エルメスのバーキンが2026年2月1日に価格改定を実施しました。バーキン25は約13万円、バーキン30は約18万円の値上がりとなり、バーキン25の定価は初めて200万円台を突破しています。この記事では、最新の値上げ詳細・サイズ別定価・過去の推移・今後の予測を、業者調査データをもとにまとめています。

結論
2026年2月1日、バーキンの定価が改定されました
バーキン25の参考定価は 2,013,000円(改定前:1,881,000円)へ。値上げ率は約+7.0%(+132,000円)です。
バーキン30は 2,233,000円(改定前:2,057,000円、+8.6%)、バーキン35は 2,442,000円(改定前:2,222,000円、+9.9%)に改定されています。
※エルメスは公式定価を非公開としているため、本記事の価格はすべて業者調査による参考価格です。

2026年エルメス バーキンの値上げ|いつから・いくら上がった?

2026年2月1日に価格改定を実施

エルメスは2026年2月1日より、バーキンをはじめとする主要商品の日本国内参考定価を改定しました。近年は毎年2月に価格改定が行われており、2026年も例年通りのタイミングで実施されています。

エルメスは公式サイトで定価を公開していないため、改定後の価格は各ブランド品買取・販売業者の調査や店頭価格をもとに確認するのが一般的です。「参考価格」「業者調査価格」として広く流通しているデータを本記事では使用しています。

バーキン25・30・35 新旧価格比較表

2025年2月改定後と2026年2月改定後の価格を比較すると、以下のとおりです(出典:ブラリバ Revalue News / 買取大吉)。

サイズ 改定前(2025年2月後) 改定後(2026年2月後) 差額 値上げ率
バーキン25 1,881,000円 2,013,000円 +132,000円 +7.0%
バーキン30 2,057,000円 2,233,000円 +176,000円 +8.6%
バーキン35 2,222,000円 2,442,000円 +220,000円 +9.9%
バーキン40 2,398,000円 2,541,000円 +143,000円 +6.0%

※バーキン40の改定前定価は業者調査でも確認できなかったため表記なし。価格はすべて業者調査による参考価格。

値上げ率7〜9%は「大幅」か?他ブランドと比べると

2026年の値上げ率7〜9%という数字は、同時期の他ハイブランドの改定幅と比べても決して小さくありません。ルイ・ヴィトンやシャネルが3〜5%台の値上げを行うことが多い中、エルメスは2024年の一部商品で10〜20%という大幅改定を実施した実績もあります。

金額ベースで見ると、バーキン25の今回の値上がり額は+132,000円。一般的なブランドバッグ1個分に相当する額が一度の改定で上乗せされているため、購入を検討している方にとっては看過できない水準といえるでしょう。

【2026年最新】バーキン定価一覧|サイズ・素材別

2026年2月改定後の参考定価をサイズ別にまとめました(出典:買取大吉)。いずれも業者調査による参考価格です。

バーキン 25
201.3万円
2,013,000円(2026年2月改定後)
バーキン 30
223.3万円
2,233,000円(2026年2月改定後)
バーキン 35
244.2万円
2,442,000円(2026年2月改定後)
バーキン 40
254.1万円
2,541,000円(2026年2月改定後)

バーキン25の定価(2026年2月改定後)

バーキン25は2,013,000円が現在の参考定価です。コンパクトでデイリーユースにも対応できるサイズとして人気が高く、流通量が少ないぶん中古市場でも定価を大幅に上回る取引が常態化しています。バーキンシリーズの中で最も需要が集中するサイズでもあります。

バーキン30の定価(2026年2月改定後)

バーキン30は2,233,000円が現在の参考定価です。バーキンの「スタンダードサイズ」として最も知名度が高く、コレクターからビジネスシーンまで幅広い層に支持されています。中古市場での流通量が最も多いサイズでもあります。

バーキン35の定価(2026年2月改定後)

バーキン35は2,442,000円が現在の参考定価です。荷物が多い方や旅行バッグとしても使えるゆとりのあるサイズ感で、ビジネス用途での人気もあります。近年の値上がり幅が25・30に比べてやや大きい傾向があります。

