「G-SHOCKって、最近値上がりしていない?」と感じている方は多いのではないでしょうか。実はG-SHOCKは2023年6月と2024年9月の2回、立て続けに価格改定が実施されています。この記事では、いつ・いくら・なぜ値上がったのかを具体的な数字で解説し、今後の見通しと賢い買い方もあわせてご紹介します。

結論
G-SHOCKは2023年・2024年の2回値上げされています
  • 1回目:2023年6月1日/130機種以上・最大15%の値上げ
  • 2回目:2024年9月2日/223機種・平均9%(平均3,850円)の値上げ
  • GA-2100(カシオーク)は2回合計で14,850円 → 17,600円(+2,750円・+19%)に上昇

G-SHOCKの値上げをざっくりまとめると?

まずは全体像を把握しておきましょう。G-SHOCKの価格改定は近年2回実施されています。

G-SHOCK 値上げの要点

  • 2023年6月1日に1回目の価格改定。130機種以上が対象で値上げ幅は5〜15%。
  • 2024年9月2日に2回目の価格改定。223機種が対象で平均9%・平均3,850円の値上げ。
  • 値上げの主な理由は部品・製造コストの上昇と円安の影響。
  • AmazonなどECでの実勢価格は定価より安いことがあり、値下がりタイミングを狙う方法も有効。

詳しい内容は以降のセクションで解説します。価格表や理由、今後の見通しもまとめていますので、気になる部分からご覧ください。

G-SHOCK 値上げの歴史|2023年・2024年の2回の価格改定

G-SHOCKの価格改定は短期間に2回実施されています。それぞれの内容を詳しく見てみましょう。

2023年6月1日の値上げ(1回目)

1回目 2023年6月1日 実施
130機種+ 対象機種数
最大15% 値上げ幅
5〜15% 値上げ率の範囲

2023年5月にカシオが公式発表した価格改定で、G-SHOCKの130機種以上が対象となりました。エントリーモデルのGA-2100シリーズから高級ラインのMR-Gまで、幅広いラインナップが値上げの対象です。

カシオは値上げの理由について「部品価格や組立費などの諸コストが上昇する中、生産の効率化に努めてきたが、コスト上昇に伴い価格維持が困難な状況に至った」と説明しています。

2023年改定では、DW-5600E-1(定価11,000円)などのエントリーモデルは対象外となり、据え置かれたモデルもありました。ただし、後述の2回目の改定でそれらも値上げされています。

2024年9月2日の値上げ(2回目)

2回目 2024年9月2日 実施
223機種 対象機種数
平均9% 平均値上げ率
平均3,850円 平均値上げ額

1回目から約1年3ヶ月後、再びG-SHOCKの価格改定が実施されました。今回は223機種と対象が拡大し、平均値上げ額3,850円・平均9%という規模の改定です。1万円台のベーシックモデルから40万円台の高級モデルまで、幅広いラインナップが対象となりました。

人気のカスタマイズサービス「MY G-SHOCK」も同日付で+2,200円の値上げとなり、G-SHOCKのあらゆる価格帯に影響が及んでいます。

主要モデルの値上げ幅一覧(2回分の累積)

実際の値上げ幅は、モデルによって大きく異なります。代表的なモデルで「2023年改定前→2023年改定後→2024年改定後」の3段階を比較してみましょう。

モデル 〜2023年5月末 2023年6月〜 2024年9月〜 2回累計
GA-2100-1AJFカシオーク・人気No.1 14,850円 15,950円 17,600円 +2,750円
(+19%)
GMA-S2100-1AJFレディースGA-2100 14,850円 15,950円 17,600円 +2,750円
(+19%)
DW-5600UE-1JF2023年12月発売・5600系 発売前 13,200円 → 14,300円 +1,100円
(+8%)
GW-M5610U-1JF電波ソーラー・スクエア 22,000円 22,000円
(改定対象外)
24,200円 +2,200円
(+10%)
GMW-B5000D-1JFフルメタル・定番モデル 66,000円 77,000円 84,700円 +18,700円
(+28%)
MTG-B3000B-1AJFMT-Gシリーズ 121,000円 132,000円 143,000円 +22,000円
(+18%)
MRG-B5000D-1JRMR-G・最高峰ライン 396,000円 418,000円 429,000円 +33,000円
(+8%)

※ 価格はすべてメーカー希望小売価格(税込)。出典:usedoor(2023年改定)piazo.jp(2024年改定)

特に注目したいのがフルメタルのGMW-B5000D-1JFで、2回の改定で合計18,700円(+28%)もの値上げになっています。素材費・加工費が多くかかるモデルほど値上げ幅が大きい傾向があります。一方、MR-Gのような高額帯は絶対値の上昇は大きくても率としては抑えられています。

全対象機種を確認したい方へ:上表は代表モデルのみ掲載しています。2024年9月改定の全223機種の価格一覧はpiazo.jp の詳細一覧(外部リンク)でご確認いただけます。2023年6月改定の全対象モデルはカシオ公式の価格改定のお知らせをご参照ください。

なぜG-SHOCKは値上がりするのか?理由を解説

「なぜここまで値上がりするの?」と疑問に思っている方も多いでしょう。カシオが公式に説明する理由と、業界背景を合わせてご説明します。

① 部品・製造コストの上昇

カシオは公式声明で「部品価格や組立費などの諸コストが上昇しており、自助努力だけでは価格維持が困難な状況に至った」と説明しています。腕時計には電子部品・ステンレス・強化樹脂・強化ガラスなど多数の素材が使われており、これらのコストが近年大幅に上昇しています。

