「ディズニーホテルの料金、また上がった気がする…」そう感じている方は多いのではないでしょうか。実際、東京ディズニーリゾートのディズニーホテル(直営ホテル)は、コロナ禍以降から段階的に値上げが続いています。
ただしパークチケットと違い「○月○日から新料金」という公式の改定発表はなく、値上がりは決算資料の平均客室単価の上昇として確認できるものです。
この記事では、いつ・どのくらい・なぜ値上がりしたのか、今後の見通しと合わせてわかりやすく解説します。
- 値上げ発表
- 無し(変動価格制のため日々変動)
- 確認できる形
- 平均客室単価67,036円・稼働率95.2%(2026年4〜6月期、いずれも過去最高)
- 2025年4月の改定
- 複数サイトが報道も公式の一次資料は未確認
ディズニーホテルの値上げはいつから?料金推移を年表で解説
ディズニーホテルの料金が「ずいぶん高くなった」と感じる方のために、まず主な値上げの歴史を整理しておきましょう。ひとことで言えば、コロナ後の2022年ごろから上昇傾向に入り、2025年が最大の転換点でした。
コロナ後から上昇傾向へ(2022〜2023年)
新型コロナウイルスの影響が落ち着いた2022年以降、ホテル需要が急速に回復すると、ディズニーホテルの宿泊料金は変動価格制の下で徐々に上昇し始めました。ミラコスタのハーバービューが「平日でも8万円台半ばになった」という声が広がり始めたのもこの時期です。
コロナ前(2019年以前)は、ホテルミラコスタのヴェネツィアサイドが8万円台、東京ディズニーランドホテルの最安客室が夏休み期間でも6万円台だったとされていますから、こうした旧来の感覚を持つ方ほど「高くなった」と感じやすい状況です。
2024年:ファンタジースプリングスホテル開業で最上位価格帯が誕生
2024年6月、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルが開業しました。
特に最上位施設「グランドシャトー」の客室は1泊30万円台〜60万円前後という価格帯を打ち出し、ディズニーホテルに「超高価格帯」という新しいカテゴリーが加わりました。上位ホテルのプレミアム感がさらに強調される形です。
2025年4月:大幅な料金改定が報じられた時期(ミラコスタ・ランドホテル)
多くのファンが「ショック」と話題にしたのが2025年4月1日の大幅値上げです。複数の比較サイト・ブログが伝えている変更内容は以下の通りですが、東京ディズニーリゾート公式からの改定告知は確認できていません。
| ホテル | 変更内容 | 値上げ前 | 値上げ後 |
|---|---|---|---|
| ホテルミラコスタ | 通常客室(全体) | — | 74,000円〜130,000円 |
| ホテルミラコスタ | イル・マニーフィコ・スイート | 約50万円 | 約60万円(+10万円) |
| 東京ディズニーランドホテル | スーペリアルーム 低層階 | 82,500円 | 85,500円(+3,000円) |
| 東京ディズニーランドホテル | スーペリアルーム パークビュー(低層階) | 88,500円 | 91,500円(+3,000円) |
※上記の金額は、2025年4月の改定当時に各種メディアで報じられた内容にもとづく参考値です。東京ディズニーリゾート公式サイトは客室ごとの定価を掲載しておらず(料金は変動価格制)、実際の料金は公式予約サイトでご確認ください。
東京ディズニーランドホテルでは、「カテゴリー再編」によって低層階と高層階の客室カテゴリーが統一され、低層階が高層階と同じ料金水準になったと報じられています。
名称は「再編」ですが、報道内容が事実であれば実態は低層階の値上げです。「お得な低層階」という選択肢が減った可能性があります。
2025年11月:ホテルレストランも値上げ実施
2025年11月1日からは、ディズニーホテル内の主要レストランでも、メニュー入れ替えにともなう料金改定が実施されました。ディズニーホテルのレストランはシーズンごとのメニュー切り替えに合わせて料金が見直されるため、ファミリーでの食事費用には特に大きな影響があります。
2026年9月時点の公式メニューは以下のとおりです(いずれも2026年9月15日〜10月31日の“ディズニー・ハロウィーン”シーズン提供分)。
