「ATMで現金振込したいけど、どのATMで使えるの?手数料はいくら?」そんな疑問をお持ちではないでしょうか。銀行ATMとコンビニATMでは、現金振込への対応が大きく異なります。この記事では、現金振込の対応ATM・操作手順・主要銀行の手数料を一括解説します。

結論
ATMで現金振込できる?まず確認
銀行ATM 現金振込OK。ただし上限は10万円まで。キャッシュカード不要で振込可能。
コンビニATM 現金振込は基本非対応。セブン銀行・ローソン銀行・イーネットATMはいずれもキャッシュカードが必要。
10万円超 ATMでは不可。銀行窓口で本人確認書類(運転免許証等)が必要。

ATMで現金振込できる?銀行ATMとコンビニATMの違い

ATMで現金振込できるかどうかは、「銀行ATM」か「コンビニATM」かによって大きく違います。それぞれの対応状況を見ていきましょう。

現金振込OK

🏦 銀行ATM

三菱UFJ・みずほ・三井住友など主要銀行のATMでは現金振込に対応。ただし上限10万円平日昼間のみが多い。

現金振込NG

🏪 コンビニATM

セブン銀行・ローソン銀行・イーネットはいずれも現金振込非対応。振込にはキャッシュカードが必要です。

銀行ATMなら現金振込できる(キャッシュカード不要)

三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行などの銀行が設置するATMでは、現金を直接投入して振込する機能に対応しています。自分の銀行口座を持っていなくても、振込先の口座情報(銀行名・支店名・口座番号・名義)さえわかれば振り込めるのが大きな特徴です。

キャッシュカードがなくても振り込める

現金振込は、ご自身の銀行口座やキャッシュカードなしで手持ちの現金をそのまま相手の口座に入れる操作です。「口座を開設したばかりでカードが届いていない」「カードを忘れた」という場面でも活用できます。

コンビニATMは現金振込に非対応が多い

街中に多いコンビニATM(セブン銀行・ローソン銀行・イーネット)は、現金振込には対応していません。振込操作を行う際は、ご自身のキャッシュカードによる口座からの振替が必要です。

「コンビニATMが近くにあるから使おう」と思っていた方は、銀行のATMを探す必要があります。

上限は10万円(10万円超はATMで不可)

銀行ATMでの現金振込は、1回あたり10万円が上限です。これは「犯罪による収益の移転防止に関する法律(犯収法)」に基づく本人確認義務によるものです。10万円を超える現金振込は、本人確認書類を持参のうえ銀行窓口で手続きする必要があります。

注意:10万円ちょうどもATMでは受け付けない銀行もあります

「10万円以下」ではなく「10万円未満」を上限とする銀行もあるため、10万円ちょうどの振込は窓口を利用することをおすすめします。

現金振込の手順・やり方(ステップ別)

銀行ATMでの現金振込は、操作自体はシンプルです。事前に振込先の情報を手元に用意しておけば、スムーズに進められますよ。

ATMで現金振込するために準備するもの

銀行ATMで現金振込をする際は、以下の情報が必要です。振込を依頼してきた相手から事前に確認しておきましょう。

必要な情報 具体例・注意点
①金融機関名(銀行名) 例:みずほ銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行
②支店名(店番号) 例:新宿支店(123)
③預金種別 普通預金または当座預金。一般の方はほぼ「普通」
④口座番号 7桁が多い。前ゼロが必要な場合もあり
⑤口座名義(カタカナ) 受取人のフルネーム。カタカナで確認しておく
⑥振込金額と手数料分の現金 手数料は銀行・振込先によって異なる(後述)

口座名義はATM上でも表示されますが、事前にカタカナで確認しておくと入力ミスを防げます。

銀行ATMでの現金振込の手順(番号付きステップ)

1

ATMのメニューから「振込」を選ぶ

ATMのトップ画面で「振込」または「お振込み」をタッチします。カードを挿入せず、現金振込の場合はこのまま進みます。

2

「現金でのお振込み」を選択する

振込方法の選択画面で「現金」または「現金でのお振込み」を選びます。キャッシュカードによる振込とは画面が分岐します。

3

振込先の銀行・支店・口座を入力する

金融機関名→支店名→預金種別→口座番号の順に入力します。スクロールで金融機関を選ぶか、50音で入力するATMが多いです。

4

口座名義(受取人名)を確認する

口座番号を入力すると、画面に受取人名(カタカナ)が表示されます。送金先と一致しているか必ず確認しましょう。

5

振込金額を入力する

手数料は別途かかります。「振込金額」は相手に届ける金額そのもの(手数料は後で追加されます)。

6

現金を投入する

振込金額+手数料の合計額以上の現金を投入します。お釣りは出てきます。

7

内容を確認して「確認」「確定」をタッチ

振込先・金額・手数料の確認画面が出ます。内容を最終確認して「確認」を押せば完了です。レシート(振込明細票)を受け取り、保管しておきましょう。

振込完了のタイミング(着金時間)

