Apple Watchは、2022年と2025年の2度にわたって大幅な値上げが行われました。「気づいたらかなり高くなっていた…」と感じている方も多いのではないでしょうか。この記事では、いつ・いくら・なぜ値上げされたのかを時系列でまとめ、2026年以降の見通しと少しでも安く購入するための方法もお伝えします。
2022年7月に円安・物価高を理由に一斉値上げ(GPS+Cellularモデルで最大+1万3,000円)、2025年9月には新モデル(Series 11・SE 3・Ultra 3)の発売に合わせて再値上げ(最大+5,000円)が実施されました。現在のドル円水準(157円台後半)が続く限り、さらなる値上げのリスクも残っています。
Apple Watchはいつ値上げされた?値上げ年表まとめ
Apple Watchの値上げは大きく2つのタイミングで起きました。最初の値上げは2022年7月、もう1度は2025年9月です。それぞれの経緯と値上げ幅を確認しておきましょう。
2022年7月の大幅値上げ(円安・物価高の直撃)
Appleは2022年7月1日、日本国内のApple製品を一斉値上げしました。Apple Watchも例外ではなく、当時現行だったSeries 7を中心にGPSモデルで+1万円、GPS+Cellularモデルで+1万3,000円という大幅な価格改定が行われました。
この値上げの直接的な引き金は急激な円安でした。2022年3月には1ドル約115円だったドル円レートが、7月には約135円台まで急落。Appleは米国価格を維持しつつ日本向け価格を引き上げるかたちで対応しました。値上げ幅がこれほど大きかったのは、円安の進行スピードが異例に速かったためです。
為替と日本価格の関係
Appleの日本価格は「米国価格×為替レート」をベースに設定されます。円安が進むほど同じ商品でも日本円での価格が上がるため、Appleが米国価格を変えなくても日本での値上げが起きます。ただしAppleが設定するドル円レートは実勢より5〜7円ほど円高方向に設定する傾向があり、ある程度の円安は吸収してから価格改定に踏み切ります。そのため、円安が進んでも即座に値上げが起きるわけではなく、「限界を超えたとき」にまとめて引き上げが行われます。
2025年9月の値上げ(Series 11・SE 3・Ultra 3)
Appleが2025年9月10日に発表し、9月19日に発売したApple Watch Series 11・SE 3・Ultra 3は、いずれも前モデルより値上がりした価格設定で登場しました。
Appleは米国価格を据え置いた一方、日本価格は前モデル比でSeries 11が+5,000円、SE 3が+3,000円、Ultra 3が+1,000円の値上げとなりました。2022年以降、140円台後半が円安の「新常態」となったことが背景にあります。
Apple Watch モデル別の値上げ幅一覧【新旧価格比較表】
2022年と2025年、それぞれの値上げでどのモデルがいくら上がったのかを比較してみましょう。2度の値上げを経て、モデルによっては発売当初から1万円以上高くなっているものもあります。
Apple Watch Series(無印)の価格変化
2022年の値上げではSeries 7が対象でした。2025年にはSeries 11として新モデルが登場し、前モデルのSeries 10からさらに5,000円の値上げとなっています。
| モデル | 値上げ前 | 値上げ後 | 値上げ幅 | 時期 |
|---|---|---|---|---|
| Series 7 GPS 41mm | 48,800円 | 58,800円 | +10,000円 | 2022年7月 |
| Series 7 GPS 45mm | 52,800円 | 62,800円 | +10,000円 | 2022年7月 |
| Series 7 GPS+Cellular 41mm | 60,800円 | 73,800円 | +13,000円 | 2022年7月 |
| Series 7 GPS+Cellular 45mm | 64,800円 | 77,800円 | +13,000円 | 2022年7月 |
| Series 11 GPS 42mm | 59,800円(Series 10) | 64,800円 | +5,000円 | 2025年9月 |
| Series 11 GPS 46mm | 64,800円(Series 10) | 69,800円 | +5,000円 | 2025年9月 |
Apple Watch SEの値上げ幅