- ディズニーアンバサダーホテル「シェフ・ミッキー」“ディズニー・ハロウィーン”ランチブッフェ:大人(平日)7,200円/大人(土日祝)7,500円(通常メニュー時代の7月1日〜9月14日提供分から料金は据え置きです)
- 東京ディズニーランドホテル「カンナ」ディナー:秋の特別コース「シーズナル・ハーモニー」大人2名様16,000円(東京ディズニーランドホテル宿泊者限定。通常期は12,000円のコースを提供)
シェフ・ミッキーのランチブッフェは大人1名7,200円〜のため、家族での利用では食事代だけでも数万円規模になります。
ディズニーホテルが値上げし続ける3つの理由
「なぜこんなに値上がりするの?」という疑問は当然です。背景には複数の要因が重なっていますが、主に3つの理由に整理できます。
①需要に連動するダイナミックプライシングの本格導入
オリエンタルランドは、時期や曜日ごとに異なる価格を設定する「変動価格制(ダイナミックプライシング)」を、2021年3月20日(土)入園分のパークチケットから導入しています。ディズニーホテルの客室料金も、残室数などの予約状況に応じて変動する仕組みです。
これは「需要が高い日は高く、低い日は安く」という考え方です。繁忙期(ゴールデンウィーク・お盆・クリスマス・年末年始など)には需要が集中して価格が跳ね上がり、閑散期(1〜2月の平日など)には抑えめになります。
📊 実際の価格差の例(ミラコスタ、2024年10月時点の一例):土曜日108,000円 vs 月〜木曜日68,500円(差額 39,500円)。同じ部屋でも曜日だけでこれだけ違います。
※客室料金は残室数などの予約状況に応じて変動するため、最新の料金は公式予約サイトでご確認ください。
ダイナミックプライシングは「値上げしている」というより「以前は一律で安すぎた価格が需要に合った水準に補正されている」という側面もあります。ただ、全体的な相場水準自体が底上げされているのも事実です。
②ファンタジースプリングスなど大型投資(総額約3,200億円)の回収
2024年6月に開業したファンタジースプリングスには、総投資額約3,200億円が投じられました。2001年の東京ディズニーシー開業以来、最大規模の開発です(総開発面積約140,000㎡)。
新エリアの建設費・ホテル建設費・維持管理費などを回収するために、宿泊価格の引き上げは避けられない経営判断でもあります。
実際、ファンタジースプリングスホテルの開業(2024年6月)とその後の好調な稼働が、オリエンタルランドのホテル平均客室単価を大きく押し上げています。IR資料によると、2026年3月期通期の平均客室単価は前年比4,705円増の69,591円に達しました。
さらに2026年7月30日発表の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)では、平均客室単価67,036円(前年同期比502円増)・客室稼働率95.2%(同1.2ポイント増)と、単価・稼働率がそろって上昇しています。
注目したいのは、値上げが宿泊需要を冷やしている様子が今のところ数字に表れていないことです。同四半期のホテル事業は売上高292億円(前年同期比2.7%増)・営業利益92億円(同0.9%増)で、いずれも第1四半期として過去最高。オリエンタルランドは増収の理由を「客室単価の増」と説明しています。
内訳を見ると、ディズニーホテルの売上高が270億円(同3.7%増)と伸びた一方、その他ホテルは22億円(同7.8%減)と減少しました。単価を上げても客が付いているのはディズニーホテルに限られる、という構図です。
値上げしても埋まる以上、価格を下げる理由が経営側にありません。これが「下がりにくい」最大の理由です。
③インバウンド需要拡大と客単価向上戦略
円安を背景に、海外からの旅行者(インバウンド)にとって東京ディズニーリゾートは相対的に「割安な高品質テーマパーク」として映っています。
このインバウンド需要の取り込みと、「高付加価値コンテンツには相応の価格をつける」という客単価向上戦略が、値上げの方向性と一致しています。
オリエンタルランドは近年、チケット販売数(入園者数)の最大化よりもゲスト1人あたりの収益(客単価)の最大化にシフトする戦略を取っています。ホテル料金の引き上げはその一環でもあります。
