貯まった小銭をATMで口座に入金したいけれど、「どの銀行ならできるの?」「コンビニのATMでも大丈夫?」と迷っていませんか。実は銀行によって対応状況がかなり違います。この記事では、ATMで小銭(硬貨)を入金できる銀行・できない銀行を比較表でわかりやすくまとめました。
主要4行(三菱UFJ・三井住友・みずほ・りそな)の店舗内ATMなら、平日8:45〜18:00に1回100枚まで無料で硬貨入金ができます。ただしゆうちょ銀行のATMは1枚から手数料がかかるので注意が必要です。また、セブン銀行・イーネット・ローソン銀行などコンビニATMは硬貨に対応していません。
ATMで小銭を入金できる銀行・できない銀行【比較一覧】
まずは主要銀行のATM硬貨入金の対応状況を表でまとめました。「ATMで無料入金できるかどうか」を一目で確認できます。
| 銀行名 | ATM入金 | 手数料 | 1回の枚数上限 | 取扱時間 |
|---|---|---|---|---|
| 三菱UFJ銀行 | 可 | 無料 | 100枚 | 平日8:45〜18:00 |
| 三井住友銀行 | 可 | 無料 | 100枚(500円は75枚) | 平日8:45〜18:00 |
| みずほ銀行 | 可 | 無料 | 100枚 | 平日8:45〜18:00 |
| りそな銀行 | 可 | 無料 | ATMによる | 平日8:45〜18:00 |
| ゆうちょ銀行 | 有料 | 25枚まで110円〜 | 100枚 | 平日のみ |
| セブン銀行 | 非対応 | — | — | — |
| イーネット(ファミマ) | 非対応 | — | — | — |
| ローソン銀行 | 非対応 | — | — | — |
ポイント:硬貨入金が可能なのは原則店舗内に設置されたATMに限られます。同じ銀行でも、無人のコーナーATMや商業施設内のATMでは硬貨が使えないケースがありますのでご注意ください。
銀行ATMで小銭を入金する方法と注意点(主要4行)
次は主要4行それぞれの条件を詳しく確認しましょう。銀行によって微妙に違いがあるので、ご自身が口座を持っている銀行の項目をチェックしてみてください。
三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行のATMでは、公式FAQによると平日8:45〜18:00に硬貨の入金が可能です。手数料は無料、1回あたりの枚数上限は100枚で、回数の制限はありません(100枚×複数回に分けて入金できます)。
対象はほぼ全店舗のATMです。ただし一部の店舗外ATM(企業・病院・商業施設内など)では硬貨取扱い機能のない機種が設置されている場合があります。コンビニATMや他行ATMは対応していません。
三井住友銀行
三井住友銀行のATMも、公式FAQによると平日8:45〜18:00に硬貨の入金が無料で利用できます。1回の上限は100枚(500円硬貨は75枚)で、回数制限はありません。
利用できるのは基本的に店舗内のATMで、店舗外ATMは原則対応していません。コンビニATMも利用不可です。500円硬貨の上限が75枚という点は、他行と少し異なりますのでご注意ください。
みずほ銀行
みずほ銀行の公式FAQによると、平日8:45〜18:00に硬貨の入金が無料です。1回の上限は100枚、回数制限はなし。
みずほ銀行は4行の中でも「店舗内ATMのみ」という制限が明確です。店舗外のATMでは硬貨の取り扱いがないため、必ず有人店舗に設置されたATMをご利用ください。
りそな銀行(埼玉りそな銀行)
りそな銀行のATMでも、平日8:45〜18:00に硬貨の入金が無料でできます。手数料は店舗内ATMでの入金については無料です。
なお、公式サイトでは1回あたりの枚数上限が明示されていません。ご利用の際はATM画面の案内をご確認ください。他の主要行と同様に100枚程度とみられますが、機種によって異なる場合があります。
ゆうちょ銀行のATM入金は要注意——1枚から手数料がかかる
「ゆうちょ銀行のATMは全国に多いから便利」と思って向かうと、思わぬ手数料が発生します。ゆうちょ銀行のATMは、硬貨の入金が1枚から有料です。2024年4月1日の改定後は以下の料金になっています。
| 枚数 | ATM手数料 | 窓口手数料 |
|---|---|---|
| 1〜25枚 | 110円 | 無料 |
| 26〜50枚 | 220円 | 無料 |
| 51〜100枚 | 330円 | 無料 |
| 101〜500枚 | — | 550円 |
| 501〜1,000枚 | — | 1,100円 |
ゆうちょで入金するなら窓口のほうがお得!
