結論
ATMへの入金上限は銀行によって異なり、多くの銀行では「1回200万円(紙幣200枚)」が目安

三菱UFJ・三井住友など主要メガバンクの自行ATMは金額上限なし(紙幣200枚まで)で回数制限もありません。コンビニATMは銀行カードによって異なりますが、1回50万円が目安です。上限を超えた場合は、複数回に分けて入金するか窓口をご利用ください。

ATM入金の限度額は銀行・ATMの種類で決まる【早見表】

ATMで一度に入金できる金額は、「どの銀行のカードを使うか」と「どのATM(自行ATM・コンビニATM)を使うか」の組み合わせによって決まります。まず、主要銀行の限度額をまとめた早見表で自分の銀行を確認してみましょう。

銀行 自行ATM(1回) コンビニATM(1回) 1日の上限
三菱UFJ銀行 上限なし
(紙幣200枚・約200万円)
要確認
(別途制限あり)
なし
みずほ銀行 200万円
(紙幣200枚・硬貨100枚)
50万円
(セブン・ローソン・イーネット)
なし
三井住友銀行 上限なし
(紙幣200枚・硬貨100枚)
ATMにより異なる なし
りそな銀行 上限なし
(ATM機器の制約のみ)
ATMにより異なる なし
ゆうちょ銀行 50万円
(ICカード+生体認証で500万円)
50万円 要確認
楽天銀行 銀行側に独立した入金限度額なし(提携ATM機器の制約に依存) なし
PayPay銀行 銀行側に独立した入金限度額なし(提携ATM機器の制約に依存) なし

上記は2026年6月時点の情報です。各銀行の正確な限度額は公式サイトでご確認ください。ATM機器の仕様変更により変わる場合があります。

自行ATMとコンビニATMで上限が大きく違う

同じ銀行のカードを使っても、自行ATMとコンビニATMでは入金できる金額が大きく異なるケースがあります。たとえばみずほ銀行の場合、自行ATMでは1回200万円まで入金できるのに対し、セブン銀行ATMでは1回50万円までに制限されています。

この違いは、コンビニATMが「セブン銀行」「ローソン銀行」などの他社ATMであり、接続先の銀行が設定した利用上限に従うためです。大金を一度に入金したい場合は、自行ATMを選ぶのが確実です。

ICカードと磁気カードで限度額が変わることがある銀行によっては、ICチップ搭載のキャッシュカード(ICカード)と磁気ストライプカードで入金限度額が異なる場合があります。特にゆうちょ銀行は、ICカードに生体認証を登録することで入金上限が大幅に引き上げられます。お手持ちのカードがどちらのタイプかも確認しておきましょう。

メガバンクのATM入金限度額一覧

三菱UFJ・みずほ・三井住友・りそなのメガバンク4行について、公式FAQをもとに入金限度額を詳しく解説します。

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行のATMへの入金(お預け入れ)は、金額の上限はありません。ただし、1回あたりに投入できる紙幣は200枚、硬貨は100枚までと機械的な制限があります。1万円札200枚で200万円が目安です。1日の上限回数もないため、複数回に分けて何度でも入金できます(三菱UFJ銀行 公式FAQ)。

コンビニATMのご利用について三菱UFJ銀行カードでコンビニATMを利用する場合は、各ATM事業者が定める上限が適用されます。詳細は三菱UFJ銀行公式サイトまたは各ATM事業者のサービス案内でご確認ください。

みずほ銀行

みずほ銀行の自行ATMへの入金上限は1回200万円(紙幣200枚・硬貨100枚)です。1日の入金合計上限は設けられていません。コンビニATM(セブン銀行・ローソン銀行・イーネット)経由での入金は、1回あたり50万円が上限となります(みずほ銀行 公式FAQ)。

三井住友銀行

三井住友銀行の公式FAQによると、ATMへのお預け入れ金額に上限はありません。1回あたりの取扱枚数は紙幣200枚・硬貨100枚まで。入金回数の上限もなく、繰り返し入金することが可能です。コンビニATMの入金上限については、ご利用のATM事業者にご確認ください。

りそな銀行

りそな銀行のATM入金については、公式サイト上に独立した入金限度額の記載はありません。ATM機器の物理的な制約(紙幣200枚程度)が実質的な1回の上限となります。なお、ATM出金・振込については1日100万円(うち現金引き出し50万円)の上限が設定されています。

