「ピースを買うたびに高くなった気がする」——そう感じている方は少なくないはずです。このページでは、ピース全7種類の2026年現在の価格一覧と、2019年から現在までの値上げ推移をひとつの表で整理しました。さらに、2027年以降に予定されている段階的増税による値上げ予測まで、まとめて解説します。

結論
ピース(Peace)の現在の値段と今後の値上げは?

主力のピース(20本入)は現在600円(税込)。2024年4月に560円から値上げされ、現在に至ります。

2026年は紙巻きたばこの追加値上げは予定されていませんが、2027年4月からは3年連続で1箱あたり+10円ずつのたばこ税増税が決まっています。2029年4月以降は最低でも630円以上になる見込みです。

ピース全7種類の2026年現在の値段一覧

2026年5月現在、コンビニ等で購入できるJT公式サイトに掲載されているピースの現行ラインナップは、紙巻きたばこ6種類+リトルシガー1種類の計7銘柄です。

紙巻きたばこ6種類の価格一覧

銘柄 価格(税込) 入数 タール ニコチン 発売年
ピース(20本入) 600円 20本 21mg 1.9mg 1965年
ピース・ライト・ボックス 600円 20本 10mg 0.9mg 1991年
ピース・スーパーライト・ボックス 600円 20本 6mg 0.6mg 1996年
ザ・ピース 1,000円 20本 10mg 1.0mg 2012年
ピース(50本入) 1,500円 50本 28mg 2.3mg 1949年
ピース(10本入) 300円 10本 28mg 2.3mg 1946年

※JT公式サイトより。価格は全て税込。

主力の「ピース(20本入)」「ピース・ライト・ボックス」「ピース・スーパーライト・ボックス」の3銘柄は、いずれも現在600円で横並びになっています。一方でプレミアムラインの「ザ・ピース」は2012年の発売以来、増税の波を乗り越えながらも1,000円を一貫して維持しているのが特徴です。

ピース・リトルシガーの価格

銘柄 価格(税込) 入数 販売場所
ピース・リトルシガー 650円 20本 CLUB JTオンラインショップ・一部専門店

ピース・リトルシガーはコンビニでは購入できません。CLUB JTオンラインショップと一部の専門販売店のみでの取り扱いです。普通のコンビニや量販店の棚には並んでいないので、購入を検討している方はご注意ください。

ピースの通称・愛称(缶ピース・ショートピース・金ピース)

ピースにはいくつかの通称・愛称があり、昔から吸われている方を中心に今も広く使われています。「缶ピースってどれ?」「ショートピースは今いくら?」という疑問を持っている方のために、正式銘柄名との対応をまとめました。

通称・愛称 正式銘柄名 現在の価格 特徴
缶ピース ピース(50本入) 1,500円 スチール缶入りのフィルターなし両切りたばこ。密閉缶がたばこ葉の鮮度を保ち、開封時の甘い香りが愛好家に人気。
ショートピース・ショッピ ピース(10本入) 300円 フィルターなし両切りの10本入り。短くて強い吸いごたえから「ショッピ」の愛称で親しまれる。タール28mgの濃厚な味わい。
金ピース・ロングピース ピース(20本入) 600円 ピースで最もスタンダードなフィルター付き20本入り。バージニア葉の豊かな香りとフィルターの吸いやすさが両立した定番品。

※通称・愛称は公式名称ではなく、愛好家・喫煙者の間で使われている俗称です。

ピースの値上げ推移(2019〜2026年)

「いつ、いくら値上がったのか」をひと目で確認できるよう、主要銘柄の価格推移を1枚の表にまとめました。

改定時期 ピース(10本) ピース(20本) ピース(50本) リトルシガー
〜2019年9月 230円 460円 1,150円 500円
2019年10月〜 250円 ▲20円 500円 ▲40円 1,250円 ▲100円 500円(変わらず)
2020年10月〜 260円 ▲10円 510円 ▲10円 1,300円 ▲50円 540円 ▲40円
2021年10月〜 280円 ▲20円 560円 ▲50円 1,400円 ▲100円 600円 ▲60円
2024年4月〜(現行) 300円 ▲20円 600円 ▲40円 1,500円 ▲100円 650円 ▲50円

※SMOPIA掲載データをもとに作成。価格は全て税込。「ザ・ピース」は2012年発売以来1,000円を維持。

2019年以前と比べると、ピース(20本入)は460円→600円で約+30%の値上がりになります。特に大きかったのは2021年10月の改定で、主力の20本入りが一気に50円値上がりしました。2026年現在は据え置かれているものの、過去7年間で4回の改定を経ており、今後も値上がりが続く見通しです。

ピースが値上がりし続ける理由

「なぜここまで値上がりするのか」と感じている方も多いはずです。ピースをはじめとするたばこ製品の価格上昇には、主に2つの要因があります。

たばこ税の段階的増税

たばこの価格には「たばこ税(国税2種)」「地方たばこ税(都道府県・市区町村)」「消費税」の合計5種類の税金が含まれており、一般的な紙巻きたばこの税負担率は約6割に達します。価格のうち6割が税金というのは、実感よりずっと高い割合ですよね。

日本ではたばこ税は過去に何度も引き上げられており、値上げのたびに税増加分が価格に転嫁されてきました。2019年・2020年・2021年・2024年の4回の値上げも、すべてたばこ税の改定が主な要因です。

バージニア葉の高騰・円安・物流コスト上昇

ピースは「最高級バージニア葉100%使用」が特長のブランドです。このバージニア葉は海外産の輸入原料であるため、世界的な原材料価格の上昇に加え、円安によるコスト高の影響を直接受けやすい構造になっています。

