「ANAマイルにはいつまでに使えばいいの?」「うっかり失効させてしまわないか心配…」と感じている方は多いのではないでしょうか。ANAマイルの有効期限には明確なルールがあります。この記事では、ANA公式情報をもとに有効期限の仕組み・確認方法・失効を防ぐ対処法をわかりやすく解説します。

結論
ANAマイルの有効期限は積算月から36カ月後の月末

グループ1(フライトマイル・ライフソリューションサービス等)のマイルは、積算された月から36カ月後の月末(日本時間23:59)に失効します。キャンペーンで獲得したグループ2〜4のマイルは、キャンペーンごとに期限が異なります。目的別の対処法は以下をご確認ください。

今すぐ確認 ANAアプリ → マイル口座残高照会でグループ別の残高と期限を確認
失効させたくない ANA SKYコインに交換(交換月から12カ月間使えるANA内の疑似通貨)
永続させたい ダイヤモンドサービス在籍中は失効なし/LTマイル100万達成で生涯失効なし

ANAマイルの有効期限は「積算月から36カ月後の月末」

ANAマイレージクラブのマイルには、すべて有効期限が設定されています。基本ルールをしっかり押さえておきましょう。

ANA公式のマイル口座グループページによると、マイルは「グループ」単位で管理されており、グループによって有効期限の起算方法が異なります。

計算例でイメージをつかもう

たとえば、2024年1月にフライトでマイルを積算した場合、有効期限は2027年1月31日(日本時間23:59)となります。積算した「日」ではなく「月」が基準になる点がポイントです。

月の途中で積算しても、その月の末日ではなく「積算月から36カ月後の月末」が期限になります。たとえば2024年1月1日積算でも2024年1月31日積算でも、どちらも有効期限は2027年1月31日です。

⚠ 「36カ月」は丸3年とは少し違います

2024年2月積算 → 有効期限は2027年2月28日。月数を数えると2月→2月で36カ月後ですが、年数で言えば「3年」になります。ただし月末が基準なので、例えば2024年3月15日積算 → 2027年3月31日が期限です。

グループ1〜4の有効期限一覧

ANAのマイルは「グループ1〜4」に分類されて管理されています。失効リスクが高いのはグループ2〜4のマイルです。

グループ 主な対象マイル 有効期限
グループ1 フライトマイル、ライフソリューションサービスで積算したマイル 積算月から36カ月後の月末
グループ2 キャンペーン等で付与されるマイル(比較的長めの期限) キャンペーンにより異なる
グループ3 キャンペーン等で付与されるマイル キャンペーンにより異なる
グループ4 キャンペーン等で付与されるマイル(比較的短めの期限) キャンペーンにより異なる

グループ2〜4は「期間限定マイル」とも呼ばれ、キャンペーンごとに有効期限がまちまちです。知らないうちに短い期限のマイルが溜まっていることもありますので、定期的な確認が欠かせません。

マイルが減算される順番とは?

特典航空券などの交換でマイルを使うとき、どのグループのマイルから使われるのか気になりますよね。ANAの公式ルールでは、有効期限が近いものから優先して減算されます。有効期限が同じマイルが複数ある場合は、グループ4 → グループ3 → グループ2 → グループ1の順で減算されます。

ダイヤモンドサービスメンバーと失効なしの条件

ANAマイレージクラブの最高ステータスである「ダイヤモンドサービス」在籍中は、グループ1のマイルの有効期限が事実上なくなります。ダイヤモンドステータスを保持している間は、マイルが失効することはありません。

ただし、ダイヤモンドサービスの資格を失った時点で、その時点から36カ月後の月末が新たな有効期限として設定されます。ステータスが下がるタイミングに注意が必要です。

ANAマイルの有効期限を確認する方法

「そもそも自分のマイルがいつ失効するかわからない」という方も多いのではないでしょうか。ANAはいくつかの確認手段を用意しています。一番手軽なのはアプリやウェブサイトです。