バーキン40の定価(2026年2月改定後)

バーキン40は2,541,000円が現在の参考定価です。バーキンシリーズ中最大サイズで、大容量のトラベルバッグとして使えます。流通量が少なく、エルメスのブティックで入手するのはさらに困難とされています。

エキゾチックレザー(クロコ・オーストリッチ)の価格帯

クロコダイルやオーストリッチといったエキゾチックレザーのバーキンは、通常のカーフ・トゴレザーとは別格の価格帯です。2024年時点でバーキン25のクロコダイル(マット・クロコ)は約6,391,000円と報告されており、通常レザーの約3倍以上の価格帯です。オーストリッチ(ダチョウ革)も通常レザーの2〜3倍が目安とされています。これらのエキゾチックレザーも毎回の定価改定の対象となっています。

2026年改定での注目点:牛革素材の価格が統一今回の2026年2月改定では、トゴ・エプソンなど牛革素材のサイズ間価格差が従来よりも縮小・統一される方向で整理されたことが確認されています(出典:FIRSTCLASS)。これにより、以前は素材ごとに価格が細かく異なっていたものが整理され、より分かりやすい価格体系に近づいています。

バーキン定価の推移|2021〜2026年の5年間

年別の定価一覧(バーキン25/30 トゴ基準)

バーキン25・30のトゴレザーを基準に、確認できた年別の参考定価をまとめます(出典:ウリドキ / ブラリバ Revalue News)。

改定時期 バーキン25 前回比 バーキン30 前回比
2022年末(改定前) 1,331,000円 1,474,000円
2023年1月 改定後 1,474,000円 +10.7% 1,639,000円 +11.2%
2024年2月 改定後 1,738,000円 +17.9% 1,903,000円 +16.1%
2025年2月 改定後 1,881,000円 +8.2% 2,057,000円 +8.1%
2026年2月 改定後 2,013,000円 +7.0% 2,233,000円 +8.6%

2021〜2022年の間にも複数回の値上げが実施されており(出典:なんぼや)、2021年3月・2022年2月・2022年8月に各5%前後の改定が確認されています。

5年で何割値上がった?累積変化率

バーキン25 参考定価の推移(トゴレザー)
プライシー調べ
100万 150万 200万 250万 133.1万 147.4万 173.8万 188.1万 201.3万 2022末 2023年 2024年 2025年 2026年
2022年末 参考定価
133.1万
バーキン25
2026年2月 参考定価
201.3万
バーキン25
3年強の累積上昇率
+51.2%
2022末→2026年2月

2022年末から2026年2月までの約3年強で、バーキン25の参考定価は133万1,000円から201万3,000円へと51.2%上昇しました。同期間の消費者物価指数の上昇率(数%台)と比べると、バーキンの値上がりペースは突出しています。

さらに長い目線で見ると、バーキンが誕生した1984年当初の定価は約50万円程度だったといわれており(出典:FIRSTCLASS)、約40年で4倍以上に上昇した計算になります。ブランドの希少価値と円安・原材料費の長期的な上昇が複合した結果といえるでしょう。

特に2024年2月の改定では前年比+17.9%という大幅な値上がりがありました。年によって改定幅が大きく異なるのも特徴で、「今年は小幅だったから来年も少ない」とは判断できない難しさがあります。

他のエルメス商品(ケリー・ピコタン)との比較

バーキンと並ぶエルメスの代表作「ケリー」も、毎年ほぼ同時期・同水準の価格改定を受けています。ピコタンなど比較的手頃なラインも同様に年次改定の対象となっています。エルメス全ラインにわたる最新の価格改定情報は以下の記事もご覧ください。

バーキンはなぜ値上がり続けるのか?4つの理由

毎年欠かさず値上げが実施されるバーキンですが、その背景には複合的な要因が絡み合っています(出典:ブラリバ Revalue News)。

1

高級皮革・原材料費の高騰

バーキンに使われるトゴ・エプソン・カーフなどの高品質レザーは、食肉産業の早期出荷トレンドの影響で傷のない大判革の調達が難しくなっています。希少素材の確保コストが年々上昇しており、定価改定に直結しています。