コンビニATMの入金限度額(セブン・ローソン・ファミマ)

コンビニATMは自行ATMと異なり、ATM事業者ごとに1回あたりの取扱枚数に制限があります。入金できる金額は、「使用する銀行カード」と「ATMの種類」の両方の制限を受けます。

ATM事業者 設置場所 1回入金上限の目安 備考
セブン銀行ATM セブン-イレブン、イトーヨーカドーなど 紙幣50枚まで
(50万円が目安)
銀行カードごとに上限が異なる場合あり
ローソン銀行ATM ローソン、ナチュラルローソンなど 50万円
(みずほ銀行カード利用時)
銀行カードによって異なる
イーネットATM ファミリーマート、ポプラなど 50万円
(みずほ銀行カード利用時)
銀行カードによって異なる

注意:コンビニATMの入金上限は、ご使用の銀行カードとATM事業者の組み合わせによって変わります。上表はあくまで目安です。ご利用前に各銀行・ATM事業者の公式サイトでご確認ください。

ゆうちょ・ネット銀行・地方銀行の入金限度額

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行ATMへの入金(預け入れ)は、通常は1回50万円までです。ただし、ICキャッシュカードで生体認証(指静脈・手のひら静脈)を登録している場合、上限は最大500万円まで引き上げられます。生体認証の登録は、ゆうちょ銀行の窓口またはATMで行えます。

「預入限度額」という言葉はゆうちょ銀行の口座残高の合計上限(通常貯金+定期性貯金で最大1,300万円)を指します。ATMの1回入金上限とは別の概念ですのでご注意ください。

ネット銀行(楽天銀行・PayPay銀行)

楽天銀行・PayPay銀行はいずれも、銀行側が独立した入金限度額を設定していません。入金できる金額は、ご利用の提携ATM(セブン銀行・ローソン銀行・イオン銀行など)が定める紙幣枚数の上限に準じます。

PayPay銀行の公式FAQには「当社では入金限度額の設定はしておりません。一度に取り扱いできる紙幣の枚数に上限があります。ご利用の各提携ATMのサービス詳細をご確認ください」と明記されています(2026年5月18日更新)。

地方銀行・信用金庫

地方銀行や信用金庫のATM入金限度額は各行によって異なります。おおむね「1回200枚(200万円程度)」が機械的な上限となりますが、独自の金額制限を設けている銀行もあります。ご利用の銀行公式サイトまたはコールセンターにてご確認ください。

ATM入金に限度額が設定される理由

ATMの入金に限度額や枚数制限が設けられている主な理由は以下の3つです。

1
ATM機器の物理的な制約

ATMの紙幣処理機構は一度に投入できる紙幣の枚数に限界があります。多くの機種は紙幣200枚が上限で、これを超えると機械が詰まるリスクがあります。1万円札200枚で約200万円が機器の実質的な上限です。

2
不正利用・盗難リスクの軽減

ATMカードが盗難に遭った場合、入金限度額を設けることで被害を一定の範囲内に抑えるセキュリティ機能として機能します。特にコンビニATMでは利用者の確認が難しいため、慎重な設定がされています。

3
マネーロンダリング防止(犯収法対応)

犯罪収益移転防止法(犯収法)に基づき、大量の現金取引は監視対象となります。入金に上限を設けることで、銀行は不審な取引を検知しやすくなります。

限度額を超えたときの対処法

一度の入金で上限を超える金額を預けたい場合は、以下の方法を検討してください。

方法 手順 注意点
複数回に分けてATM入金 同じATMで繰り返し入金する(三菱UFJ・三井住友は回数制限なし) ATM手数料が回数分かかる場合あり
銀行窓口で入金 銀行の窓口(テラー)で直接預け入れ 窓口の営業時間(平日9〜15時が多い)内のみ
振込で入金 別口座からネットバンキング等で振込 振込手数料・ネットバンキングの振込上限(通常1,000万円/日)に注意
ゆうちょ:生体認証を登録 ゆうちょATM・窓口でICカードに生体認証を登録する 登録後、1回上限が50万円→最大500万円に引き上げ

複数回入金がおすすめ三菱UFJ・三井住友銀行は入金回数に上限がないため、1日で何度でもATM入金が可能です。まとまった金額を預けたい場合も、分割入金で対応できます。ATM手数料の無料条件をお持ちの方は特に有利です。

