「旅行費用を抑えたいけど、円安でどこも高くなってしまった…」と感じている方に朗報です。日本より物価が安い国はまだまだたくさんあります。アジアを中心に、ヨーロッパや中南米にも、食費・宿泊費ともに日本の半分以下で旅行できる国が多く残っています。この記事では、日本より物価が安い国を地域別にまとめ、各国の費用感・特徴・旅行のコツをわかりやすく解説します。
世界最大の生活費データベース「Numbeo」の調査(127カ国対象)によると、2人分の外食コストで比較すると東南アジア各国は日本より大幅に安い水準です。「日本の物価は高い」と思いがちですが、アジアの中では実は上位(高い側)に位置しています。
| 国 | 外食コスト目安 (2人・3コース相当) |
日本比 |
|---|---|---|
| 🇮🇩 インドネシア | 約2,300円 | 約45% |
| 🇻🇳 ベトナム | 約2,850円 | 約56% |
| 🇲🇾 マレーシア | 約3,570円 | 約70% |
| 🇹🇭 タイ | 約4,250円 | 約83% |
| 🇯🇵 日本(比較基準) | 約5,100円 | 100% |
※Numbeo Cost of Living Rankings(2024年版)をもとに1ドル150円換算で試算。外食コストは食費の参考指標のひとつです。
| 国・地域 | 地域 | 物価水準(対日本比) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ベトナム | 東南アジア | 約1/3〜1/2 | 食費が安く宿泊施設も豊富 |
| インドネシア | 東南アジア | 約1/3 | バリ島など観光地が充実 |
| カンボジア | 東南アジア | 約1/3 | アンコールワット観光の拠点 |
| インド | 南アジア | 約1/5〜1/3 | 地方では格安。都市部はやや高め |
| タイ | 東南アジア | 約1/2〜2/3 | 観光インフラが充実で旅しやすい |
| マレーシア | 東南アジア | 約1/2 | 英語が通じ生活環境も良好 |
| フィリピン | 東南アジア | 約1/2〜2/3 | 英語公用語。美しいビーチが人気 |
| ジョージア | ヨーロッパ | 約1/2〜2/3 | 治安良く欧州最安値クラス |
| ハンガリー | ヨーロッパ | 約2/3 | ブダペストが温泉とグルメで有名 |
| チェコ | ヨーロッパ | 約2/3 | プラハなど世界遺産が多数 |
| ポーランド | ヨーロッパ | 約60〜70% | 公共交通が発達し移動コスト低め |
| ウズベキスタン | 中央アジア | 約1/2 | サマルカンドの青の都が圧巻 |
| ペルー | 中南米 | 約1/2〜2/3 | マチュピチュなど遺跡観光が充実 |
| モロッコ | 中東・北アフリカ | 約1/2〜2/3 | エキゾチックな街並みと食文化 |
※物価水準は2026年5月時点の目安です。為替・時期により変動します。
日本より物価が安いアジアの国
アジアは日本からのフライト時間が短く、費用を抑えやすい国が集中しています。特に東南アジアでは食費・宿泊費ともに日本の1/3〜1/2程度が相場で、少ない予算でも数泊分の滞在費を浮かせられるのが魅力です。地域別に詳しく見ていきましょう。
🇻🇳 ベトナム
ベトナムはアジアの中でも特に物価が安い国として知られており、フォーや生春巻きなどのローカルフードを150〜300円ほどで楽しめます。宿泊費もバックパッカー向けのドミトリーなら1泊1,500円程度から、きれいなブティックホテルでも3,000〜5,000円ほどで見つかります。
ただし、近年はハノイやホーチミンを中心に経済成長と都市化が急速に進んでおり、「思ったより高い」と感じる旅行者の声も増えています。ローカル食堂や屋台を上手に活用することが、コスパよく楽しむポイントです。
ベトナムでおすすめの都市: ハノイ・ホイアン・ダナン・ホーチミンなど。世界遺産のハロン湾クルーズも人気です。