【2026年9月版】ディズニーホテル全7施設の宿泊料金と値上げ幅を比較
2026年9月現在のディズニーホテル(東京ディズニーリゾート直営ホテル)の料金水準をまとめました。いずれもダイナミックプライシングのため時期・曜日で大幅に変動しますが、閑散期・平日の目安として参考にしてください。
| ホテル名 | タイプ | 最安値目安 (閑散期・平日) | 主な最近の変更 |
|---|---|---|---|
| ファンタジースプリングスホテル グランドシャトー | ラグジュアリー | 30万円台〜 | 2024年6月開業(新設)。繁忙期は60万円前後 |
| ホテルミラコスタ | デラックス | 74,000円〜 | 2025年4月:大幅値上げ(スイート最大+10万円)。2026年8月19日〜2027年7月20日:大規模客室修繕工事(2027年1月〜6月の4期間にテラスルーム・ハーバービュー等の販売停止あり)。25周年特別装飾 2026年4月8日〜2027年3月31日。東京ディズニーシー直結 |
| 東京ディズニーランドホテル | デラックス | 6万円台後半〜 | 2025年4月:低層階値上げ(カテゴリー再編)。スイート60万円。2027年1月4日〜3月14日:客室修繕工事 |
| ファンタジースプリングスホテル ファンタジーシャトー | デラックス | 6万円台〜 | 2024年6月開業。ファンタジースプリングスエリア直結。25周年特別装飾 2026年4月8日〜2027年3月31日 |
| ディズニーアンバサダーホテル | デラックス | 4万円台後半〜 | 2025年11月:レストラン値上げ。スイート40万円前後 |
| 東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル | モデレート | 約3万〜5万円 | 2025年11月:レストラン値上げ。テーマ性とコスパを両立 |
| 東京ディズニーセレブレーションホテル | バリュー | 2万円台〜 | ディズニーホテル中、最もリーズナブル。「ディスカバー」棟で2026年7月1日〜2027年3月31日:外壁補修工事(対象客室は窓に目隠しフィルムを貼ったうえで特別料金にて販売)。同棟で別途2026年7月1日〜2027年2月(予定)に客室改修工事を実施し、2026年9月1日より順次、開業以来初の客室アートリニューアル |
⚠️ 上記の金額はあくまで閑散期・平日の目安です。GW・夏休み・クリスマス・年末年始などの繁忙期は2〜3倍になることもあります。実際の予約価格は公式サイトでご確認ください。
今後も値上げは続くのか?オリエンタルランドの方針を読む
「もうこれ以上上がらないよね?」と期待したい気持ちはよくわかりますが、状況を冷静に見ると楽観視は難しいと言えます。
「短期間での大幅な引き上げは想定していない」発言の真意
オリエンタルランドは2026年4月28日の決算説明会の質疑応答で、パークチケットの上限引き上げについて「来園者の85%が国内ゲストであるため、短期間での大幅な引き上げは想定していない」と回答しています。一律・急激な値上げではなく、需要に応じたメリハリのある価格設定を重視する姿勢を示しています。
ただし、「短期間での大幅な引き上げは想定していない」は「価格が上がらない」という意味ではありません。ダイナミックプライシングの枠組みの中で、需要の高い日の価格は引き続き上方修正される可能性があります。
また、「カテゴリー再編」や「価格帯の見直し」という形で実質的な値上げが行われることは、2025年4月の事例が示す通りです。
2026年以降の動き:駐車場は6月16日に値上げ実施済み、10月からはホテル駐車料金・パークチケットも改定
直近の値上げとして、2026年6月16日に駐車場料金が改定されました。普通乗用車が3,000円 → 4,000円(大型車5,000円→6,000円、二輪車500円→1,000円)に引き上げられ、約10年ぶりの改定となりました。車で来園する方には直接影響がある変更です。
さらに、ディズニーホテルの駐車料金も2026年10月1日チェックイン分から改定されます。東京ディズニーランドホテルの場合、宿泊ゲストは1泊目3,000円 → 4,000円、2泊目以降が1泊ごと1,000円 → 2,000円になります。