ATM入金限度額を変更する方法

「ATM入金の上限を引き上げたい」という場合、多くの銀行では入金限度額の変更方法が異なります。なお、三菱UFJ・三井住友のように「入金上限なし」の銀行では、そもそも変更の必要はありません。

ゆうちょ銀行:生体認証を登録して500万円に引き上げ

ゆうちょ銀行でATM入金上限を50万円から引き上げるには、ICキャッシュカードに生体認証(指静脈・手のひら静脈)を登録します。登録後は最大500万円まで入金できます。

1
ゆうちょ銀行の窓口かATMに行く

ICキャッシュカードとご本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)を持参します。

2
生体認証(バイオメトリクス)を登録する

指静脈または手のひら静脈を登録します。手続きは窓口で10〜15分程度が目安です。

3
以降は生体認証付きICカードで入金できる

ゆうちょATMで生体認証を使って入金すると、1回最大500万円まで対応します。

ATM出金・振込の限度額変更(全般)

ATMの「出金(引き出し)や振込の限度額」については、多くの銀行でスマホアプリ・ネットバンキングから変更できます。変更方法と所要時間の目安は以下の通りです。

変更方法 手順の特徴 反映時間の目安
スマホアプリ・ネットバンキング 24時間対応。本人確認はワンタイムパスワード等 即日〜当日中
銀行窓口(対面) 本人確認書類を持参。確実で安心 即日
電話(コールセンター) 口頭での本人確認。一部銀行は郵送書類が必要な場合あり 翌営業日以降

「入金限度額」と「出金限度額」は別物ですアプリや窓口で変更できる「ATM限度額」は、多くの場合出金・振込の上限です。入金(預け入れ)の限度額は別に設定されており、変更できる銀行とできない銀行があります。ゆうちょ銀行のように生体認証で入金上限を引き上げられる場合は、専用の手続きが必要です。

よくある質問

ATMに入金できる1日の上限はありますか?

三菱UFJ・みずほ・三井住友・りそなの主要メガバンクは、ATM入金の1日合計上限を設けていません。何度でも入金できます。ゆうちょ銀行は1回50万円(ICカード+生体認証で500万円)の上限があり、1日の合計上限は別途ご確認ください。

ATMにいくらまで入金できますか?(上限の目安)

自行ATMを使う場合、多くの銀行で1回200万円(紙幣200枚)が目安です。三菱UFJ・三井住友は金額上限なしで紙幣200枚まで。コンビニATMは1回50万円が目安です。ゆうちょ銀行は1回50万円(ICカード+生体認証で500万円)です。

セブン銀行ATMでいくらまで入金できますか?

セブン銀行ATMの入金は1回あたり紙幣50枚までです。金額に換算すると1万円札50枚で50万円が目安となります。ご使用の銀行カードによってさらに上限が低い場合もあります。

入金限度額を超えた分はどうすればいいですか?

ATMで複数回に分けて入金するのが最もシンプルです。多くの銀行では入金回数の上限がありません。大金を一度に預けたい場合は銀行窓口(平日9〜15時頃)をご利用ください。窓口ではATMの制限が適用されません。

ゆうちょATMで50万円以上入金するには?

ICキャッシュカードに生体認証(指静脈または手のひら静脈)を登録することで、1回の入金上限が最大500万円に引き上げられます。登録はゆうちょ銀行の窓口またはATMで行えます。

まとめ:ATM入金限度額のポイント

  • 三菱UFJ・三井住友の自行ATMは入金金額の上限なし。1回200枚(約200万円)が機器の目安
  • みずほ銀行の自行ATMは1回200万円まで。コンビニATMは1回50万円
  • セブン銀行・ローソン銀行などコンビニATMは1回50万円(紙幣50枚)が目安
  • ゆうちょ銀行は1回50万円。ICカード+生体認証で最大500万円に引き上げ可能
  • 限度額を超える場合は、複数回分割入金か銀行窓口を利用する

ATM手数料も節約しませんか?

プライシーでは、銀行・ATM手数料に関する最新情報をまとめています。

ATM手数料の最新情報を見る

記事の内容は執筆時点の情報を基にしています。掲載している価格・日程・仕様等は変更になる場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。