2018年10月以降、銀行間の振込は24時間リアルタイム対応が基本となっています。銀行ATMからの現金振込は、同行あては即時着金が多く、他行あても平日8:45〜18:00の受付時間内であればほぼ即時または数分以内に着金します。ただし一部の銀行や受付時間外は翌営業日扱いになる場合があるため、急ぎの振込は余裕を持って行うことをおすすめします。

現金振込に対応しているATM・利用時間

銀行ATMなら現金振込できますが、利用できる時間帯に注意が必要です。特に現金振込は時間帯の制限が厳しく、キャッシュカードによる振込とは異なります。

主要銀行のATM現金振込対応状況

銀行名 ATM現金振込 利用可能時間(目安) 備考
三菱UFJ銀行 ✅ 対応 平日 8:45〜18:00 有人店舗のATM限定
みずほ銀行 ✅ 対応 月〜金 8:45〜18:00 無人ATMは不可
三井住友銀行 ✅ 対応 平日 8:45〜18:00(目安) 有人店舗のATM限定
ゆうちょ銀行 ❌ 現金振込不可 口座からの振替のみ対応
セブン銀行ATM ❌ 現金振込不可 キャッシュカード必要
ローソン銀行ATM ❌ 現金振込不可 キャッシュカード必要

ゆうちょ銀行ATMは「口座からの振込」のみ対応しており、現金を持参してそのまま振り込むことはできません。ゆうちょ銀行での振込は、ゆうちょ口座のキャッシュカードまたは通帳が必要です。

ATM現金振込の利用可能時間帯

現金振込が使えるのは、平日の昼間(おおむね8:45〜18:00)のみです。キャッシュカードによるATM振込が早朝から深夜まで使えるのとは大きく異なります。

現金振込は「有人店舗ATM」限定が多い

みずほ銀行の場合、無人店舗・ローソン内設置ATMなどでは現金振込を取り扱っていません。銀行員が常駐する有人店舗のATMを利用してください。夕方や週末では間に合わない可能性があるため、余裕を持った平日昼間の来店をおすすめします。

ATM現金振込の手数料(主要銀行別比較表)

現金振込はキャッシュカードによる振込に比べて、手数料が高めです。振込前に手数料を確認しておきましょう。

現金振込はカード振込より手数料が高い

ATMで現金振込を行う場合、同行あては550円・他行あては880円かかるケースがほとんどです。一方、キャッシュカードを使ったATM振込は同行あて100〜220円程度と、かなり割安です。

頻繁に振込を行う方には、ネットバンキングへの移行を検討してみてください。多くの銀行で同行あては無料、他行あても100〜220円程度に抑えられます。

主要銀行の現金振込手数料比較表

銀行名 振込方法 同行あて 他行(3万未満) 他行(3万以上)
三菱UFJ銀行 ATM 現金 550円 880円 880円
ATM カード 110円 275円 275円
ネット 無料 154円 220円
みずほ銀行 ATM 現金 550円 880円 880円
ATM カード 220円 270円 330円
みずほダイレクト 無料 110円 110円
三井住友銀行 ATM 現金 550円 880円 880円
ATM カード(同一支店) 無料 165円 275円
SMBCダイレクト 無料 154円 220円

三菱UFJ・みずほ・三井住友の現金振込手数料は、2025年1月前後に各行が実施した改定後の金額です。改定前は220円・440円(3万円未満・以上)だった銀行も多く、古い情報が出回っていますのでご注意ください。最新情報は各銀行公式サイトでご確認ください(三菱UFJみずほ三井住友)。

手数料を節約するコツ

現金振込(550〜880円)は、ATMカード振込(100〜330円)やネットバンキング(無料〜220円)に比べて割高です。キャッシュカードをお持ちの場合はカード振込、スマートフォンのアプリをお使いの方はネットバンキングが節約になります。

