「キャッシュカードの暗証番号が思い出せない…」「ロックされてしまった」そんな焦りを感じる方も多いですよね。でも安心してください。銀行ごとに決まった手順を踏めば、ほとんどのケースで暗証番号を再設定して元通りに使えるようになります。この記事では、状況別の対処法と主要6銀行の手続き方法をわかりやすくまとめました。

結論
あなたの状況に合った対処法はこちら
番号を忘れた ネットバンキング・アプリで再登録(最速)/ コールセンターへ電話(書類郵送) / 窓口へ(本人確認書類持参)
ロックされた 翌日まで待つ(自動解除の銀行あり) or ネットバンキング・アプリで解除 or 窓口へ
変更したい ATMで変更(現在の番号がわかる場合・最も手軽) or ネットバンキング

キャッシュカードの暗証番号とは?役割と基本ルール

キャッシュカードの暗証番号は、本人確認のために使う4桁の数字です。ATMの操作からアプリへの登録まで、銀行サービスを利用するあらゆる場面で必要になります。

暗証番号が必要な主なシーン

  • ATMでの出金・振込・残高照会 — 最も基本的な使用場面です
  • 口座振替の申し込み — 引き落とし口座を新たに登録する際に必要なことがあります
  • ネットバンキング・銀行アプリの初期登録 — スマホアプリと口座を連携させる際に使います
  • 窓口でのお手続き — 一部の窓口手続きで暗証番号の確認を求められることがあります

暗証番号を「照会」することはできない理由

「銀行に電話して暗証番号を教えてもらえないの?」と思われる方も多いですが、残念ながらそれはできません。金融庁のガイドラインにより、銀行側も暗証番号を保有・開示しない仕組みになっています。これは不正利用から口座を守るためのセキュリティ対策です。

つまり「暗証番号を調べる」という手段は存在せず、できるのは新しい暗証番号に変更・再登録することだけです。

暗証番号を忘れた・わからなくなった時の対処法

暗証番号が思い出せなくなってしまった場合、対処法は大きく3つです。ご自身の状況に合った方法を選んでみてください。

【状況別フロー】どの方法を選べばいいか

あなたの状況はどれですか?
番号が完全にわからない ネットバンキング再登録(対応銀行)または窓口で手続き
ロックされている 翌日待つ or ネットバンキング or 窓口でロック解除
番号はわかる・変更したい ATMで暗証番号変更(最も手軽)

ネットバンキング・アプリで再登録する方法(最速)

三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行・イオン銀行・楽天銀行など、多くの銀行でネットバンキングやスマホアプリから暗証番号の再登録が可能です。24時間365日受け付けている銀行も多く、最も手軽な方法です。ただし、ワンタイムパスワードや本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)のスキャンが必要なケースがあります。

1
ご利用の銀行のネットバンキングサイト・アプリにアクセスする
2
「暗証番号の再登録」「暗証番号の変更」メニューを選択する
3
ワンタイムパスワードや本人確認(書類スキャン等)を行う
4
新しい暗証番号を設定して完了

注意:みずほ銀行と三井住友銀行は、暗証番号を忘れた場合はATM・ネットバンキングでの再登録ができません。窓口での手続きが必要です。ご利用の銀行が対応しているかどうか、事前に確認しておきましょう。

コールセンターに電話して手続きする方法

「アプリの操作が不安」「窓口に行く前にまず状況を確認したい」という場合は、各銀行のコールセンターへの電話もよい選択肢です。電話でのヒアリング後、手続き書類が自宅に郵送されるか、窓口来店を案内されるのが一般的な流れです。

1
キャッシュカード裏面または各銀行の公式サイトに記載のカスタマーセンターへ電話する
2
オペレーターに「暗証番号を忘れた」旨を伝え、本人確認(口座番号・生年月日等)を行う
3
案内に従い、書類の郵送申請または窓口来店の予約をする
4
受け取った書類に記入・返送、または窓口で手続きを完了する

電話受付時間に注意:多くの銀行のカスタマーセンターは平日9:00〜17:00の受付です。イオン銀行(0120-13-1089、年中無休9:00〜18:00)など一部は土日も対応しています。急ぎの場合はネットバンキング対応の銀行のほうが早く解決できます。