② 円安の影響

G-SHOCKは国内で設計・製造されていますが、原材料の多くはドル建てで取引されています。2022年以降の急激な円安により、同じ素材を調達するためにかかる円コストが増大しました。1ドル100〜110円台だった時代と比べ、円安局面では材料費が実質的に20〜30%以上高くなるケースもあります。

③ 世界的なものづくりコストの高騰

エネルギーコストの上昇・物流費の高騰・人件費の上昇は、G-SHOCKに限らず製造業全体の課題です。実際、グランドセイコー・シチズン・ロレックスなど、国内外の時計ブランドも軒並み値上げを続けています。

ポイント:コスト上昇は「G-SHOCKだけの問題」ではありません。国内外を問わず時計業界全体で値上げが続いています。G-SHOCKは他ブランドと比べてもコスパに優れた価格帯を維持していますが、今後も注意が必要です。

今後もG-SHOCKは値上がりする?2026年以降の見通し

「また値上がりするの?」というのが多くの方の最大の関心事ですよね。2026年5月現在の状況をお伝えします。

2026年5月現在の状況:カシオからG-SHOCKの新たな価格改定の公式発表は確認できていません。ただし、過去の傾向やコスト環境を踏まえると、将来的な値上げの可能性は否定できません。

以下の点から今後の見通しを考えてみましょう。

  • コスト環境は改善していない:円安・原材料費高騰・エネルギーコスト上昇は2026年時点でも続いており、値上げ圧力が解消されたわけではありません。
  • 他ブランドも継続的に値上げ:グランドセイコーは2023年・2024年・2025年と毎年値上げを実施しています。国産時計ブランド全体の傾向として、値上げ継続が常態化しています。
  • 過去2回は約1〜1.5年のサイクル:2023年6月→2024年9月と約15ヶ月のサイクルでした。単純な繰り返しにはなりませんが、参考になります。

現時点で公式な値上げ予告はありませんが、「いつか値上がりするかもしれない」という前提で購入計画を立てるのが賢明です。気になるモデルがある方は、現在の実勢価格を確認しておくとよいでしょう。

G-SHOCKを少しでも安く買う方法

定価は上がっていますが、実は賢く購入すれば定価より安く手に入れられる方法があります。

① 実勢価格(Amazon・楽天)は定価より安いことがある

G-SHOCKの「定価(メーカー希望小売価格)」は値上がりしていますが、実際のECでの販売価格は定価より安いことが多々あります。例えば、GMW-B5000D-1JF(定価84,700円)はAmazonで67,000〜70,000円程度で販売されているケースもあります(約20%引き)。

特定のモデルをお探しなら、まず実勢価格を確認してみましょう。プライシーの価格チャートを使うと、各モデルの価格推移と最安値タイミングが一目でわかります。

下記の代表モデルで実際の価格推移を確認してみてください。

② 値下がりアラートを活用する

「欲しいモデルがあるけど、今が買い時かわからない…」という方にぴったりなのが、プライシーの値下がり通知機能です。

  • 1
    プライシーアプリで気になるG-SHOCKを検索

    Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの価格を一括で比較できます。

  • 2
    希望価格を設定してアラートをON

    「〇〇円以下になったら通知してほしい」という価格を設定するだけ。

  • 3
    値下がりしたらプッシュ通知でお知らせ

    Amazonタイムセールやセール期間中の値下がりを見逃さずに済みます。

③ 型落ち・旧モデルを狙う

G-SHOCKは定期的に新モデルが追加されますが、旧モデルは在庫処分で安くなることがあります。また、状態の良い中古品も選択肢のひとつです。機能面ではそれほど大きな違いがないモデルも多いため、最新モデルにこだわらなければかなりお得に購入できます。

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よくある質問

G-SHOCKは2026年も値上げされますか?

2026年5月時点で、カシオからG-SHOCKの公式な価格改定の予告は発表されていません。ただし、2023年・2024年と2回連続で値上げが実施されており、円安・コスト上昇環境が続く限り将来的な値上げの可能性は否定できません。気になるモデルは早めに購入計画を立てることをおすすめします。

値上げ対象になっていないG-SHOCKモデルはありますか?

はい、あります。2023年の改定ではDW-5600E-1(定価11,000円)などのエントリーモデルが対象外でした。ただし、対象外だったモデルも後の改定で値上げされるケースがあります。特定モデルの対象可否はカシオ公式の価格改定案内でご確認ください。

なぜ同じG-SHOCKでも値上げ幅が違うのですか?

モデルによって使用する素材・部品・製造コストが異なるためです。ステンレス素材や精密加工が多いGMW-B5000D(フルメタル)は素材費・加工費の影響を大きく受け、2回の値上げで計+28%という大幅な上昇になりました。一方、樹脂系のエントリーモデルは相対的にコスト構造がシンプルなため値上げ幅が小さい傾向があります。

G-SHOCKの実際の販売価格は定価と違いますか?

はい、AmazonなどのECでの販売価格は定価より安いことがあります。例えばGMW-B5000D-1JF(定価84,700円)は67,000〜70,000円程度で販売されているケースも。ただし時期によって変動します。プライシーの価格チャートを使うと実勢価格の推移を確認でき、値下がりタイミングの把握に役立ちます。

記事の内容は執筆時点の情報を基にしています。掲載している価格・日程・仕様等は変更になる場合があります。最新情報はご自身でご確認ください。