10万円を超える振込は窓口で

ATMで現金振込できるのは10万円まで。10万円を超える現金振込は、銀行窓口での手続きが必要です。

10万円超の制限がある理由(マネーロンダリング対策)

この制限は「犯罪による収益の移転防止に関する法律(犯収法)」に基づく本人確認義務によるものです。10万円を超える現金振込を行う際は、銀行側が本人の氏名・住居・生年月日に加え、取引の目的や職業を確認する義務があります。ATMでは本人確認書類を読み取る仕組みがないため、窓口対応となっています。

窓口での手続き方法・必要書類

1

本人確認書類を用意する

運転免許証・パスポート・マイナンバーカード等、顔写真入りの公的証明書が必要です。

2

銀行窓口で振込伝票に記入する

振込先の銀行名・支店名・口座番号・名義・金額を記入します。

3

本人確認書類を提示する

本人確認書類を窓口スタッフに提示します。取引目的・職業について確認される場合があります。

4

現金と手数料を支払う

振込金額と窓口手数料(三菱UFJ例:同行880円・他行990円)を支払います。

銀行窓口の営業時間に注意

銀行窓口は通常平日9:00〜15:00のみの営業です(銀行によって異なります)。夕方や週末には受け付けていないことがほとんどなので、早めに来店しましょう。

ATM現金振込のよくある疑問(FAQ)

キャッシュカードがないとATMで振り込めない?

いいえ、銀行ATMなら現金振込(キャッシュカード不要の振込)が可能です。ただしコンビニATMではキャッシュカードが必要なため、銀行の有人店舗ATMを利用してください。現金振込は平日昼間のみの受付が多い点にも注意が必要です。

口座を持っていなくてもATMで振り込める?

はい、自分の口座を持っていなくても振込先の口座情報(銀行名・支店名・口座番号・名義)があれば、銀行ATMの現金振込機能を使って振込できます。振込先の口座がある銀行のATMでなくても振込は可能です。

コンビニATMで現金振込できますか?

基本的にできません。セブン銀行ATMは「現金によるお振込みは取扱いしておりません」と公式FAQで明記しています(2026年1月現在)。ローソン銀行・イーネットATMも同様に現金振込には非対応で、キャッシュカードが必要です。コンビニATMから振り込みたい場合は、ご自身の銀行のキャッシュカードを使って操作してください。

深夜・休日はATM現金振込できますか?

できません。ATMの現金振込は有人店舗のATMが対象で、利用可能時間は平日8:45〜18:00が目安です。キャッシュカードによるATM振込は早朝・深夜も使える銀行が多いですが、現金振込については利用時間が厳しく制限されています。夜間や休日に振込が必要な場合は、ネットバンキングやスマートフォンアプリのご利用をご検討ください。

手数料を安くする方法は?

現金振込(550〜880円)より安くする方法は主に2つです。①キャッシュカードを使ったATM振込(100〜330円程度)、②ネットバンキング・スマートフォンアプリによる振込(同行無料〜他行100〜220円程度)。銀行口座をお持ちの場合は、現金振込よりもカード振込やネットバンキングの活用をおすすめします。

まとめ

ATM現金振込のポイントまとめ

  • 銀行ATMでは現金振込OK。キャッシュカード不要で振込先口座情報があれば振り込める
  • コンビニATM(セブン銀行・ローソン銀行・イーネット)・ゆうちょATMは現金振込非対応
  • ATM現金振込の上限は10万円。10万円超は銀行窓口で本人確認書類が必要
  • 利用可能時間は平日 8:45〜18:00頃のみ(有人店舗ATM限定)
  • 現金振込の手数料は同行550円・他行880円と高め。カード振込・ネットバンキングの方が安い

ATMで現金振込する場合は「銀行の有人店舗ATM」を使い、平日昼間に来店するのがポイントです。手持ちの現金をすぐに相手口座に届けたい場面ではとても便利ですが、手数料と時間帯の制限を事前に確認しておきましょう。

振込手数料の節約には、プライシーのATM手数料情報もぜひご活用ください。

価格や手数料の変動をいち早くキャッチ

プライシーアプリで銀行・ATM関連の最新情報をチェック。値下がりやお得情報をプッシュ通知でお届けします。

プライシーアプリを使ってみる(無料)

記事の内容は執筆時点の情報を基にしています。掲載している価格・日程・仕様等は変更になる場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。