🇹🇭 タイ
タイは日本人観光客に人気の高い国で、屋台のパッタイが300円程度、タイ式マッサージが1時間1,000円ほどとリーズナブルです。公共交通機関も発達しており、英語も通じやすいため、初めての海外旅行にも適しています。
なお、バンコクは近年物価が上昇しています。チェンマイなどの地方都市はバンコクよりも安く滞在できるため、長期滞在を考えている方には地方都市も検討してみてください。
🇮🇩 インドネシア
インドネシアは全体的に見ると日本の1/3程度の物価で、ミネラルウォーター500mlが40円ほど、屋台での食事が300円前後という安さです。観光地として人気のバリ島では、高品質なリゾートホテルに5,000円以下で泊まれるケースもあります。
ただし、バリ島へのLCC直行便は2024年時点で運航していないため、航空券代がやや高くなる場合があります。航空券も含めたトータルコストで考えると、ベトナムやタイよりも割高になることもあります。
🇰🇭 カンボジア
カンボジアはアンコールワットをはじめとする世界遺産で有名で、物価も東南アジアの中でも安い部類に入ります。ローカルフードは300円程度から楽しめます。なお、現地通貨のリエルに加えて米ドルが広く流通していますので、USドルで支払う場面も多いです。
アンコールワット遺跡群の入場券(1日券)は37米ドル(約6,000円)程度です。円安の影響でやや高く感じる方もいますが、世界的に見ても一見の価値ある観光地です。
🇲🇾 マレーシア
マレーシアは中華・マレー・インド系の多民族文化が融合した食文化が魅力で、屋台や食堂での食事代が200〜800円ほどとリーズナブルです。英語が通じやすく、近代的なインフラも整備されているため、快適に長期滞在もしやすい国として移住先としても人気があります。
🇵🇭 フィリピン
フィリピンは英語が公用語で、海外旅行に慣れていない方でも安心して旅行しやすい国です。セブ島やパラワン島などの美しいビーチが人気で、ローカルフードは1食200〜500円ほどです。ダイビングやシュノーケリングなどのマリンアクティビティも比較的安く楽しめます。
🇮🇳 インド
インドは地域によって物価差が大きく、デリーやムンバイなどの大都市では日本の2/3程度、農村部や地方では日本の1/5〜1/3程度まで下がります。路上のチャイが30円ほどで飲め、ローカル食堂では200円前後から食事できます。
ただし、衛生環境に注意が必要です。生水・氷・生野菜は避けるなど、食事の際は気をつけましょう。クレジットカードが使えない地域もあるため、現金も持っておくと安心です。
日本より物価が安いヨーロッパの国
ヨーロッパ=物価が高いというイメージがありますが、東欧・南東欧・コーカサス地域では日本より安い国が多く存在します。歴史的な建物や自然を楽しみながらも、宿泊費・食費が日本よりも抑えられるのが魅力です。
🇬🇪 ジョージア
ジョージアはコーカサス地域に位置する国で、ヨーロッパの中でも特に物価が安いと注目されています。首都トビリシでは地下鉄1回が約57円と格安で、外食も1,000円以下が多いです。ジョージアの小籠包「ヒンカリ」が1個50円ほどで食べられます。
ワインの産地としても有名で、現地では量り売りのワインを1リットル200円ほどで楽しめることも。ただし近年のインフレにより首都の物価は上昇傾向にありますので、渡航前に最新情報を確認してみてください。
ジョージアは日本からビザなしで訪問でき(1年以内360日まで)、ノマドワーカーや長期滞在者にも人気の国です。
🇭🇺 ハンガリー
ハンガリーの首都ブダペストは「ドナウの真珠」と呼ばれる美しい都市で、ヨーロッパ有数の温泉地としても知られています。地元向けのレストランでランチを楽しんでも500〜1,000円ほど、シティホテルに1泊5,000〜9,000円程度で泊まれます。
🇨🇿 チェコ
チェコは日本の2/3程度の物価で知られる東欧の国です。首都プラハは「黄金の都」とも呼ばれ、中世の街並みや世界遺産が多く残る人気観光地です。ヨーロッパらしい観光を楽しみながらも、西欧諸国より費用を抑えて旅行できるのが魅力です。