ATMで暗証番号を変更する方法(現在の番号がわかる場合のみ)

現在の暗証番号が正しく入力できる状態であれば、最寄りのATMから簡単に変更できます。手数料は無料で、窓口に行く必要もないため最も手軽な方法です。

1
銀行のATMにキャッシュカードを挿入する
2
「暗証番号変更」または「各種手続き」を選択する
3
現在の暗証番号を入力する
4
新しい暗証番号を2回入力して確定する

ポイント:ATMでの変更は「現在の暗証番号が正しく入力できること」が前提です。番号を完全に忘れている場合は、この方法は使えません。

窓口で再登録する方法(番号が完全にわからない場合)

ネットバンキングに対応していない銀行や、番号を完全に忘れてしまった場合は窓口での手続きが必要です。平日の営業時間内に足を運ぶ必要がありますが、確実に対応してもらえます。

窓口に持っていくもの(一般的な例):

  • キャッシュカード(または通帳)
  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど写真付きのもの)
  • お届け印(必要な銀行とそうでない銀行があります)

持ち物は銀行によって異なりますので、事前にご利用の銀行のウェブサイトで確認するか、カスタマーセンターに問い合わせておくことをおすすめします。

暗証番号がロックされた時の解除手順

ATMで何度か番号を間違えてしまい、カードがロックされてしまった場合は落ち着いて対応しましょう。ほとんどの銀行で解除する方法が用意されています。

何回間違えるとロックされるか?(銀行別)

ロックがかかる連続入力ミスの回数は銀行によって異なります。多くの銀行は3回連続の入力ミスでロックされますが、銀行によって細かい条件が違います。

銀行名 ロックがかかる回数 自動解除
三菱UFJ銀行 3回連続 翌日自動解除あり
みずほ銀行 1日3回 翌日自動リセット(繰り返しの場合は窓口)
三井住友銀行 3回連続 窓口での解除が必要
ゆうちょ銀行 3回連続 アプリ or 窓口
イオン銀行 複数回連続 ネットバンキング or 窓口

注意:「翌日自動解除」の正確な条件は、カードの種類や状況によって銀行ごとに異なります。繰り返しロックされた場合や確信が持てない場合は、ご利用の銀行のカスタマーセンターに問い合わせるのが確実です。

ロック解除・再設定の手順

ロック解除の方法は、ご利用の銀行によって異なります。大きく分けると以下の3つのルートがあります。

① 翌日まで待つ(一部銀行)三菱UFJ銀行やみずほ銀行など、翌日になると自動的にロックが解除される銀行もあります。急ぎでない場合は、翌日あらためて正しい番号でATM操作を試みてみましょう。

② ネットバンキング・アプリで解除する(対応銀行)イオン銀行ではネットバンキング、ゆうちょ銀行ではゆうちょ手続きアプリからロック解除と暗証番号の再設定が可能です。アプリを使えば自宅から手続きを完結できるため、非常に便利です。

③ 窓口に行く三井住友銀行はロック解除に窓口手続きが必要です。また、他の銀行でも翌日解除を待てない場合や、繰り返しロックされてしまった場合は窓口へ向かうのが確実です。

主要銀行別の手続き方法まとめ(比較表)

主要銀行ごとの手続き方法を一覧にまとめました。ご利用の銀行の列をチェックして、スムーズに手続きを進めましょう。

銀行名 忘れた時の再登録方法 ATMでの変更 窓口必要書類
三菱UFJ銀行 ネットバンキング対応三菱UFJダイレクトで24時間365日(一部メンテ除く)。ワンタイムパスワード必要 可能 キャッシュカード+写真付き本人確認書類+お届け印
みずほ銀行 窓口のみ忘れた場合はオンライン不可。ATMでの変更は現在の番号が必要 みずほATM等で可 通帳+キャッシュカード+取引印鑑+本人確認書類
三井住友銀行 窓口のみ忘れた場合はATM・ネットバンキング不可 本支店ATMで可 窓口にて確認(本人確認書類等)
ゆうちょ銀行 アプリ対応ゆうちょ手続きアプリで再登録。免許証・マイナンバーカード等必要 通帳orキャッシュカード+お届け印+本人確認書類(後日郵送)
イオン銀行 ネットバンキング対応ワンタイムパスワード認証で変更。コールセンター(0120-13-1089)経由の書類郵送方式も可 キャッシュカード+本人確認書類(写真付きなら印鑑不要)
楽天銀行 アプリで申請アプリ→「登録情報」→「暗証番号の変更・ロック解除」から申込→郵送の番号で新PIN設定 アプリ手続きが基本