2

熟練職人の人件費上昇

エルメスのバッグはフランスの自社工房で熟練した職人が一つひとつ手縫いで製作します。1つのバーキンを完成させるまでに10〜15時間以上を要するともいわれ、職人の育成・雇用コストの上昇が製品価格に転嫁されています。

3

円安による国内価格への転嫁

バーキンはフランスで製造・ユーロ建てで価格設定されているため、円安が進むほど日本円での参考定価は上昇しやすくなります。2026年5月時点でも円安水準が続いており、この為替環境が値上がりを後押ししています。

4

供給制限とブランド価値維持戦略

エルメスはバーキンの年間生産量の増加を意図的に約6〜7%程度に制限しているとされています。需要が供給を大幅に上回る状態を作り出すことで、「誰でも手に入れられない最高級品」としてのブランド価値を維持し続ける戦略です。

ルイ・ヴィトンやシャネルなど他のハイブランドも同様に毎年値上げを続けています。ハイブランド全体の値上げトレンドについては以下の記事もご参照ください。

次の値上げはいつ?2027年の予測

例年2月に実施されるパターン

2023年・2024年・2025年・2026年と、4年連続で2月1日に定価改定が実施されています。このパターンから、2027年2月頃にも価格改定が行われる可能性が高いとみられています。

また、2024年8月には一部商品で10〜20%の追加改定が行われた実績もあります。メインの改定は2月ですが、年の途中に追加の改定が入ることもある点は覚えておくとよいでしょう。

⚠️ 注意:2027年以降の価格改定はエルメスから正式に発表されていません。以下の予測はあくまで過去のパターンをもとにした参考情報です。確定的なものではありません。

2027年の予想値上げ幅(5〜15%)

過去の改定実績をもとにした参考情報として、2027年も5〜15%程度の値上げが想定されます。バーキン25に当てはめると、2027年2月の参考定価は約210〜230万円前後というシナリオも考えられます。

ただし年による幅が大きいため(2024年は+17.9%、2026年は+7.0%)、予測はあくまでひとつの目安としてとらえてください。

バーキンの中古市場・資産価値|定価上昇で相場はどう動く?

定価上昇→中古相場も連動して上がる

バーキンの定価が上がると、中古市場でもそれに連動して価格が上昇する傾向があります。メカニズムはシンプルで、「定価が高くなる → 正規ルートでの入手がさらに困難になる → 中古への需要が増す → 中古相場が上がる」という連鎖です。

この傾向は過去10年以上にわたって継続しており、2000年代初頭のバーキン30の参考定価は約90万円だったのに対し、現在は223万3,000円。約20年で2.5倍以上になっています。

定価を上回る取引も:バーキン30(黒・トゴ)の中古相場

特に需要の高いカラー・素材では、中古買取相場が定価を大幅に上回るケースも珍しくありません。バーキン30(黒・トゴ)の新品同様品の買取価格は約340万円と、定価223万3,000円の約152%で取引されています。

また、バーキン25の新品は350万円以上での買取も確認されており、定価の174%を超える水準です。

商品 2026年2月 参考定価 中古買取相場(目安) 対定価比
バーキン25(人気色・未使用) 2,013,000円 350万円以上 約174%以上
バーキン30(黒・トゴ・新品同様) 2,233,000円 約340万円 約152%
バーキン30(中古・状態AB) 2,233,000円 200万円以上 多数 約90%〜

中古買取相場はカラー・状態・流通時期により大幅に変動します。上記はあくまで目安です。

ブランドバッグの中で「最も値崩れしにくい」理由

バーキンは「身に着けられる資産」として世界的に認知されています。需要の安定性・価格下落リスクの低さ・長期保有時の耐久性という3つの要素が揃っていることが、他のブランドバッグとの大きな違いです。定価が上がるほど「買えない人が増える→既存保有者の希少性価値が上がる」という好循環も働いています。