🇵🇱 ポーランド
ポーランドはヨーロッパの中でも特に物価が安い国のひとつで、全体的に日本の60〜70%程度の水準です。公共交通機関が発達しており、ワルシャワでは地下鉄1日乗り放題のチケットが約485円で購入できます。クラクフの旧市街やヴァヴェル城など、歴史的な観光地も多く残っています。
日本より物価が安い中南米・中央アジア・北アフリカの国
少し遠くなりますが、中南米・中央アジア・北アフリカにも日本より物価が安い国が多数あります。独自の文化・絶景を体験しながら、費用を抑えた旅ができます。
🇵🇪 ペルー
ペルーはマチュピチュなどのインカ遺跡が有名で、世界遺産の宝庫でもあります。現地の物価は日本の半分〜2/3程度ですが、近年インフレが進んでいる点には注意が必要です。地方では食費・宿泊費ともに安く抑えられますが、都市部のリマは物価が上がり気味です。長距離バス移動が格安なのは旅行者にとって嬉しいポイントです。
🇺🇿 ウズベキスタン
ウズベキスタンはサマルカンドやヒヴァなど、青いタイルで飾られたイスラム建築群で有名な国です。1日100,000スム(約1,100円)もあれば食事2回と宿泊代をまかなえるほど物価が安く、日本にとって親日国として知られているのも安心です。治安も比較的良好で、観光地としての注目度が高まっています。
🇲🇦 モロッコ
モロッコは北アフリカに位置するイスラム文化とヨーロッパ文化が融合した国です。青い街シャウエンや砂漠ツアーが有名で、屋台や市場(スーク)ではリーズナブルに食事や買い物が楽しめます。レストランでも地元料理であれば1,000〜2,000円程度から楽しめます。
モロッコでは市場での買い物や移動時に値段交渉が一般的です。最初に提示された価格の3〜5割引が目安とされていますが、しつこい客引きには注意してください。
物価が安い国でさらに節約する旅行コツ
物価が安い国を訪れても、ちょっとした工夫でさらに旅行費用を節約できます。ここでは実践的なコツをご紹介します。
-
1
LCC(格安航空会社)を活用する航空券代は旅行費用の大きな割合を占めます。エアアジア・ジェットスター・ZIPAIRなどのLCCは、大手航空会社より大幅に安い場合があります。定期的に開催されるセールを逃さずチェックして、早めに予約することが節約の鍵です。
-
2
ローカル食堂・屋台を積極的に利用する観光地周辺のレストランは地元の相場より高めに設定されていることが多いです。地元の人が通う市場や屋台、食堂を選ぶと食費を大幅に抑えられます。特にアジア各国ではローカルフードが美味しく、食費を抑えながら現地の食文化も体験できます。
-
3
オフシーズン・平日を狙う観光地では繁忙期(ハイシーズン)に航空券・宿泊費ともに価格が跳ね上がります。オフシーズンや平日に旅行することで、同じ品質の宿泊施設に半額以下で泊まれることも珍しくありません。
-
4
プライシーで旅行グッズの安い時期をチェックするスーツケースや旅行用品も、購入タイミングによって大きく価格が変わります。プライシーのアプリ(iOS/Android対応)を使えば価格推移が確認でき、値下がりタイミングを逃さずチェックできます。
海外旅行の準備グッズも安く揃えましょう。特に変換プラグは渡航先によって異なるコンセント形状に対応したものが必要です。全世界対応タイプなら1つ持っておくだけで安心です。
物価が安い国を旅行するときの注意点
物価が安い国での旅行を充実させるためには、事前に知っておくべき注意点があります。コスト重視で選んだ旅先でも、トラブルを避けることで旅行をより楽しめます。
治安の事前確認は必須
物価が安い国の中には、治安が不安定なエリアもあります。外務省の「海外安全情報」を渡航前に必ず確認し、危険レベルや注意事項をチェックしましょう。観光地として整備されている場所は比較的安全ですが、夜間の外出や人通りの少ない路地には注意が必要です。