エントリーモデルのSEも2022年と2025年の両方で値上がりしています。2022年7月の値上げ(SE初代→GPS 40mmで+8,000円)と2025年9月(SE 2→SE 3でさらに+3,000円)を合わせると、エントリーモデルでも約1万円以上の値上がりとなっています。
| モデル | 値上げ前 | 値上げ後 | 値上げ幅 | 時期 |
|---|---|---|---|---|
| SE GPS 40mm(初代→値上げ後) | 32,800円 | 40,800円 | +8,000円 | 2022年7月 |
| SE GPS 44mm(初代→値上げ後) | 36,800円 | 44,800円 | +8,000円 | 2022年7月 |
| SE GPS+Cellular 40mm(初代→値上げ後) | 38,800円 | 47,800円 | +9,000円 | 2022年7月 |
| SE GPS+Cellular 44mm(初代→値上げ後) | 42,800円 | 51,800円 | +9,000円 | 2022年7月 |
| SE 3 GPS 40mm(SE 2比) | 34,800円 | 37,800円 | +3,000円 | 2025年9月 |
| SE 3 GPS 44mm(SE 2比) | 39,800円 | 42,800円 | +3,000円 | 2025年9月 |
Apple Watch Ultraの価格変化
Apple Watch Ultraは2022年に初代モデルとして登場し、すでに高価格帯からスタートしました。2025年9月のUltra 3は前モデル(Ultra 2: 128,800円)から+1,000円の129,800円に設定されています。他モデルと比べると値上げ幅は小さいですが、もともとの価格が高いため負担感は大きいモデルです。
| モデル | 旧価格 | 新価格 | 値上げ幅 | 時期 |
|---|---|---|---|---|
| Ultra 3(Ultra 2比) | 128,800円 | 129,800円 | +1,000円 | 2025年9月 |
Apple Watchが値上げされた理由
Apple Watchの値上げには大きく2つの構造的な要因があります。「なぜこんなに高くなってしまったのか」と疑問に思っている方も多いと思いますので、仕組みをわかりやすく解説します。
円安・ドル高が日本価格に直撃する仕組み
Appleは世界共通の米国ドル建てで製品を設計・製造し、各国に異なる現地通貨で価格を設定します。日本向けの価格は「米国価格 × ドル円レート」を参考に設定されるため、円安が進むほど日本円での価格が上がります。
2022年3月時点では1ドル約115円でしたが、2022年7月の値上げ実施時には約135円まで円安が進行していました。その後もドル円は高止まりが続き、2025年9月のSeries 11発売時は140円台後半が常態化。2026年5月現在も157円台後半と高水準が続いています。
Appleの換算レートには「バッファ」がある
Appleは実勢レートよりやや円高寄りの換算レートで日本価格を設定するため、円安が進行しても即座に値上げされるわけではありません。ただしレートが一定水準を超えると、まとめて価格改定が行われます。
2025年以降:トランプ関税という新たな要因
2025年4月2日にトランプ政権が発動した「相互関税」は、スマートフォンやPCを含む多くの製品に高率の関税を課すものでした。Apple製品も当初は対象でしたが、4月11日にスマホ・PCが関税免除となり、直接的な影響は回避されました。
ただし、Apple WatchはスマートウォッチとしてiPhoneとは別カテゴリに分類されるため、今後の関税措置の対象になりえます。また製造コストの上昇が間接的に日本価格へ転嫁される可能性も残っています。
今後もApple Watchは値上げされる?2026年以降の見通し
2026年5月現在、ドル円レートは157円台後半と引き続き高水準で推移しています。Appleが設定する日本向け価格の「バッファ」がすでに削られている状態とも言え、条件次第ではさらなる値上げが起きてもおかしくない状況です。
また、2026年秋にはApple Watch Series 12の発売が見込まれています。例年通りの9月発売となれば、新モデルへの移行タイミングで前モデル比での値上げが設定される可能性があります。現行のドル円水準が続けば、Series 11のときと同様かそれ以上の値上げ幅となる可能性を考慮しておくべきでしょう。
- 現行モデル(Series 11・SE 3)で十分な機能が揃っている
- 円安が今後さらに進む可能性がある