ファンタジースプリングスホテルも同じく1泊目4,000円に改定されます。東京ディズニーセレブレーションホテルは金額体系が異なり、改定前の「1泊ごと2,000円」から「1泊目3,000円・2泊目以降1泊ごと2,000円」になります。連泊するほど負担が増える設計なので、車で宿泊する方は宿泊費と合わせた総額で見積もっておきましょう。
宿泊料金そのものは変動価格制のため、同じ客室タイプでも宿泊日によって価格が上下します。予約は宿泊日の4カ月前の同日11時から受け付けられるため、公式予約サイトで料金を確認できるのは常におよそ4カ月先の宿泊分までです(2026年9月23日時点であれば2027年1月23日宿泊分まで)。実際の水準は公式予約サイトで宿泊日を指定して確かめるのが確実です。
ホテルだけでなく、パークチケットにも同様の動きが出ています。オリエンタルランドは2026年7月、入園チケットの上限価格を10月から引き上げると発表しました。
公式チケットカレンダーによると、1デーパスポート(大人)が新上限の12,400円になるのは2026年10月11日・17日・24日・31日、11,900円になるのは10月10日・18日・25日。それ以外の多くの日は従来どおり10,900円以下(10月1日は9,900円)で、値上げが効くのは連休やイベントなど需要の高い一部の日だけです。
あわせて、無料で待ち時間を短縮できた「東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス」は、2026年8月31日(月)をもって終了しました。9月1日以降、指定された時間に短い待ち時間で施設を利用できるサービスは有料の「ディズニー・プレミアアクセス」が中心となり、無料の時間短縮手段が縮小して有料サービスへ移る流れが進んでいます。ホテル・チケットともに「需要が高い日から値上がりする」構図は共通です。
また、オリエンタルランドは東京ディズニーリゾート45周年(2028年)に向けた客室リニューアル工事を発表しています。対象は3館で、それぞれ内容と期間が異なります。
ホテルミラコスタは2026年8月19日〜2027年7月20日の期間、断続的に客室修繕工事を実施します。ただし販売がない客室は工事期間の全体ではなく、以下の4期間に限られます。
- 2027年1月13日〜2月16日:ヴェネツィア・サイドのスーペリアルーム/テラスルーム等
- 2027年2月17日〜3月23日:ポルト・パラディーゾ・サイドのハーバービュー客室、イル・マニーフィコ・スイート等
- 2027年4月7日〜5月11日
- 2027年5月12日〜6月15日
対象となる客室タイプの詳細は公式のお知らせページで確認できます。
東京ディズニーセレブレーションホテル:ディスカバーでは2026年7月1日〜2027年3月31日に外壁補修工事が行われます。対象工区の一部客室は利用不可になるのではなく、窓に目隠しフィルムを貼ったうえで特別料金にて販売されるため、条件を許容できるなら安く泊まるチャンスにもなります。
加えて同じディスカバー棟では2026年7月1日〜2027年2月(予定)に客室改修工事も実施され、2026年9月1日より順次、開業以来初めて客室アートがリニューアルされます。東京ディズニーランドホテルでも2027年1月4日〜3月14日に客室修繕工事が予定されており、これらのホテルへの宿泊を検討している方は、予約前に必ず客室状況を確認してください。
なお、2026年7月30日発表の決算では、2027年3月期のホテル事業は通期で減収減益(売上高1,157億円・前年比2.8%減、営業利益307億円・同16.6%減)が見込まれています。
ただしオリエンタルランドは「第2四半期より、一部ディズニーホテルにおいて、大規模な客室修繕工事を順次実施することなどから、一時的に減益となる見込み」と説明しています。業績が落ちるのは需要減ではなく売れる客室そのものが減るためで、宿泊者目線では人気客室の予約がより取りにくくなるということです。
価格改定が一時的なものではないことも、会社側が明言しています。同日の質疑応答では「2035長期経営戦略でも言及しているが、ゲスト1人当たり売上高の向上に向けた価格の見直しに取り組んでいる」と述べられました。値上げは単発の判断ではなく長期戦略に組み込まれており、今後も続く前提で予算を考えておくのが現実的です。