ANAアプリ・Webサイトで確認する手順

ANAアプリまたはANA SKY WEBにログインすることで、グループごとのマイル残高と有効期限をすぐに確認できます。

  • 1
    ANAアプリを開くかANA SKY WEBにアクセスする

    スマートフォンのANAアプリ、またはブラウザでANA SKY WEB(www.ana.co.jp)にアクセスします。

  • 2
    会員番号・パスワードでログインする

    AMCカードに記載の会員番号と登録済みのパスワードを入力してログインします。

  • 3
    「マイル口座残高照会」を選択する

    マイアカウントのメニューから「マイル口座残高照会」を選択します。グループ1〜4それぞれの残高と有効期限が一覧で表示されます。

💡 モバイルアプリなら一目でわかります

ANAアプリはスマートフォン専用(iOS / Android)です。ホーム画面からすぐにマイル残高と失効予定日を確認できるので、月に一度チェックする習慣をつけておくと安心ですよ。

ANAメールマガジンで確認する

ANAのメールマガジン(ANAメルマガ)に登録しておくと、有効期限が近づいたマイルがある場合に通知メールが届きます。登録はANA SKY WEBのマイページから設定できます。ただし、メールの配信タイミングに頼りすぎず、アプリでの定期確認も合わせて行うことをおすすめします。

電話・郵送で確認する

アプリやウェブサイトが使いにくい場合は、ANAマイレージクラブのサービスデスクへ電話して確認することもできます。

確認方法 連絡先・手順 備考
電話 0570-029-767(ANAマイレージクラブサービスデスク) 営業時間内のみ対応
郵送 明細書の郵送請求が可能(有料の場合あり) 時間がかかる場合あり

電話確認は本人確認が必要となる場合があります。会員番号と登録情報を手元に用意してから電話するとスムーズです。

有効期限が近づいたときの対処法

「もうすぐマイルが失効してしまう…でも特典航空券に使えるほど貯まっていない」というときでも、失効前に活用できる方法はいくつかあります。焦らず、以下の選択肢から自分に合う方法を選んでみてください。

ANA SKYコインに交換する

もっとも手軽な方法が、ANA SKYコインへの交換です。ANA SKYコインとは、ANA航空券や旅行商品の支払いに使えるANA内のポイント通貨です。

交換レートは原則1マイル=1コインですが、ANAカード会員はカードの種類・保有ステータスによって交換率がアップします。交換後の有効期限は交換月から12カ月後の月末です。マイルの期限(36カ月)より短くなりますが、すぐに失効させるよりはずっとお得です。

カード・ステータス 交換率(目安) 備考
ANAマイレージクラブカード(無料) 1.0倍(1マイル=1コイン) 基本レート
ANAカード(一般) 1.2倍 ANAカード所持で上昇
ダイヤモンド・プラチナ・ブロンズサービスメンバー 最大1.7倍 上級ステータスで最高率

※交換率はカードの種類や交換マイル数によって異なります。最新情報はANA公式サイトでご確認ください。

ℹ ANA SKYコインの使い道

ANA SKYコインはANA国際線・国内線航空券、ANA旅行商品(ツアー)などの支払いに充当できます。特典航空券とは異なり、現金で買う航空券の「値引き」として使えるのが便利なポイントです。

特典航空券・グッズ・寄付に交換する

マイルがある程度まとまっていれば、特典航空券への交換が最も還元率が高い使い道です。必要マイル数は路線・クラスによって異なります(詳細はANA公式サイトの「特典航空券」ページで確認できます)。使える路線や座席数には限りがありますが、空席があれば直前予約でも交換できます。

特典航空券まで届かない場合は以下の交換先も選択肢になります。

  • ANAオリジナルグッズ・電子マネー: ANAの公式ショッピングサイトでグッズや電子マネーに交換
  • 寄付: ANAのマイルを社会貢献活動への寄付に充てることが可能
  • 他社ポイント移行: 一部の提携ポイントへの移行が可能(移行先と比率はANA公式サイトで確認)

少額マイルの使い道(1,000マイルから)

少ないマイルしかない場合でも、1,000マイルから使える機内販売品との交換や、ANA SKYコインへの交換(コイン数が少なくても)は有効な手段です。失効させてしまうのが一番もったいないので、たとえ少額でも活用しておきましょう。