ポイント:上表の情報は2026年6月時点のものです。手続き方法や必要書類は各銀行の規定変更により変わる場合があります。必ずご利用の銀行の公式サイトで最新情報をご確認ください。

安全な暗証番号の決め方と管理のコツ

暗証番号を再設定するついでに、より安全な番号に変えることも検討してみましょう。番号の選び方ひとつで、不正利用のリスクを大きく下げることができます。

避けるべきNG番号パターン

以下のような番号は不正利用者に推測されやすいため、避けることをおすすめします。

  • 生年月日・誕生年(例:0815、1990) — 財布を盗んだ犯人が免許証と照合するパターンで被害が多いです
  • 電話番号の末尾4桁 — 知人に番号を知られているリスクがあります
  • 連番(1234、2345) — 試行錯誤で推測されやすいです
  • 同じ数字の繰り返し(1111、3333) — 最もよく試される番号のひとつです
  • テンキー配列パターン(2580、1379) — 規則的なため推測されやすいです

定期的な変更で不正利用リスクを下げる

同じ暗証番号を長期間使い続けるのも避けたいところです。セキュリティ上は1〜2年に一度を目安に変更することで、万一情報が漏えいした場合のリスクを下げることができます。

変更はATMから無料でできますので、「いつか変えよう」と思いながら後回しにしている方は、次回ATMを利用する際に合わせて変えてしまうのがおすすめです。

管理のコツ:「覚えやすいけれど他人に推測されにくい」番号を作るには、自分だけが知っているエピソードに基づいた数字(好きな映画の公開年の下4桁、特定のイベントの日付など)を使う方法があります。メモに残す場合は「暗証番号」と明記せず、他の情報に紛れさせておくと安全です。

よくある質問

キャッシュカードの暗証番号は何桁ですか?

キャッシュカードの暗証番号は4桁の数字です。日本のすべての金融機関で統一されています。英字や記号は使えません。

暗証番号を何回間違えるとロックされますか?

多くの銀行では3回連続の入力ミスでロックされます(みずほ銀行は1日3回)。翌日に自動解除される銀行もありますが、繰り返しミスした場合や三井住友銀行のように自動解除がない銀行では、窓口での手続きが必要です。

キャッシュカードの暗証番号を確認・照会する方法はありますか?

ありません。金融庁のガイドラインにより、銀行側も暗証番号を保有・開示しない仕組みになっています。「暗証番号を調べる」ことはできず、できるのは新しい番号への変更・再登録のみです。

暗証番号の変更・再設定は無料でできますか?

ATMでの変更は無料です。窓口での手続きも多くの場合は無料ですが、カードの再発行が必要な場合は手数料がかかることがあります(例:三菱UFJ銀行では写真なし本人確認書類の場合に1,100円)。詳細はご利用の銀行にご確認ください。

キャッシュカードとクレジットカードの暗証番号は別ですか?

基本的には別々に設定できます。ただし、銀行系クレジットカード(三菱UFJカードなど)の場合、キャッシュカードとクレジットカードで同一の暗証番号が設定されているケースもあります。クレジットカードの暗証番号については、ご利用のカードの規約・会員サイトをご確認ください。

まとめ:キャッシュカードの暗証番号トラブル対処法

  • 暗証番号の「照会・確認」はどの銀行でも不可。できるのは新しい番号への再登録・変更のみ
  • 番号を忘れた場合:ネットバンキング(対応銀行)または窓口で再登録
  • 番号がわかる・変更したい場合:ATMで手軽に変更(無料)
  • ロックされた場合:翌日の自動解除を待つ or ネットバンキング・アプリ or 窓口で解除
  • 生年月日・連番・同一数字など推測されやすい番号は避け、1〜2年ごとに定期変更を

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