2024年4月1日の手数料改定で、ゆうちょ銀行の窓口は100枚まで無料になりました。ATMより窓口のほうが安いという逆転現象が起きています。ゆうちょ口座しかない場合は、窓口の営業時間内(平日9:00〜16:00)に窓口を利用しましょう。
コンビニATMでは小銭入金できない——代わりの方法3つ
急いで近くのコンビニATMに行っても、残念ながら硬貨は入金できません。コンビニATMで小銭入金を試みようとしているなら、代替手段を先に知っておきましょう。
セブン銀行・イーネット・ローソン銀行は硬貨非対応
コンビニATM(セブン銀行・イーネット・ローソン銀行)は硬貨の読み取り機構を持っておらず、硬貨の入金には対応していません。これは機器の仕様によるもので、どの銀行カードを使っても同様です。
ネット銀行ユーザーの抜け道:提携ATMを使う
ネット銀行の口座を持っている場合、提携銀行のATMを経由して硬貨を入金できることがあります。
- 楽天銀行:公式FAQによるとみずほ銀行のATMを使って硬貨入金が可能(みずほATMの条件に準拠)
- PayPay銀行:公式FAQによると三井住友銀行の店舗内ATM(一部支店外も)で硬貨入金が可能(平日8:45〜18:00)
ただし、いずれも提携ATMの条件(平日8:45〜18:00・店舗内ATムのみ等)がそのまま適用されます。また手数料や引き出し条件は各社の提携規定を事前に確認してください。
ポケットチェンジで電子マネーに変換する
「口座は必要ないけど小銭を使い切りたい」という場合は、ポケットチェンジという方法もあります。空港や大型商業施設に設置されている両替機で、小銭をSuicaなどの電子マネーに変換できます。一部機器では日本円の硬貨にも対応しており、余った小銭を電子マネーとして活用できる便利なサービスです。
小銭が多い場合は窓口を利用——窓口手数料の比較
ATMの1回制限(100枚)を大きく超える枚数の小銭をまとめて入金したい場合は、窓口を利用することになります。銀行によって窓口手数料の体系が異なりますので、主要行の料金を確認しておきましょう。
| 銀行 | 〜100枚 | 101〜500枚 | 501〜1,000枚 |
|---|---|---|---|
| 三井住友銀行 | 無料 | 550円 | 1,100円 |
| りそな銀行 | 無料(1日1回) | 660円 | 1,320円 |
| ゆうちょ銀行 | 無料 | 550円 | 1,100円 |
| 三菱UFJ・みずほ | 各行公式サイトにてご確認ください | ||
2025年10月1日に三井住友銀行の窓口手数料が改定されました。
三井住友銀行公式FAQによると、以前は300枚まで無料でしたが、2025年10月1日より「現金整理手数料」として100枚まで無料(101枚以上は550円〜)に変更されています。ご注意ください。
窓口利用の場合は、ATMで複数回に分けて入金するほうが手数料を節約できることがほとんどです。ATMが平日8:45〜18:00に使える状況であれば、100枚ずつ複数回に分けてATM入金する方法がお得です。
節約テクニック:ATM入金と窓口を組み合わせよう
大量の小銭がある場合は、当日ATMで複数回入金し、残りは翌日以降に窓口でまとめて入金するという組み合わせが効果的です。窓口で「100枚まで無料」の枠は基本的に1日1回のため、翌日に改めて利用することで手数料を抑えられます。事前に100枚ずつ数えてコインケースに入れておくと、ATMでの入金作業もスムーズですよ。
小銭をATMに持ち込む前に整理しよう
ATMへの硬貨入金は1回100枚までという制限があります。大量の小銭をまとめて入金したい場合は、事前に100枚ずつ仕分けておくとATMでの手続きがスムーズになります。コインケースやコインソーターを使えば、整理の手間がぐっと減りますよ。
まとめ:ATMで小銭入金するときのポイント
この記事のポイントをおさらい
- ✓三菱UFJ・三井住友・みずほ・りそなの店舗内ATMなら平日8:45〜18:00に無料で硬貨入金できる
- ✓1回の入金上限は100枚(三井住友の500円硬貨は75枚)。複数回に分ければ回数制限なし
- ✓ゆうちょ銀行のATMは1枚から有料(25枚まで110円〜)。窓口なら100枚まで無料
- ✓セブン銀行・イーネット・ローソン銀行などのコンビニATMは硬貨非対応
- ✓コンビニATMしかない場合は、ネット銀行の提携ATMやポケットチェンジを活用しよう
- ✓大量の小銭は事前に100枚ずつ仕分けておくとATM入金がスムーズ
小銭が溜まってしまったとき、平日に時間が取れるなら主要行の店舗内ATMを使うのが一番手軽でお得です。プライシーでは銀行手数料の比較情報や、お得な節約情報を随時更新しています。アプリも活用して、賢くお金を管理しましょう。
よくある質問
主要銀行(三菱UFJ・三井住友・みずほ・りそな)の店舗内ATMでは、平日の8:45〜18:00のみ硬貨の入金が可能です。土日・祝日は対応していません。時間外や週末は後日平日に再訪するか、窓口(平日9:00〜15:00または16:00)を利用しましょう。
ATMの1回入金上限(100枚)を超える場合は、複数回に分けてATMに入金するか、窓口を利用するかのどちらかになります。窓口は手数料がかかる場合があるため(三井住友は101枚以上で550円〜)、ATMで複数回に分けるほうが無料でできる場合が多いです。
残念ながら、セブン銀行・イーネット(ファミマ)・ローソン銀行などのコンビニATMは硬貨の入金に対応していません。近くに銀行の店舗がない場合は、楽天銀行ならみずほATM、PayPay銀行なら三井住友ATMを提携ATMとして利用できる場合があります。
ゆうちょ銀行のATMで硬貨を無料入金することはできません(1枚から手数料110円〜)。ゆうちょ銀行で手数料なく入金したい場合は、窓口をご利用ください。2024年4月の改定後、窓口では100枚まで無料になっています。窓口の受付時間は平日9:00〜16:00が目安です。