ANAマイルの有効期限を延長・無期限にする方法

「できればマイルを長く保有しておきたい」「有効期限を気にせず貯めたい」という方のために、有効期限を事実上なくす方法もあります。ただし、どちらも高いハードルが必要です。

ダイヤモンドサービスメンバー期間中は失効なし

ANA上級会員の最高峰である「ダイヤモンドサービス」のステータスを持っている間は、グループ1のマイルに有効期限が適用されません。ダイヤモンドサービスはプレミアムポイント(PP)を1年間で100,000PP以上獲得することで翌年に資格が与えられます。

マイルを無期限で保有できる安心感は大きいですが、ダイヤモンドステータスの維持には毎年多くのフライトが必要です。ステータスを失った時点から通常の36カ月ルールに戻りますので、資格喪失のタイミングには注意が必要です。

ミリオンマイラー(LTマイル100万以上)は生涯失効なし

ANAマイレージクラブには「ミリオンマイラープログラム」という制度があります。生涯獲得のライフタイムマイル(LTマイル)が100万マイルを超えると、以降のグループ1マイルは生涯失効しなくなります

100万マイルは、国際線ファーストクラスでも数十回以上の搭乗が必要な非常に高いハードルですが、長年ANAを利用しているヘビーユーザーにとっては現実的な目標にもなります。

ANAアメックス・ANAダイナースなどのポイントとして保有→移行時にリセット

ANAマイルを直接保有するのではなく、クレジットカードのポイントとして持ち続けることで、実質的に有効期限を延ばす戦略があります。代表的なカードは以下の2つです。

  • ANAアメリカン・エキスプレス・カード: 「ポイント移行コース」に登録すると、ポイントに有効期限がなくなります。好きなタイミングでANAマイルに移行でき、移行した時点から36カ月が起算されます。
  • ANAダイナースカード: 貯めたポイントに有効期限・マイル移行上限がありません。移行手数料もかからず、じっくりポイントを貯めてから移行できます。

カードのポイントとして保有し、必要なタイミングでマイルに移行する形になります。移行レートや年会費、維持コストも考慮した上で判断してください。

よくある質問

マイルが失効したらどうなりますか?

失効したマイルは自動的に消滅し、復元することはできません。有効期限を過ぎると、いかなる理由があっても元に戻す制度はありませんので、期限前に必ず利用するか、ANA SKYコイン等に交換しておきましょう。

マイルを使うと有効期限はリセットされますか?

いいえ、マイルを使っても残りのマイルの有効期限はリセットされません。各マイルの有効期限は積算されたときから決まっており、使用の有無で変わることはありません。

期間限定マイル(グループ2〜4)の期限はどこで確認できますか?

ANAアプリまたはANA SKY WEBにログインし、「マイル口座残高照会」からグループごとの残高と有効期限を確認できます。グループ2〜4のマイルはキャンペーンごとに有効期限が異なるため、こまめに確認することをおすすめします。

ANA SKYコインに交換した場合の有効期限は?

ANA SKYコインの有効期限は、交換した月から12カ月後の月末(日本時間23:59)です。マイルの有効期限(36カ月)より短くなりますので、交換のタイミングには注意が必要です。

ダイヤモンドステータスを失うとマイルはどうなりますか?

ダイヤモンドサービスの資格を失った時点から、通常のグループ1マイルのルールに戻ります。すなわち、その時点から36カ月後の月末が新たな有効期限になります。失効なしの特典はダイヤモンド在籍中のみ有効です。

まとめ:ANAマイルの有効期限と対処法

  • グループ1のマイルは積算月から36カ月後の月末が有効期限。日はなく月末が基準
  • グループ2〜4はキャンペーンにより期限が異なる。ANAアプリで定期的に確認を
  • 期限が近い場合はANA SKYコインへの交換が最もお手軽な失効回避策
  • ダイヤモンドサービス在籍中は失効なし。LTマイル100万達成で生涯失効なし
  • 一度失効したマイルは復元不可。気づいたときに早めに確認・対処することが大切

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