- 秋の新モデル発売と同時に現行モデルが値上がりするリスクがある
- プライシーで価格チャートを確認して底値を狙えるタイミング
- 2026年秋の新モデルに搭載される新機能を期待している
- 円高に戻る可能性に賭けて価格が落ちるのを待てる
- 現在使用中のApple Watchがまだ使える状態
値上がりが続くApple Watchをできるだけ安く買う方法
値上がりが続いていても、タイミングと方法を工夫すれば定価より安く購入できるチャンスがあります。ここでは実践的なアプローチを2つお伝えします。
プライシーで価格推移を確認して買い時を見極める
Apple Watchはセールや期間限定値下げで定価より数千円〜1万円以上安くなるタイミングがあります。たとえば、Amazon初売りセールではApple Watch Series 11が7,000円超オフになった実績もあります。問題は、その「安い瞬間」を見逃してしまうことです。
プライシーアプリ(iOS/Android対応)では、各商品の過去の価格推移チャートを確認できます。「この商品は今まで最安いくらだったのか」「直近で値下がりしているのか」が一目でわかるので、焦って定価で買うよりも賢い判断ができます。値下がりを検知したときにプッシュ通知でお知らせする機能もあるので、タイムセールも取りこぼしません。
現在販売中のApple Watchの価格推移チャートをプライシーで確認できます:
型落ちモデルで賢く節約する
新モデルが発売されると、ひとつ前のモデルの在庫処分が始まり、価格が下がりやすくなります。たとえばSeries 10の中古相場は2026年4月時点で約43,900円前後。現行のSeries 11(新品64,800円〜)と比べると2万円以上安く手に入る可能性があります。
日常使いであれば型落ちモデルで十分な機能が揃っていることも多く、節約しながらApple Watchを楽しむ有力な選択肢です。
プライシーでApple Watchの価格推移をチェック
値下がりを検知したらプッシュ通知でお知らせ。過去の最安値もグラフで一目確認できます(iOS / Android対応)。
プライシーアプリを無料で使うよくある質問
Apple Watchは2022年7月1日と2025年9月(Series 11・SE 3・Ultra 3の発売時)の2度、大きな値上げが実施されました。2022年は急激な円安(115円台→135円台)を背景に、GPSモデルで最大+1万円、GPS+Cellularモデルで最大+1万3,000円の値上げとなりました。2025年は円安の常態化(140円台後半)を受け、Series 11で+5,000円、SE 3で+3,000円、Ultra 3で+1,000円の値上げとなりました。
主な理由は円安です。Appleは米国ドル建てで製品を設計し、各国の現地通貨で価格を設定します。円安が進むと同じドル建て価格でも日本円換算での金額が上がるため、Appleは日本向け価格を引き上げました。特に2022年は急激な円安が主因で、2025年以降は140〜160円台の円安が「新常態」となったことが背景にあります。
2025年9月のモデル別値上げ幅は、Apple Watch Series 11(前モデルSeries 10比)が+5,000円、Apple Watch SE 3(前モデルSE 2比)が+3,000円、Apple Watch Ultra 3(前モデルUltra 2比)が+1,000円です。2026年5月現在の定価はSeries 11 GPS 42mmが64,800円、SE 3 GPS 40mmが37,800円、Ultra 3が129,800円です。
可能性は否定できません。2026年5月現在、ドル円は157円台後半と高水準が続いており、円安が続く限りAppleが将来の新モデルで再度価格を引き上げるリスクがあります。2026年秋には新モデル(Series 12)の発売が見込まれますが、現在のドル円水準が続けば価格が上がる可能性があります。価格の値動きをプライシーで監視しておくと、底値のタイミングで購入しやすくなります。
この記事のまとめ
- ✓Apple Watchは2022年7月(最大+1万3,000円)と2025年9月(最大+5,000円)の2度、大幅値上げが行われた
- ✓値上げの主因は円安(115円→135円→140円台後半へ)。Appleの米国価格が同じでも円安が進むと日本価格が上がる
- ✓2026年5月現在もドル円は157円台後半と高水準で、さらなる値上げリスクが残る
- ✓プライシーの価格チャートで過去の値下がりタイミングを確認しながら底値での購入を狙うのが賢い方法