スリや置き引きは特に混雑した観光地で多発します。貴重品は分散して持ち、パスポートのコピーも別に保管しておくと安心です。
観光客価格とローカル価格の差に注意
多くの観光地では「外国人向け価格」が設定されており、同じサービスでもローカルの人より高い価格を請求されることがあります。現地の相場を事前に把握し、タクシーやツアーなどを利用する際は料金を事前に確認するか、メーター制を活用しましょう。
食事・衛生面への対策
物価が安い国では屋台や露店が食事の選択肢として豊富にありますが、衛生環境には気をつける必要があります。特に熱帯・亜熱帯のアジア諸国では、生水・氷・生野菜は避け、完全に加熱された食事を選ぶことが食中毒予防の基本です。海外旅行保険への加入も強くおすすめします。
よくある質問
アジアではベトナム・インドネシア・カンボジア・タイ・マレーシアなどが特に物価が安く、食費や宿泊費を日本の1/3〜1/2程度に抑えられます。ヨーロッパではジョージア・ハンガリー・チェコ・ポーランドなどが日本より安い水準です。中南米のペルー・中央アジアのウズベキスタン・北アフリカのモロッコなども物価が低めです。
はい、あります。日本の物価水準と比べると、東南アジアのベトナム・インドネシア・カンボジアなどは円安が進んでも依然として日本の1/3〜1/2程度の物価です。LCCを使った航空券代を含めたトータルコストでも、日本国内旅行より安く旅行できるケースがあります。
主な注意点は3つです。①治安を事前に確認する(外務省の海外安全情報を参照)、②観光客価格とローカル価格の差を把握し、ぼったくりに注意する、③食事・衛生面に気をつける(生水・生野菜を避け、加熱食材を選ぶ)。また渡航前に海外旅行保険への加入を強くおすすめします。
1週間の旅費はいくら?航空券込みのシミュレーション
物価の安さはわかっても、「実際に1週間旅行するといくらかかるの?」と気になりますよね。代表的な3カ国について、LCC利用・1人旅の場合の1週間旅費の目安をまとめました。あくまで参考値ですが、旅行計画の出発点としてご活用ください。
| 費用項目 | 🇻🇳 ベトナム ハノイ・ホーチミン |
🇹🇭 タイ バンコク・チェンマイ |
🇲🇾 マレーシア クアラルンプール |
|---|---|---|---|
| ✈️ 航空券(LCC往復) | 2.5〜4.5万円 | 2.5〜5万円 | 3〜5.5万円 |
| 🏨 宿泊(7泊) | 2.1〜3.5万円 (3,000〜5,000円/泊) |
2.8〜5.6万円 (4,000〜8,000円/泊) |
3.5〜6万円 (5,000〜8,500円/泊) |
| 🍜 食費(7日間) | 約1万円 (屋台〜食堂中心) |
約1.7万円 (屋台〜カフェ中心) |
約1.5万円 (ホーカー〜食堂) |
| 🚇 現地交通・観光 | 約7,000円 | 約1万円 | 約1万円 |
| 💰 合計(目安) | 6〜9万円 | 8〜12万円 | 9〜13万円 |
ポイント: ベトナムはLCCが豊富で1人6万円台から旅行できるケースもあります。旅行費用の変動要因として最も大きいのが航空券代です。LCCのセール情報をプライシーでチェックして、早めに航空券を押さえるのが節約の最大のポイントです。
※上記は2026年5月時点の目安であり、渡航時期・シーズン・個人の消費スタイルにより大きく変動します。あくまで旅行計画の参考値としてお使いください。
まとめ:日本より物価が安い国を選ぶポイント
- アジアが最もコスパ高め。ベトナム・インドネシアは日本の1/3〜1/2水準
- ヨーロッパを旅したいならジョージア・ハンガリー・チェコ・ポーランドがねらい目
- LCCの活用・ローカル食堂の利用・オフシーズン旅行でさらに節約できる
- 物価は安くても治安・衛生・観光客価格に注意。海外旅行保険への加入を忘れずに
- 旅行グッズはプライシーで価格推移を確認し、値下がりタイミングに買うとさらにお得
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