一方で、値上がりに見合う付加価値がある時期でもあります。2026年4月8日〜2027年3月31日は東京ディズニーシー25周年「スパークリング・ジュビリー」のディズニーホテル向けコンテンツの対象期間です。
ホテルミラコスタとファンタジースプリングスホテルではジュビリーブルーを基調とした特別装飾でゲストを迎え、宿泊者限定のオリジナルデザインのカードキー&キーケース(4,000円/1セット)が購入できます。
また、ホテルミラコスタのオチェーアノ、シルクロードガーデン、ベッラヴィスタ・ラウンジでは、25周年のスペシャルメニューのうちフード類は2026年9月14日で提供を終了しました。現在はスペシャルドリンクが2026年9月15日〜2027年1月11日の期間で提供中です。店舗ごとに提供期間が異なるため、来店前に公式サイトで最新の販売期間をご確認ください。
- 繁忙期(夏休み・年末年始)の宿泊を検討している
- 特定のホテル・部屋タイプが決まっている
- 公式4か月前予約の競争率が高いホテルを狙っている
- 閑散期(1〜2月・6月)の平日に柔軟に動ける
- ホテル・日程にこだわりが少ない
- キャンセル拾いでの狙い目を狙える余裕がある
結論として、ディズニーホテルの宿泊費用は中長期的に「上がりやすく、下がりにくい」傾向が続くと見ておくのが現実的です。「来年になれば安くなるかも」と待つよりも、閑散期・平日などのタイミングを賢く使う方が合理的でしょう。
値上げ後のディズニーホテルを安く泊まる方法
値上がりは現実ですが、「だから諦める」必要はありません。賢く使えば、今でも比較的リーズナブルにディズニーホテルを楽しめます。
①閑散期×平日を狙う(1〜2月・GW明け〜6月が最安値帯)
ダイナミックプライシングの恩恵を最大限受けるには、1月中旬〜2月末とゴールデンウィーク明けから6月初旬の平日がねらい目です。この時期は旅行者が少なく、同じ部屋でも繁忙期の半額以下になることもあります。
また、同じ週でも土曜日より月〜木曜日の方が大幅に安いことが多いです。ミラコスタでは、2024年10月時点の一例として、土曜日108,000円に対し月〜木曜日は68,500円と、約40,000円の差が出たケースもあります。スケジュールの都合がつくなら、平日をぜひ狙ってみてください。
②セレブレーションホテルでコストを抑える
「ディズニーホテルに泊まりたいけれど予算が…」という方にとって、東京ディズニーセレブレーションホテルは強力な選択肢です。閑散期の平日なら2万円台から泊まれることもあり、他のディズニーホテルの半額以下で済むケースも珍しくありません。
ただし「パークから少し遠い」「ウェルカムセンターでチェックインできない」などのデメリットはあります。
特典面でも違いがあります。ハッピーエントリー特典(パーク早期入場)も対象ではあるものの、入場できるのは東京ディズニーランドのみで東京ディズニーシーは対象外。さらに東京ディズニーランドでも利用できない日程が設定されています。
それでも「ホテルは寝るだけ」と割り切ってパークをとことん楽しみたい方には、コスパの高い選択肢です。
③予約タイミングを押さえる(4ヶ月前11時がスタートダッシュ)
ディズニーホテルの公式予約は宿泊日の4カ月前・同日午前11時から開始されます(ディズニーホテル各館共通。東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルなどの提携ホテルは別ルールです)。なお予約開始月に宿泊日と同じ日がない場合は、翌月1日の11時からの受付となります(例:10月31日分は7月1日11時から)。
特にミラコスタ・ファンタジースプリングスホテルなど人気の高いホテルは、開始直後に埋まることも珍しくありません。「この日・このホテルに泊まりたい」という希望が決まっているなら、4ヶ月前の11時に合わせてアクセスする準備をしておきましょう。
なお、1回の予約で最大3部屋・5連泊まで手配が可能です。グループ旅行や長期滞在を検討している方は、この上限を念頭に置いて計画してください。
④旅行会社のパック(交通費込み)で総額を抑える
新幹線や飛行機とホテルをセットで予約する旅行会社のパッケージツアーは、個別に手配するよりも総額が安くなることがあります。
関西・北海道・九州などの遠方からの方は特に効果的で、交通費+宿泊費の合計で数万円の差が出るケースもあります。じゃらん・楽天トラベル・JTB等の大手で比較してみましょう。
