最大4営業日かかることがあるので、少し待ってみてください。
銀行口座をPayPalに登録する手順
銀行口座の登録は「通常の口座振替設定」と「Bank Pay経由での設定」の2通りがあります。まずは通常の手順を試してみてください。
PayPal公式サイトにログインし、「ウォレット」をクリックします。
ウォレット画面で「銀行口座の登録」を選択します。
銀行名・支店名・口座種別・口座番号・口座名義(全角カタカナ・スペースなし)を入力します。PayPalアカウント名と口座名義が一致していないと登録できないので注意しましょう。
画面の指示に従って口座振替設定を完了させます。設定後は銀行口座で支払い・受け取り・残高引き出しができるようになります。
都市銀行以外の地方銀行・信用金庫などは「Bank Pay」経由で登録できます。PayPalのBank Pay対応ページから対応金融機関を確認してみてください。2024年6月以降、300以上の金融機関が対応しています。
コンビニ経由でPayPalを使う方法(Vプリカ)
クレカも特定の銀行口座もない場合に役立つのが「Vプリカ」です。コンビニのマルチメディア端末で購入したチャージコードをVプリカアカウントに入力し、そのVプリカをPayPalにクレカとして登録する流れになります。
少し手順が多いですが、一度設定してしまえば繰り返し使えます。順番に見ていきましょう。
STEP 1:Vプリカアカウントを作成する(初回のみ)
Vプリカ公式サイトまたはアプリからアカウントを登録します(無料・審査なし)。このとき、氏名は必ず本名(PayPalのアカウント名と同じ)で登録してください。名義が違うとPayPalへの登録ができません。
STEP 2:コンビニでVプリカのチャージコードを購入する
対応コンビニはセブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・セイコーマートです。各コンビニのマルチメディア端末を操作してチャージコードを購入します。
| コンビニ | 端末 | 操作手順 |
|---|---|---|
| セブンイレブン | マルチコピー機 | 「プリペイド」→「Vプリカ」→金額選択→払込票をレジへ |
| ファミリーマート | マルチコピー機 | 「プリペイドの購入」→「Vプリカ」→金額選択→申込券をレジへ |
| ローソン・ミニストップ | Loppi | 「各種サービスメニュー」→「プリペイドシート」→「ネット用マネー」→「Vプリカ」→金額選択→申込券をレジへ |
| セイコーマート | — | 店頭のサンプルカードをレジに持参し、希望金額を伝えて支払い |
マルチメディア端末で発行された申込券は30分以内にレジで支払いが必要です。時間切れになると最初からやり直しになるので、発行したらすぐにレジへ向かいましょう。
チャージコードの購入金額は以下の通りです(Vプリカ公式より)。コンビニ端末での購入には手数料が含まれています。
| チャージ金額 | コンビニでの販売金額 | 手数料 |
|---|---|---|
| 2,000円 | 2,200円 | 200円 |
| 3,000円 | 3,200円 | 200円 |
| 5,000円 | 5,200円 | 200円 |
| 7,000円 | 7,280円 | 280円 |
| 10,000円 | 10,390円 | 390円 |
STEP 3:VプリカにチャージコードをチャージしてPayPalに登録する
コンビニで受け取ったシートに記載されたチャージコードを、Vプリカアプリ(またはWebマイページ)で入力するとVプリカに残高が反映されます。
PayPalにログインし「ウォレット」→「クレジットカード・デビットカードを登録」を選び、Vプリカのカード情報(カード番号・有効期限・セキュリティコード)を入力します。
名義はVプリカ登録時の氏名(本名)を入力します。PayPalのアカウント名と一致していれば登録が完了します。
Vプリカはアカウントを作成しておけば何度でもチャージして使い続けられます。コンビニ端末だけでなく、クレジットカードや銀行口座からもチャージ可能です(クレカ・銀行からのチャージは手数料0円)。
PayPalを使う際の注意点
PayPalは便利なサービスですが、日本で使う際に知っておきたい注意点が2つあります。事前に把握しておきましょう。
① 一括払いのみ対応(分割・リボ払いは不可)
PayPalでの支払いは一括払いのみです。クレジットカードのような分割払いやリボ払いには対応していません。どうしても分割払いにしたい場合は、支払い後にカード会社のサービスで変更する方法がありますが、手数料・利息が発生するため注意が必要です。
② 海外利用時は通貨換算手数料が発生する
海外のサービスでPayPalを使う場合、日本円から外貨への変換が発生し、通貨換算手数料(送金者負担の場合は4%、受取人負担の場合は3%)がかかります。これは銀行の為替レートに上乗せされる形で請求されるため、気づきにくいコストです。海外への支払いを頻繁に行う場合は、事前に手数料を確認しておくと良いでしょう。
③ フィッシング詐欺・不正利用に注意する
世界規模で使われているPayPalは、フィッシング詐欺の標的になりやすいサービスでもあります。「アカウントが制限されました」「本人確認が必要です」といったメールを受け取っても、メール内のリンクは踏まずに、ブラウザから直接 paypal.com にアクセスして確認するようにしましょう。
また、不正利用を防ぐために推測されにくいパスワードの設定と2段階認証の有効化をあわせておこなっておきましょう。万が一、身に覚えのない取引が発生した場合は、PayPalサポートに速やかに連絡することをおすすめします。
まとめ:PayPalはチャージ不要で使える
PayPal チャージ方法まとめ
- ✓日本版PayPalにチャージ機能はなく、残高への入金は不可(PayPal公式)
- ✓クレカ/デビカを登録すれば、オンラインショッピングにチャージなしで使える
- ✓銀行口座を登録すれば、個人間送金にも対応できる(300以上の金融機関に対応)
- ✓クレカも対象銀行口座もない場合は、コンビニでVプリカを購入してPayPalに登録する
- ✓注意点:一括払いのみ、海外利用時は通貨換算手数料(最大4%)が発生
よくある質問(FAQ)
いいえ、PayPalにコンビニから直接チャージする方法はありません。ただし、コンビニでVプリカ(Visaプリペイドカード)を購入し、それをPayPalにクレジットカードとして登録することで、コンビニ経由でPayPalを使えるようになります。
はい、使えます。クレジットカードがなくても、銀行口座を登録すればオンラインショッピングと個人間送金の両方に対応できます。また、コンビニで購入できるVプリカ(プリペイドカード)をPayPalに登録する方法もあります。
従来はみずほ・三井住友・三菱UFJ・ゆうちょ・りそな・埼玉りそな銀行の6行でしたが、2024年6月から「Bank Pay」との連携により地方銀行を含む300以上の金融機関が対応しました。詳細はPayPal公式のBank Payページでご確認ください。
別のサービスです。PayPal(ペイパル)は米国発のグローバルオンライン決済サービスで、海外通販や海外送金に強みがあります。PayPay(ペイペイ)はソフトバンクとヤフーが運営する国内QRコード決済サービスで、実店舗での利用が中心です。名前は似ていますが、運営会社も仕組みも異なります。