エルメスブランドの他商品の価格帯や詳細については、以下の記事も参考にしてください。

今どうする?バーキンの購入・売却タイミングの判断軸

「値上がりが続くなら今すぐ買うべき?」「持っているバーキンを今売るべき?」——そんな判断に迷っている方のために、状況別の考え方を整理しました。

「今すぐ購入」が有利なケース

毎年値上がりが続く傾向から、早く購入するほど定価ベースでは得になります。ただし正規ルートでの入手自体が非常に困難なため、「欲しいときに購入できる機会が訪れた」という状況こそ最優先の判断ポイントです。次回の値上げ前にタイミングが来ていれば、積極的に検討する価値があります。

「売却」を検討すべきケース

新品未使用や状態の良いバーキンを保有している場合、中古相場が定価を大幅に上回っている今は売却の好機といえます。特に人気の高いカラー・サイズは流通量が少ないため、希少性プレミアムが上乗せされやすい状況です。

「待つ」が成立しない理由

多くのブランドバッグでは「セール時期まで待つ」戦略が有効ですが、バーキンにはセールがありません。正規ブティックでは定価販売のみで、年に一度2月の改定で値上がりするサイクルが続いています。つまり「待てば安くなる」可能性はほぼゼロで、待てば待つほど定価が上がる一方という現実があります。

✓ 今すぐ購入が有利なケース
  • 購入できる機会(入荷・紹介)があるとき
  • 2027年2月の次回改定前に間に合わせたい
  • 資産として長期保有を検討している
  • 予算が2026年定価の範囲内に収まっている
→ 売却を検討すべきケース
  • 新品未使用や状態ABの人気カラーを保有している
  • 定価を大幅に上回る査定額が出ているとき
  • 購入から時間が経過して使用頻度が下がっている
  • 買い替え資金や資産整理として活用したい

ロレックスなど他のハイブランド製品も同様に、毎年値上げを続けながら中古相場が定価を上回る状況が続いています。値上がり傾向の背景を比較したい方はこちらもご覧ください。

よくある質問

バーキンの値上げは毎年あるの?

2023年・2024年・2025年・2026年と、4年連続で毎年2月1日に価格改定が実施されています。このパターンから、2027年以降も毎年2月頃の値上げが続くと予想されています。ただし時期・幅ともに公式未発表であるため、予測はあくまで参考情報です。

バーキン25の現在の定価はいくらですか?

2026年2月の改定後、バーキン25の参考定価は2,013,000円です。エルメスは公式定価を非公開としているため、この価格は業者調査による参考価格です。バーキン30は2,233,000円、バーキン35は2,442,000円となっています。

バーキンはAmazonや楽天で買えますか?

エルメスの正規品はAmazon・楽天などのECサイトでは販売されていません。正規購入はエルメスの直営ブティックのみです。中古品は一部フリマサイトや中古ブランド品店で流通していますが、真贋確認には十分な注意が必要です。

エルメスの定価はなぜ公表されないの?

エルメスは「価格はブティックでご確認ください」というスタンスをとっており、主要商品の定価を公式サイトや広告で開示しない慣行があります。価格は各国の市場状況・為替レートに応じて設定されるため、業者調査による参考価格が広く参照されています。

値上げ前に急いで買う必要はある?

バーキンにはセールがなく、毎年2月の定価改定で価格が上がる傾向が続いています。「待てば安くなる」ことはないため、購入機会が訪れたときに逃さないことが重要です。ただし正規ブティックでの入手機会自体が非常に限られているため、「急いで入手できる」という状況でもないのが現実です。

まとめ

バーキン値上げ:この記事のポイント

  • 2026年2月1日、バーキンの定価が改定。バーキン25は2,013,000円(+7.0%)、バーキン30は2,233,000円(+8.6%)に
  • 2022年末から2026年2月の約3年強で、バーキン25の参考定価は51.2%上昇
  • 値上がりの背景は「皮革コスト高騰」「職人人件費上昇」「円安」「供給制限戦略」の4要因
  • 2027年2月頃にも5〜15%程度の値上げが予測される(未確定)
  • バーキン30(黒・トゴ)の新品同様品は中古市場で約340万円。定価の152%で取引されている
  • セールは存在しない。「待てば安くなる」はなく、購入機会が来たときが買い時

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