せっかくなら、7施設をまとめて比較したい
じゃらん・楽天トラベル・JTBなど比較先はいくつもありますが、楽天トラベルには「ディズニーホテル特集」ページがあり、ミラコスタ・ランドホテル・セレブレーションホテルなど全7施設の空室状況と料金を一度に横断チェックできます。ポイント還元もあるので、宿泊費の実質負担をさらに抑えられます。
楽天トラベルで料金を比較する →⑤プライシーで価格の動きを把握して底値を狙う
ディズニーホテルの価格は、時期や曜日・残室数などの予約状況に応じて動いています。日程に余裕があるなら、複数の候補日を比較しながら最安値のタイミングを狙うのが有効です。
この「値段の変動を把握してから買う」という考え方は、そのまま買い物にも使えます。プライシーのアプリ(iOS・Android)では各種商品の価格チャートを手軽に確認できますので、あわせて活用してみてください。
よくある質問
閑散期の平日が最も安くなります。特に1月中旬〜2月末とゴールデンウィーク明け〜6月初旬の月〜木曜日が狙い目です。
逆に12月のクリスマス期間・年末年始・夏休みは年間最高値帯になるため、費用を抑えたい方はこれらの時期を避けましょう。
現在、ホテルミラコスタの通常客室は74,000円〜が下限の目安です(閑散期・平日・最も価格の低い部屋タイプ)。2025年4月に値上げがあったと複数の比較サイトが報じていますが、公式の改定発表は確認できていません。
ただしダイナミックプライシングのため日によって大きく変動し、週末や繁忙期は10万円超になることが多くなります。できるだけ平日・閑散期を狙うのが賢明です。
可能性は高いと見ておくべきです。オリエンタルランドは「短期間での大幅な引き上げは想定していない」としていますが、決算説明会では「ゲスト1人当たり売上高の向上に向けた価格の見直しに取り組んでいる」と述べており、値上げは長期戦略に組み込まれています。
直近で決まっているのは次の3つです。①2026年6月16日に駐車場料金が普通車3,000円→4,000円に改定(実施済み)、②2026年10月1日チェックイン分からディズニーホテルの駐車料金も改定、③2026年10月10日からパークチケットに新価格帯が加わり、需要の高い一部の日は最大12,400円(それ以外の多くの日は従来どおり10,900円以下)。
まとめ
この記事のポイント
- 値上げはいつから?パークチケットと違い公式の「○月○日から新料金」という改定発表は無い。コロナ禍後から段階的に上昇し、決算の平均客室単価上昇として確認できる。2025年4月の大幅改定は複数サイトが報じるが一次資料未確認。
- なぜ値上がりするの?①ダイナミックプライシングの本格導入 ②ファンタジースプリングスへの約3,200億円投資回収 ③客単価向上戦略 の3つが主な理由。
- 今後も上がる?平均客室単価は2026年3月期通期で69,591円、2027年3月期第1四半期は67,036円(前年同期比502円増)・客室稼働率95.2%と上昇基調が継続。同四半期のホテル事業は売上高292億円・営業利益92億円で第1四半期として過去最高。値上げしても埋まっているため、価格が下がる要素は乏しい。
- 安く泊まるコツ1〜2月・GW明け〜6月の平日が最安値帯。セレブレーションホテル(バリュータイプ)なら2万円台〜と他ホテルの半額以下になることも。
- 予約はいつ始まる?宿泊日の4ヶ月前・午前11時から予約スタート。ミラコスタ・ファンタジースプリングスは開始直後に埋まることも多い。
- 直近の値上げ情報2026年6月16日に駐車場が普通車3,000円→4,000円に値上げ(実施済み)。2026年10月1日チェックイン分からはディズニーホテルの駐車料金も改定(東京ディズニーランドホテルの1泊目3,000円→4,000円)。パークチケットも2026年10月10日から新価格帯が加わり、需要の高い日は最大12,400円に。
「値上がりしているから諦める」のではなく、タイミングとホテル選びで賢く対応することが今のディズニーホテル攻略の鉄則です。特に1〜2月の閑散期・平日は繁忙期と比べて大幅に安くなりますので、スケジュールが合う方はぜひ狙ってみてください。
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