さらに、人件費・物流費の上昇も価格に反映されており、たばこ税の増税だけでなく複合的な要因で値上げが続いています。2024年末〜2025年にかけて「ピース・アロマ・インフィニティ」など複数の銘柄が販売終了となった背景にも、こうしたコスト圧力があります。

2027年以降のピース値上げ予定

2026年は紙巻きたばこの追加値上げはありませんが、2027年4月から3年連続で段階的な増税が決まっています。

2027〜2029年の増税スケジュール

時期 増税内容 20本入り1箱への影響
2027年4月〜 国たばこ税 1本あたり+0.5円 +10円
2028年4月〜 国たばこ税 1本あたり+0.5円(2回目) +10円
2029年4月〜 国たばこ税 1本あたり+0.5円(3回目) +10円
2027〜2029年 累計 1本あたり合計+1.5円 合計+30円

この増税は「防衛力強化の財源確保」と「加熱式たばこと紙巻きたばこの税負担格差の解消」を目的としたもので、令和7年度税制改正大綱で決定されています。

銘柄別の値上げ予想(税分のみ転嫁した場合)

以下はあくまで試算です。実際の小売価格は増税前のメーカー発表を確認してください。税増加分がそのまま価格転嫁された場合のシミュレーションです。

銘柄 現在(2026年) 2027年4月〜(予想) 2028年4月〜(予想) 2029年4月〜(予想)
ピース(20本入) 600円 610円 620円 630円
ピース・ライト・ボックス 600円 610円 620円 630円
ピース・スーパーライト・ボックス 600円 610円 620円 630円
ザ・ピース 1,000円 1,010円 1,020円 1,030円
ピース(50本入) 1,500円 1,525円 1,550円 1,575円
ピース(10本入) 300円 305円 310円 315円
ピース・リトルシガー 650円 660円 670円 680円

※税増加分(1箱あたり+10円/年、50本入りは+25円/年)のみを転嫁した場合の試算。実際の価格はメーカー発表を確認してください。

2029年4月には、今の600円が少なくとも630円以上になる計算です。年換算ではたばこ代が増えていくため、節約を考えている方は今後の動向に注目しておきましょう。

販売終了となったピースの銘柄一覧

かつては数十種類あったピースのラインナップですが、特に2022〜2025年にかけて整理が進みました。販売終了となった主な銘柄は以下の通りです。

銘柄名 販売終了時期
ピース・アロマ・メンソール 2022年10月
ピース・マスターズ・セレクション 2024年初頭
ピース・アロマ・インフィニティ 2024年12月(在庫売り尽くし)
ピース・アロマ・ロイヤル・100's 2024年12月
ピース・アロマ・クラウン・100's 2024年12月

これらのラインナップ整理の背景には、輸入バージニア葉の調達コスト上昇喫煙者数の減少による市場縮小があります。需要の高い定番7銘柄に生産資源を集中させることで、安定供給体制を維持する方向にシフトしたと考えられます。

「もうあの銘柄を見かけなくなった」と感じている方は、廃盤になっている可能性があります。現行ラインナップはJT公式サイトで確認できます。

よくある質問

ピースはコンビニで買えますか?

ピース(20本入)・ピース・ライト・ボックス・ピース・スーパーライト・ボックスなどの主要銘柄は、主要コンビニや量販店のたばこコーナーで購入できます。ただし、「ザ・ピース」は全国一部の対面販売店のみでの取り扱いとなっており、コンビニに置いていない場合もあります。また、「ピース・リトルシガー」はCLUB JTオンラインショップと一部の専門店のみとなっており、コンビニでは購入できません。

缶ピース(ピース50本入)の1本あたりの値段は?

現在の缶ピース(ピース50本入)は1缶1,500円(税込)です。1本あたりに換算すると30円になります。ピース(10本入)は300円なので同じく30円/本と同価格帯ですが、缶はスチール缶で密封性が高く、たばこの鮮度が保たれやすいのが特長です。

ザ・ピースはなぜ値上げされないのですか?

JTからの公式コメントはありませんが、「ザ・ピース」は2012年の発売時から1,000円という価格設定を維持し続けています。他の銘柄が複数回の値上げを経てきた中でも据え置かれており、プレミアムブランドとしての位置づけを長期的に守ってきたことがわかります。ただし、2027年以降の段階的増税では「ザ・ピース」も対象となるため、2027年4月以降は値上げが予想されます。

ピース(紙巻きたばこ)の次の値上げはいつですか?

2026年のたばこ税改定は加熱式たばこのみが対象で、紙巻きたばこは据え置きです。紙巻きたばこを含む全たばこ製品の次の値上げは2027年4月が予定されており、以降2028年4月・2029年4月と3年連続で引き上げられます。1回あたり1箱(20本入)+10円ずつの計+30円の増税スケジュールが決まっています。

ピースにメンソール(メンソール系銘柄)はありますか?

現在、ピースのメンソール系銘柄は販売されていません。かつては「ピース・アロマ・メンソール」が販売されていましたが、2022年10月に販売終了となっています。現行の7銘柄にメンソール系はなく、ピース=バージニア葉100%の自然な香りを楽しむ銘柄という方向性が強まっています。

まとめ

ピース 値上げ まとめ

  • 主力のピース(20本入)は現在600円(税込)。2024年4月に560円から値上げ
  • 2019年〜2026年の間に計4回値上げ。460円→600円で約30%上昇
  • 値上げの主因はたばこ税の段階的増税と原材料コスト・円安の複合要因
  • 2027年4月から3年連続で+10円/年の増税が確定。2029年には630円以上になる見込み
  • 2022〜2024年にかけてプレミアムラインを中心に5銘柄が販売終了
  • ザ・ピースは2012年以来1,000円を維持しているが、2027年以降は値上げ予定

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